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交響曲第5番 ニ短調 Op.47 / Shostakovich Symphony Works (うにぶ)
交響曲第4番 ハ短調 Op.43 / Shostakovich Symphony Works (うにぶ)
交響曲第4番 ハ短調 Op.43 / Shostakovich Symphony Works (Dr.Strangelove)
交響曲第5番 ニ短調 Op.47 / Shostakovich Symphony Works (Dr.Strangelove)


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交響曲第5番 ニ短調 Op.47 / Shostakovich Symphony Works
とにかく聴いていて楽しい、カタルシスを味わえる曲です。勇壮でもあり、メロディも印象的で、ショスタコーヴィチの15の交響曲中、最もとっつきやすい作品です。
泣いたり笑ったり、落ち込んだり興奮したり。起伏に富んで感情を刺激してくれます。
遅めのテンポをとる指揮者でも速めのテンポをとる指揮者でも、メロディや構成が十分に魅力的なので、どちらにしても楽しめます。
ロジェストヴェンスキー/ソ連国立文化省交響楽団で聴いたらプログレのコンセプト・アルバムみたいに情景が浮かび、冒険の旅に出た気分が味わえました。
感情移入の激しい演奏なら、ロマンティックにすら感じられるバーンスタイン/ニューヨーク・フィルのライヴ盤がお気に入り。
定番のムラヴィンスキー/レニングラード・フィルはテンポにしても激しさにしても、メタラー好みで文句なし。
朝比奈/大阪フィルの不思議な雰囲気も味わい深い……と、きりがないくらい、誰の指揮/演奏で聴いても面白い曲。

うにぶ ★★★ (2016-03-20 21:38:16)


交響曲第4番 ハ短調 Op.43 / Shostakovich Symphony Works
Dr.Strangeloveさんのおっしゃる通り、スラッシュ・メタルを連想させる超高速っぷりにのけぞる奇天烈な交響曲です(前の3作も変てこな交響曲ですが)。
そのまま発表すれば命の危険もあると考えつつ、作曲者が捨て去らずに初演まで20年以上温存した、大編成の超過激な自信作。ど派手なところもあるのですが、全体としてはとっつきにくさもあり、決して「キャッチーな疾走曲」ではありません。
慣れて魅力を感じられるようになるまではちょっと時間のかかるタイプの曲だと思いますが、良い演奏に当たった時の衝撃度も抜群です。
私のお気に入りはラトル/バーニンガム市響のもの。ものすごくクリアな録音で情報量が格段に多く、音の奔流に圧倒されます。得体のしれない恐ろしさという点には欠けるのですが、「え、こんな曲だった!?」と初聴で耳を疑いました。
コンドラシン、ロジェストヴェンスキー、ゲルギエフといったロシアの指揮者で聴いていたときはスレイヤー的暴虐スラッシュだと思っていたんですが、英国のラトルで聴いたらドラゴンフォース的新世代メロスピだったので、びっくり。
あっけらかんと、新たな可能性を示してくれました。難解な曲のようでいて、今後も新たな顔で楽しませてくれそうな作品。

うにぶ ★★★ (2016-03-20 21:21:29)


交響曲第4番 ハ短調 Op.43 / Shostakovich Symphony Works
ショスタコの曲で最もメタルに近い作品である。
突然フルオーケストラが爆音を鳴り響かせたかと思えば
急に無音状態になったりととにかくせわしない。
第1楽章中間部はもはやスラッシュメタルといっても過言ではないだろう。
弦がザクザク、金管は悲鳴を上げ、打楽器がドコドコ打ち鳴らす壮絶な音楽。

Dr.Strangelove ★★★ (2008-03-09 22:12:46)


交響曲第5番 ニ短調 Op.47 / Shostakovich Symphony Works
昔はよく「革命」と副題がつけられていた。
4番やその他の曲の遊びっぷりにスターリンがキレたため、
一転して分かりやすい曲となった。
そのためショスタコ入門用にお薦めである。
終楽章冒頭は非常に有名。

Dr.Strangelove ★★★ (2008-03-09 21:32:47)