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953. 失恋船長 (2024-10-19 03:21:16)

『胸キュン/胸熱ロック 89』10選



①Show-Ya - We'll still be hangin' on
シングルカットされた曲の英詩ヴァージョン
というかこれが本来の形
哀愁のメロディが映えるハードナンバー
ギターソロもグッと泣かせ気味に迫ります
しかし必ず現れるのが寺田恵子の発音が悪いとクレームをいうたわけ
お前が英語が喋れるのか?
いい加減なホラ吹きが多いからなぁ
なんたって洋楽を何十年も聞き続けると訛が完璧に分かると大嘘を豪語する
大ホラ吹きもあらわれるからねぇ






②Anthem - Love on the Edge
PVも作られた哀愁のハードナンバー
シングル向けという空気感はあるがANTHEMであることに変わりは無い
森川の演技も面白いが
火まみれのベースを放り投げるシーンはチョットやりすぎだ
それにしても中間の演奏シーンは不真面目過ぎる
才能があるだけに損しているねぇ
だからバンドで成功しないのだろう
和製イングヴェイは性格まで真似しなくてもね





③Show-Ya - Gambler
名曲Gamblingを英詩ヴァージョンに変更してタイトルも変わった
歌うはステファニーで正式な音源は残っていない
YouTubeで動画探して聴いて欲しいねぇ
彼女のよって生まれ変わったサウンド
流石の歌声に惚れ惚れする









④人間椅子 - 無情のスキャット
日本語で歌うのに世界から賞賛を浴びた
PVの再生回数もこの手のバンドとしては褒められるべきだろう
でも人間椅子は昔の曲は大パクりというか大オマージュがエグいので
あのあたりは評価を大きく分けるだろう
日本人ならば歌詞の世界などから理解を示せるオマージュも
やはり厳しい面は否めない
そういう意味では近年のアルバムはそういう意見を払拭する勢いがある
この曲もメジャーから出ているロックとしては極悪なサウンドである
だから凄い





⑤THE冠 - 日本のヘビーメタル
日本のロブ・ハルフォードと④でもさしつかえがない冠の歌声
まさにニッポンのヘヴィメタルである
無駄なモノほど美しい
令和の最先端のミュージック
ニッポンの真っ当なヘヴィメタル
実に正しい事を歌っている






⑥SABER TIGER - Back To The Wall
下山もリメイクした哀愁のハードナンバー
サーベルらしいプログレッシブな展開
そこに放り込まれる久保田陽子節の泣かせ具合
ワビサビですよね
日本人なんで泣けますよ
歌メロがいいんだよねぇ
引っ張ってのサビメロで爆発でギターソロでしょう







⑦Journey - Stone in Love
メジャーサウンドなんですよねぇ
でも職人技なんですよ
ギターもホット
そして語尾のヴィブラートの掛け方が凄いんだよなぁ
これだけ聴いても訛はやっぱりわかりまへん








⑧Def Leppard - Too late For Love
哀愁ですねぇ
英国仕込みのメジャーサウンド
絶妙なさじ加減です
ライトリスナーからもヘビーユーザーからも支持されるサウンド
舐められない絶妙なとこなんですよ



⑨W.A.S.P. - Wild Child
大好きですねぇ
この哀愁がたまらん
スタジオ盤よりもライブの方がアップテンポですき
でもスタジオ盤も大好きですねぇ
PVはしょーもないやつなんですけどねぇ








⑩Uriah Heep - Look at Yourself
絶妙なアンサンブルである
全員が同じ方向を向いているから放出されるエネルギーがハンパない
何度聴いても圧倒される
こういう方向性を突き詰められるバンドだったが
全盛期は長く続かなかった
70年代バンドあるあるである




954. シン・聖なる守護神 (2024-10-19 23:18:47)

『個人的偏向による"コレ、イイですよ"的HM/HR』10曲選 ~第4弾~ ※コレではマニアック過ぎるでしょう編 (第1弾:発言No.933 第2弾:発言No.938 第3段:発言No.940)

①I'm Not Ready[2013] / ALLOY CZAR
>正式なデビューが叶わなかったUS産5人組の'81年と'82年に録音されたデモをリマスターを施し発売した作品(タイトル:Awaken The Metal King)
それにしても録音年を鑑みると...中々の逸品の本作はプリースト型正統派でありながら積極的にKey.を導入し抒情性も併せ持つメロディックさは結構衝撃的ではないだろうか

