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TAKING A COLD LOOK (1983年)
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TAKING A COLD LOOK
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解説 - TAKING A COLD LOOK
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. 火薬バカ一代 ★★★ (2013-02-07 22:16:25)

マドンナの“LIKE A VIRGIN”を筆頭に、数々の全米№1ヒット・ソングを手掛けた作曲家コンビ、トム・ケリー(Vo、G、Key)とビリー・スタインバーグ(Vo、G)の立ち上げたメロハー・プロジェクトが、'81年に発表した最初で最後のアルバム。
キース・オルセン、スティーヴ・ルカサー、ジェフ・ポーカロ、アラン・パスカetc・・・と、それまで彼らが培って来た人脈をフル活用して召集した一流どころのプロデューサー/ミュージシャンの力を借りて制作されているだけあって、質の高さは折紙付きの本作ですが、やはり何よりも注視すべきは、トム&ビリーが作り出すメロディの魅力。
OPナンバー①の憂いを帯びたサビメロの絶妙さを聴いただけでも本編にグッと惹き込まれてしまいますが、以降も、後にHEARTがカヴァーして大ヒットさせた③、REO SPEEDWAGONEが取り上げた⑥等、「流石、売れっ子ライター」と唸らされる、キャッチーにして心打つ哀メロてんこ盛りなメロハー・ソングが連続。
個人的には、HR/HMとはかなり距離を感じさせるダンサブルなアレンジが苦手なのですが、ともあれメロディの強力さはその点を補っても大いに余りあります。
現在ではCDの入手も容易ですので、メロディ愛好家で本作を未聴の方は是非一度お試しあれ。




2. 失恋船長 ★★★ (2023-09-25 15:32:01)

ソングライターチームとして活動するトム・ケリーとビリー・スタインバーグが結成したプロジェクト。キース・オルセンにスティーブ・ルカサーがプロデューサーとして名を連ねたりと名盤の匂いがプンプン漂う。
その関係でバックメンバーも豪華なのよねぇ。淀みのないハイトーンが耳を引くケリーの歌声、もとはミュージシャンだった二人が力を合わせ作り上げるのだから駄作なわけがない。
のちにHEARTがヒットさせるALONE。I Don't Want To Lose YouはReo Speedwagonが、Taking a Cold LookはHoneymoon SuiteがCold Lookとタイトルを短くしてカヴァーしています。
トム・ケリーがリタイアするまで、コンビは続いた売れっ子ソングライターチーム。これだけの良作がなぜ売れなかったのだろうか?
メロディ派のマニアならば押さえておかないといけない逸品ですよね。そして彼らがミュージシャンだと知らない人も多いので、教えたいですねぇ。デスモンド・チャイルドもジム・ヴァランスもみんなそうなんですけどね。
みんなジャンルは違えどいい曲を書いています。



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