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DECLARATIONS OF THE GRAND ARTIFICER
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1. Usher-to-the-ETHER ★★ (2013-01-15 21:36:21)

2011年発表の1st。
3曲で30分を超える、大作主義な作風。

ショップではAGALLOCHやWOLVES IN THE THRONEROOM辺りのシューゲイザー寄りブラック好きにお勧めされていたバンドですが…上記バンドはともかく、ALCEST辺りのノスタルジックな音が好きな人は引きそうな音ですよ、これ(笑)。スタイルこそアルペジオを用いた静パートの演出や、長いスパンの展開とザラついた音質のリフによる陶酔感など、シューゲイザー系ブラック的ではありますが、むしろ感性としては鬱ブラックに近いのではと思います。

音像も靄のようなノイズ質が妙に重々しくのしかかってくるような陰鬱さがあるし、リフのメロディもその靄の中に神経を侵すガスでも含まれているかのごとき毒性の高さ。2曲目の冒頭の、ALCESTならノスタルジックな子供の声SEでも入れそうな所を、このバンドはパニック悲鳴SEで気味悪さを強調してる辺りも象徴的でしょう。ヴォーカルはBURZUM系の高音裏返り気味絶叫ですが、この手ではかなり真に迫った迫力がある方だと思う。特に2曲目ラストの憎くて憎くて仕方がないような全霊の叫びは必聴。

シューゲイザー系でも綺麗な世界観を描いているバンドより、陰鬱としたヴィジョンを持ってるバンドを好む方にお勧め。ALTAR OF PLAGUESやBOSSE-DE-NEGE辺り好きならチェックしてみるといいかも。



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