②In days Of Heavy Metal[1982] / BREAKER
>カナダ産5人組の4曲入り唯一作"In Days Of Heavy Metal"収録の三部構成ラスト曲
その起承転結のドラマ性は70年代プログレ風味と怪しさ漂うカルトメタル的メロディが交差する展開でややひ弱な歌唱を差し引いても名曲と呼べるでしょう
WARLORDやMANILLA ROADにMEDIEVAL STEEL辺りに反応する方向きかな...と
因みに「Cult Metal Classics」からボーナス2曲+リマスター盤で'18年に再発済み

③The Silent Roar[2015] / CRISIS
>正式デビュー出来なかった英国産4人組のデモやセッション等の未発表音源を収録した"Battlefield"(全15曲トータル約75分!!)にから
如何にもNWOBHM的な正統派は何処か男気を感じさせシッカリとしたメロも伴ってて中々魅力的な作品となっているのではないだろうか

④World Of Madness[1992] / DREAMLORE
>Vo.も含め全パートを一人でこなす"一人プログレメタル!?"とも言うべき11曲入り唯一作"Confined To Destiny"の実質ラストに収録された曲(ラストは1分半ほどのアコギインストなので...)
タイプ的にはQUEENSRYCHEやFATES WARNINGに近くアコギを積極的に導入し抒情的ドラマ性を演出
また独りよがりにならないメロも魅力的だろう

⑤Last Days[1991] / HELD UNDER
>US産5人組の唯一作"Dying Breed"収録曲で、前身はDISCOVERYっつうヤツらしい
メロディックなツインG.がよく効いた正統派メタルは時にスラッシーさを感じたりして、頭に思い浮かぶのがINTRUDERとか...かな
曲も粒揃いでして...'08年にその前身DISCOVERY時代のデモ等も収録した2枚組リマスター再発盤(「STORMSPELL Records」)もありますのでご興味の方は是非一聴を

⑥You're The One[1986] / LEATHER NUNN
>US産5人組の唯一作"Take The Night"からで、意表を突く変化球などもなくその至極真っ当な正統派メタルはある種の潔さを感じます
流石にコレで表舞台に出られるほど甘くはなかったが、地下でうごめくメタルも偶にはスゴんで見たくはなるものだろうネ
曲によっては...MALICEに通じるモノも感じるだろうか

⑦Can't Help It[1986] / LITCHEN GREY
>唯一作だった5曲入りEP.であったにも関わらずB!誌レビューで93点などというあり得ない点数を頂戴してしまったUS産4人組
線の細い歌唱とメロウで適度な哀愁感そして如何にもなLAメタルは多分にDOKKEN的だが、聴きようによってはSHYに通じるモノも感じられる
流石に93点はヤリスギ以外の何物でも無いが、特に(何故にバラードから始める!?)1曲目や2曲目そしてタイトル曲などのセンチメンタルさなど確かに素晴らしい

⑧Heart Still Beats[1992] / SAY
>少しややこしいが同年にオリジナルであるジャケ違いの自主制作盤もあるが、一般的にはボーナス3曲を加えた「LONG ISLAND」盤の方なのだろう
アルバムタイトル曲でもある本曲を始め"Higher"など"これぞメロハー!!?"と呼べる楽曲もあるのだが曲によってはAOR強めで"黒さ!?"を感じてしまう曲もあったりと微妙なのが玉にキズかも知れない

⑨Sands Of Time[1989] / SCARLET RAYNE
>ややクセ強めのテイト型ハイトーンが炸裂するUS産トリオの唯一作"Theater Humanitarian"から
アコギからというこの手の王道的展開はB級マニアが求める音でしょう
因みにボーナス2曲+リマスターを施した'07年再発盤があります(「ARKEYN STEEL Records」!!!)

⑩221B戦記[1997] / 筋肉少女帯
>今まで同様に最後は国産から
声優界の大御所二人とアニソン界のアニキこと故水木一郎氏が参加した名曲
何か胸にアツいモノが込み上げてくるかのような展開は最早様式美と言えるでしょう

※アルファベット順(⑩は除く)

番外編
○ドラマティック・エアポート~北ウイングⅡ~[1984] / 中森 明菜
>スタジオ作として6作目"Possibility"のラストに収録された曲で作曲は林 哲司さん
あのヴィブラートがまだ発揮されていない事が逆にメロディの良さとドラマティックさが良く伝わってきます
最早、コレはメロハーと言えるのではないだろうか
因みにワシ...曲単位ではもっと好きなのもあったりするのだが、アルバム単位なら本作が一番好きだろうと思う(ボーナス2曲も良いので'22年再発盤をオススメします)



955. 失恋船長 (2024-10-21 03:31:19)

『胸キュン/胸熱ロック 89』10選



①Show-Ya - 天使の炎-Flame Of The Angels
良い意味で歌謡テイストを持ち込みシングル向けとしては申し分ない
また前任者とは違う歌声で魅了するステファニーの存在を知らしめるには十分だが
世間的には速い曲の方がウケがよかったのだろう
スケールの大きいキャッチーはハードナンバー
最近はまた聞いています








②魔女卵 - Catch me
歌謡テイスト満載のハードナンバー
昭和スケ番風味満点の世界観がなんとも懐かしい
蓮っ葉な外連味たっぷりの昭和ロック
でもこのキャッチーさが大好きなんです
フンフン口ずさみますよ
映画魔女卵
あの中でメジャーデビュー前のプレゼンスが演奏するシーンが多いのだが
めっちゃ英国風味満点の関西メタルでカッコ良かった







③早瀬ルミナ - 射手座のFreaky
元ネタもスケスケの楽曲
カヴァーソングなのかといいたくなりますよ
そしてこの歌詞と下手くそな歌声に涙が溢れ出そうですが
演者のプレイはヤケクソ気味にカッコイイ
苦行メタルですが
ジャパニーズメタルを愛するワタクシは三日くらいかけてアルバムを聴きます
凄い破壊力である
80年代って凄いよな
全てがハラスメントだよ









④原史奈 Featuring Richie Kotzen - Lost Memories
哀愁のメロディが映えるバラード調の一曲
ストリングスアレンジが効いていますねぇ
今年は相当聴きましたね
そろそろ飽きてきましたが
でもまだまだ聴きますよ
J-POPが好きな人にオススメですね







⑤BLACK SABBATH - Ear In The Wall
権利の関係でディオサバスはブラックサバスと名乗れなくなる
そういう意味では貴重な新曲となる
本領発揮とはいかないかもしれないが
オジーと作った冗談のような13みたいなアルバムの
どの曲よりも強烈である
ロニーは凄い
この音圧に負けない歌声
今後は現れないであろうずば抜けた歌唱力の持ち主だった






⑥島紀史 - STILL REMEMBER
島のソロで客演したのがガルネリウス加入前の小野正利
そのままコンチェルトムーンのシンガーになってくれたらなぁと
期待しましたが夢はかなわず
でも彼がメタルフィールドに戻ると驚きです
哀愁のハードポップソング
小野のハイトーンが哀愁度をグッとアップ
ソロも泣けますね




⑦M.S.G - What We Need
アメリカで成功するために試行錯誤するマイケル
TIMEというアルバムは失敗に終わった
その反省を活かしアルバムの半分は攻めたSave Yourself
この曲など今作ならではのアメリカンナイズドナンバーである
ロビンの歌声との相性も抜群
ソロではリズミカルなプレイで新鮮さをアピール
コレはコレで悪くないが
この路線が続くとは到底思えなかった
エンディングソロも逆に浮いている








⑧MAVERICK - Endless Smile
ライブ何度か見に行ったなぁ
熱いステージを魅せてくれました
なんか懐かしいです
デモCD-Rを良く聴いたし
デモテープも聴いた
大好きなバンドだったよ
でも関係者からは評判が悪かったね
人間性も重要です
この曲は何度もライブで聴いたし
思い入れがある



⑨CAPTIVE HEART - Shattered Dreams
国内盤はAXVEのベアナックルからリリース
メロディ派のマニアから愛されたバンド
とは言え短命に終わったしレーベルもBURRN!誌から愛されてなかった
あのレーベルひょっとしたら日本のフロンティアレーベルになっていたかもしれない
無念じゃ








⑩SLY - Shut Up And Buy
勢いだけじゃない密度の濃いハードサウンド
バカテク集団でしたね
シャラにギターとしては味わいは薄いけど
ハードにガンガンイケて幸福だったでしょう
樋口宗孝は凄い
寺沢もゴリゴリです
前作の反省を活かした歌い方もコレで良いのだが
アルバムは売れなかった




956. 失恋船長 (2024-10-22 01:51:52)

『俺達シュラプネル』10選



①Steeler - No Way Out
ソロがイイですよね
元々曲もリフも出来ていたので
イングヴェイが顔を出せる場面は少ないが
アコギのパートは彼のセンスが溢れている
このメロウなパートにおける泣かせ
両者の特性が合致した瞬間だ
隠れた名曲で終わって欲しくないねぇ
この曲のあとに出てくるHot On Your Heelsが凄いのよ
でもコレありきでHot On Your Heelsが凄いのよ
イントロからかますのよ
でも前段ありきなんですよ
凄いギターです
デイブ・クレムソンがアルカトラスに加入で100倍聴きたい
耳付いてんのか
あとクレム・クレムソンね
いつの時代の話をしとんねん
雑誌パクリ過ぎで脳みそウジ虫わいとるわ






②Ron Thal - Chopin Fantaisie
これがロン・サールの実力ですよ
今の姿は想像できませんが
大胆なアレンジを加えショパンをやり切っています
ネオクラですね
この斜め四十五度から攻めてくるのが凄いのよ







③Rich Kern - Storyteller
テクニカルですよね
やはりメタル系のインストはこれくらい
ハードでスリルがないと物足りないです






④Ravage - 69/Bloodshot
D.D. ランドのスピーディーなギタープレイが魅力
日本でも人気の出そうなパワフルかつメロディックなサウンド
彼の奏でる高速ピッキングから繰り出されるプレイはスリル満点
この歌い手も素直な声でウエッティなので
硬派な裏番スタイルのアメリカンメタルに情緒を持ち込んでいる
なぜかイマイチ知られていないのは何故だろう?
インスト69と連携されていますので2曲で一曲になります
次の曲もかっよくアルバム全体が躍動している
マイケル・パレ主演のアクション映画みたいなB級感がたまらん







⑤Dr. Mastermind - Abuser
腕は間違いないのだがカート・ジェイムスは正式な音源を全然残していない
イングヴェイが去ったSTEELERにもいたし
グラハム・ボネットバンドにもいた
あれが最大のチャンスだった気がするが
やはり中途半端な形で名前を残した無念である
カートのスピードプレイは実に魅力的
速さをキープする柔軟なさばきが実を結んでいる




957. 失恋船長 (2024-10-22 22:04:51)

『さよならリアルアイアンマン ポール・ディアノ』10選



①Warhorse - Here Comes The Night
良い意味で生々しい歌声を聴かせてくれたポール・ディアノ待望のバンド活動開始
車椅子生活だがそんな事はお構いなし
衰えたが枯れ具合が絶妙
ヤサグレパワーヴォイスに魅了される
もっと出来るさという声もあるけど
ワタクシはリアルな現状を届けてくれた今作の生っぽい歌が好きだ
ドラマ性のある楽曲とシンプルな歌メロもマッチしている









②Battlezone - The Land God Gave to Caine
7分を越える大作ナンバー
メイデンとはまではいかないが
ポールの朗々とした歌声は楽曲のレベルを上げている
流石である








③Dianno - Flaming Heart
軽やかなキーボードで幕開けにひっくり返りました
哀メロハードポップソングを歌うポール
売れ線サウンドを狙いすましていますが
ポールのヤサグレパワーヴォイスが顔を随所に覗かせます
隠せないよ
あの個性はさ
今では聴けない貴重な音楽性
今回の機にポール・ディアノ関連の作品は全て再発するべきだ
これもポール・ディアノの歌である
コレも聴けである








④Gogmagog - I Will Be There
頼むぜポール
ラス・バラードの曲を歌っている場合じゃないよ
ベースはニール・マーレイ
ドラムはクライブ・バー
ギターの一人はヤニック・ガーズです
メイデンマニアにはたまらんラインナップ
ポップでキャッチーな曲でも
押しの強いポール・ディアノの歌声は健在です
彼は意外とポップスもイケるんですよね
イラン・ギランもその口だったよねぇ
皮肉だなぁ
そのギランに一番憧れているのはブルース・ディッキンソンである






⑤Killers - Impaler
やはりポールには疾走ナンバーが似合いますよね
この曲はメロディアスで以外とポールはこういう曲をやっていない
ゴリゴリのメタルサウンドに配合された聴きやすいミックスとアレンジ
なんか中途半端な形なのだが
ポールの兵隊ヤクザな歌声が全てを持っていく
ギターソロも強引に取ってつけたように入ってくるのだが
そういう見づらさがプロレスのバトルロワイヤルのように感じれられたのならば
この曲は楽しいぞ






⑥English Steel - She Goes Down
90年代に乱発されたリー・ハート関連の作品
デニス・ストラットンとポール・ディアノという組み合わせも沢山あった
ナイジェル・グロックラー
ドン・エイリー
ニール・マーレイとおなじみの顔ぶれである
こういうミドルをポールは器用に歌っている
アイアンメイデンだけがポールではない
今作も再発するべきだ
AOR調のハードサウンドプロジェクトで活躍するポールも悪くないぞ




⑦The Worlds First Iron Man - Show Some Emotion
これアラスカの名バラードですよ
オリジナルの繊細な歌声とピアノの音色
そしてギターで泣かせる名曲ですよ
それをポールが歌うんですか?
聴く前はふざけるなよ
でしたが最後はポール・ディアノの世界に持っていきました
自堕落な私生活のせいで落ちぶれたポール
その哀愁が滲み出ている
そしてポップなアルバムで再起を賭けた男の凄みを感じさせる
オリジナルは勿論素晴らしいが
ヤサグレパワーヴォイスヴァージョンも悪くないぞ
あとリー・ハートはFASTWAYで歌っていたなぁ
どっちが先なんだ
たしかジョン・スローマンヴァージョンもあるはずである
ワシはアラスカが大好きだったんだぞ









⑧Paul Di' Anno & Dennis Stratton - Lucky To Lose
これもあちこちで擦られていますね
日本のアニメ映画になるのかな?
敵は海賊という作品のサントラ
米持孝秋率いるエアパビリオンのアルバムでもあるのだが
参加メンバーがリー・ハート関連でややこやしい
そのアルバムでも披露されたが
ここではポール・ディアノが歌っている
一時期デニス・ストラットンとポール・ディアノの共演が多かった
軽快なハードナンバーに押しの強いポール・ディアノの歌声
このミスマッチ感がたまらん
素顔はカワイイ乙女だったダンプ松本みたいである



⑨Airforce - Sniper
ディリアン・アルナウドフとデュエットしているポール・ディアノ
こういう形も悪くないですよ
AIRFORCE自体がマイナーなバンドなのでポール・ディアノのゲスト参加も知られていませんが
こういうシリアルなミドルにポールの荒々しい歌声は殺伐をした荒涼感を醸し出し
ヒリつかせる






⑩Praying Mantis & Paul Di'Anno - Cheated
プレイングマンティストポール・ディアノによる夢の共演と銘打たれたライブ
今思えば大嘘だよなぁ
NWOBHMの残党組を連れて企画を成立させたメディアの力技と影響力に驚かされる
ポール・ディアノがマンティスの曲を歌うとはね
まぁミスマッチですがこの時はメイデンの曲をカヴァーするポールは新鮮だった
だから合間にこの曲が出てきて灰汁を薄めてくれた
ちなみにライオンハートのHot Tonightも歌っていますけど
あっちは似合わなさすぎ



ポール・ディアノに密着したドキュメンタリー映画が完成した。彼の半生を知る機会だと喜んでいた。今年に入り新しい仲間とアルバムもリリースした。羽賀研二級のスキャンダラスな人生。昔の栄光を擦り倒す中期から後年の彼、詐欺まがいの悪い噂、公的年金の不正受給と、全然いい話を聴かなかった。なによりバンド活動も、ままならずよく分からないアルバムを乱発。名義もごちゃごちゃしていて、最後まで元アイアンメイデンのままだった。それだけにポールの素顔を知りたいと思う。映画の公開&配信がたのしみだっただけに、今回の訃報は残念です。

色んな意味でリアルアイアンまんだった男。彼のパンチの効いたシャウトはメタル史に残るシンガーである事に変わりは無い。晩節を汚そうとも、最後のバンド、Warhorseは悪くなかった。無念。無理してでも、東海地方で行われたライブに行くべきだった。ポールの生歌聴いたことなかったもんなぁ。
ワシャけっこうポール関連の音源は抑えているほうなんだけどねぇ。口惜しや。




958. 失恋船長 (2024-10-24 03:20:27)

『永遠に光り輝け奇術師の手先を持つ高速ギタリスト ジョシュア・ペライア』10選



①Joshua – Surrender Love
個人的にはジョシュアと言えばこの曲を思い出す
思い入れではNovember Is Going Awayだが
総合力ではこちらが上
合わせ技一本である
エモーショナルな歌声のジェフ・フェンホルト
彼の甘めのハイトーンが好き
ブラックサバスに一瞬加入してデモ音源を残す
あとギーザー・バトラーバンドでも歌っていてデモがある
そのジェフの加入がバンドサウンドを底上げした
曲重視の姿勢もいい
ギターソロでは唐突に速弾きを披露するのはご愛敬
そこがジョシュアである








②Joshua - Heart Full of Soul
まぁヤードバーズのカヴァーになるのだが
叙情味がプラスされジョシュアらしさが増量
こういう曲を上手くこなすのが彼らの魅力
やはり歌がいい





③Joshua - Your Love Is Gone
あまいなぁメロディックですね
硬軟交えた叙情派ハードナンバー
1stから三曲続けて選びましたが
正直あのアルバムが一番
全部あれからでもイイ
随所に飛び出すギターと
裏で鳴るキーボード
上手くやっています







④Joshua – Hold On
ねじ込まれる強引なギター
俺がジョシュアだという顔を見せつけているが
そんなに凄いわけじゃないのがジュシュアの愛されポイント
アクセル・ルディ・ペルタイプである
キャッチーなパートと対比する攻撃的なギターサウンド
強引な組み合わせだがかっこいいと納得させる
次の曲も凄くイイ
やはり1stは名盤だ





⑤Joshua - November is Going Away
狂おしい程に感情を揺さぶる泣きの旋律
これぞじジュシュアの代表曲
これ一発で歴史に名を残したとメロディ派のマニアは自負します
そういう見づらさがプロレスのバトルロワイヤルのように感じれられたのならば
この曲は楽しいぞ
ここで歌うスティーブン・フォンテーンはオーディションでバーニー・ショウより先にユーライアヒープの
シンガーの座を勝ち取るも私生活に難がり過ぎでクビになった男
要するに不真面目だからステージではペケね
ここでもイマイチなんだよなぁ
でも彼の透明感のある声は邪魔していない
主役はジョシュアのギターだが曲がいい
ガルネリウスのカヴァーがある意味最強かもしれない
ジョシュアの音楽室に飾ってある肖像画みたいなヘアースタイルが目に浮かぶよ







⑥M-Pire - You Want It All
ジュシュアというバンド名を捨て活動していた90年代半ばにリリースされたアルバム
2001年に再びジョシュア名義でリリースされるややこしいアルバムChapter Oneから
ブルージーさを加味させたハードサウンドはそれまでとは感触が違う
ジョシュアのルーツとしては問題はない
歌い手も実力派でクリアーな声を歪ませ歌っている
ソロではリズムカルなプレイ
スライドを使ったりと今までとは違う面を強調しているが
速弾きする姿はやはりジョシュアで
お得意のフレーズも顔を出す




⑦Joshua - Reach Up
新たにロブ・ロックがシンガーの座につき
先行でシングルカットされた
アルバムのオープニングナンバー
ギターは控えめで甘口なサウンドに変換
もっと攻撃的なサウンドの方がイイのだが
時代はメタルバブル全盛の時代
当然の変遷だろう









⑧Joshua – Stand Alone
ロブの優しい歌声が印象的です
名一杯張り上げるだけじゃないリラックスした歌声が印象的だ
控えめなジョシュアだったが
曲で勝負できるところは魅せてくれたが
アルバム全体が丸みを帯びた軟弱なモノだ
しかいAOR系のハードマニアには歓迎されるだろう
哀愁のメロディを弾くジョシュアは常に魅力的である



⑨Joshua - Divine Intervention
ジョシュア名義では最後のアルバム
2012年にリリースされた
まさにResurrectionなアルバムとなった
シンガーはマーク・ボールズ
昔みたいなキレイで繊細な歌声ではなくなったが
彼の加入はバンドの格を上げた
練り上げられた展開は過去イチ
アルバムのオープニングナンバーとしては申し分ないインパクトを残した
最近名前を聞かなくなったジョシュア
残念である
最後まで1stを越えられなかった
なにより本当はどんなギタリストだったんだろう
それがジョシュア・ペライアである






⑩Joshua - Blood On The Nile
アルバムのリーダートラックと言えるシリアスなナンバー
過去のアルバムと比較しても甘口だけではない
硬派な面を膨らませているが叙情味は失われていない
マークの荒めの歌声が気になる
ライブの合間にレコーディングしたのかと不満もあるが
これがリアルなマーク・ボールズなのかもしれない
色んな意味でジョシュアは最後まで付いていなかった気がする
でも歌メロはいいぞ





ポール・ディアノに続きジョシュア・ペラヒアがなくなった。でも今ではジョシュア・ペライアの方がカタカナ表記としては正しいらしい。英語の話せない日本人あるあるである。メディアがそういうと信じるよね。でも発音なんで本当のところはワシには分からん。洋楽も邦楽も別けて音楽を聴いたことはありません。だから英語の訛が聞き分けられないのでしょう。でも投資詐欺にひっかかることもありませんのでご安心ください。

ジュシュア・ペライアの出会いは80年代の後半、イングヴェイの登場により速弾きブームは上がりきる。そんな中で友人が教えてくれたのがNovember Is Going Awayだった。イントロで奏でられる鍵盤プレイの美しい旋律。そしてジョシュアの泣きのギター、一発で心を掴まれた。正直、凄い上手いわけではないのだが、アメリカ人とは思えない泣きの感性に共鳴したのである。
今以て愛している珠玉の一曲。世間的には知名度も低く、知っていてもNovember Is Going Awayだけの一発屋扱いである。
確かIntense Defenseの評価がめちゃくちゃ低く、それを丸呑みするしか能のないメディア信者の馬鹿共の多さもが一番なんだが、そんな盲目な狂信的信者も後期高齢者となったので、偏見の少ない若い人にはジョシュアを知って欲しい。

彼の奏でる独特の旋律。それはネオクラとはまた違った風合いがある。

あぁここにきて2001年リリースのSomething to Sayから一曲選ぶの忘れていた。許しておくれよジョシュア。配信盤も出ていますのでメロディ派のマニアは追悼しましょうよ




959. 失恋船長 (2024-10-28 20:03:14)

『胸キュン/胸熱ロック 90』10選



①The Original Iron Men - LET HIM ROCK
叙情派英国ハードサウンド
絶妙なキャッチーさとポップさを際立たせている
武骨なポール・ディアノの歌声が力感をアピール
いぶし銀のギターワークも耳を惹く









②Rata Blanca - Rock es rock!
情熱の国スペイン
その熱情を込めたハードサウンドは古典の極み
久しぶりに彼らの名前を聴きました
是非ともフルアルバムをお願いします
新曲はどれもが無駄をそぎ落とした古典ですね







③Impellitteri - Wrath Child
レーベルがしっかりしていると音楽性のヴィジョンも明確ですね
切り売りされる新曲はどれもが
クリス・インペリテリの高速ギターだけじゃない
パワフルなアメリカンメタルをやり切っている
ドラムが強烈
グラハム・ボネットの共演でイングヴェイもどきの烙印を押されたが
クリスのギターは別もん
良い環境に恵まれて良かったよ









④CHANGE OF HEART - Wayward Son
力強い歌声とハードなギターを前面に押し出しロックバンド然とした力強さがある
それでありながらも壮麗なコーラスワークと口当たりの良いメロディ
それらをHM/HRという枠内で見事にしあげているのだから
恐れ入る
国内盤も出ているのだから人気があってもおかしくないのですがね








⑤Moon'Doc - Why Don't You Know
時代が時代だけにダークでヘヴィな音像だが
根幹にあるのはメロディックメタル
ハーマン・フランクの凄腕ギターソロは健在
歌い手はFreedom Callのクリス・ベイ
重苦しいサウンドメイクとメロディックは噛み合っていない
でもこれが90年代中期の正統派メタルバンドが苦心して作り上げた作風になる





⑥IRON FIRE - On the Edge
ドイツらしい堅実さ
硬軟交えたメロディックかつパワフルなサウンド
正統派メタルファンに訴求するだけの魅力が十分
この時代日本では意図的にアメリカのミュージックシーンを押す動きがありました
馬鹿げていますが
あんな不自然なことを爺さん達にやるから新陳代謝が行われないのだよ
いまだにビックインジャパンである
女子供を相手に金儲けを画策するな





⑦X.Y.Z.→A - Lonely Journey
チョイ臭い歌詞が逆に胸に染みます
年を重ね声に一段と説得力が増した我らが先輩
彼の歌声なくしてはここまでの味わいは生まれない
個性的な声質で日本を代表するロックシンガーだ
面白いので一発チャンスがあれば人気者になれたのにね
ラウドネスでは仮面をかぶりすぎだぞ
橘高さんのギターも泣かせてくれます
アルバム自体は散漫な印象を与えるモノだったが
曲自体は良かった








⑧Joe Lynn Turner & Maria Ilieva - Forever
スキンヘッド姿も披露したジョー
ここいらで一発代表曲を出して欲しいよね
この共演は素晴らしいモノである
彼女の知名度もあり
再び成功を収めて欲しい
美しいバラードである
これぞジョーである



⑨Alaska - HEART OF THE STORM
日本では全く人気の無いバンドですね
絶対レビューが低いんだろう
哀愁のメロディと商業ベースに片足をツッコんだサウンドは
いぶし銀のギターワークと堅実なリズムプレイが伝統芸能を見せつける
軽やかな味付けのキーボードなのど隠し味
いいですよ








⑩SHOW-YA - KISS in the RIOT
全曲英詩に挑戦した意欲作
あのアルバムは凄くワールドワイドな感性に彩られていた
CDの売れない時代なので苦戦したろうが
チャレンジング精神あるれるアルバムは見事でしょう
メロディアスかつハードなサウンド
シングルヒットした曲にも負けない
哀愁のメロディと力強さ
そしてキャッチーさが混ぜ込まれた名曲ですよ
テクノロジーの恩恵を受けよくぞ仕上げました
キャプテンのキーボードがいいんですよね
リズム隊は過去イチハード
ベースもバキバキ聞こえてくる
キックの音も頼もしくなりました




960. シン・聖なる守護神 (2024-11-09 16:25:40)

『個人的偏向による"コレ、イイですよ"的HM/HR』10曲選 ~第4弾~ ※メロ優先で選んでみました編 (第1弾:発言No.933 第2弾:発言No.938 第3段:発言No.940 第4段:発言No.954)

①It's Alright[1985] / DAGGER
>カナダ産4人組による唯一作"Not Afraid Of The Night"からでタイトル曲などではなく、Key.リフがハック響きメロウに展開するミッドテンポ曲を選出
やや不器用感漂う歌唱の評価は微妙だが、全体を覆うメロ感は良いと思います

②Spark And Flame[1991] / FROM THE FIRE
>国内発売されたものの現在はレア化しているUS産5人組の唯一作"Thirty Days And Dirty Nights"からで、ゲスト女性Vo.テレサ・ストレイリーとのデュエット曲
その如何にもなドラマ性はこの手のマニアが追い求めている展開と言えるのでは!?
またキラーチューン的色合いも感じられる1曲

③I Need Your Love[2002] / GOLDEN FARM
>こちらも国内発売されたのでご存じの方も多かろうと思うスペイン産5人組唯一作で、本作はどの曲も素晴らしく表題曲以外も候補は色々とありましたが、今回はこちらを...
ジャケイラストの如くお涙頂戴的展開が魅力の1曲

④Guardians[1988] / LIX
>US産5人組唯一作"S.t."からで、特に前半は煮え切らないが、後半は結構キテます(笑)
そのポール・スタンレー似の歌唱で歌われる表題曲はそのドラマ性も相まってキラーチューン的色合いも強い出来
ややプロダクションに難があるがソレを差し引いても十分な1曲

⑤Smoke Screen[1988] / LOST & FOUND
>女性がDs.を務めるというUS産6人組2ndで、'09年には発掘レーベル「RETROSPECT Records」からボーナス2曲を加えて再発もされています
全曲凄い作品ではないがトップ曲や4曲目、そして9曲目に配された表題曲などHM/HRメロ派にもアピールすると思います
特に表題曲は少しプレマン風味も感じさせる展開で中々キテます(笑)

⑥Gypsy Blood[1990] / MANILA THRILLS
>US産4人組7曲入りカセットで発売されたという"Tomorrow's Waiting"のトップに収録された1曲
その若さ溢れる勢いあるメロハーはLAメタル的で高音域も操る歌唱も含めかなりの域
時にクリスチャンメタル的色合いも感じられます
因みに'07年に発掘レーベル「RETROSPECT Records」からボーナス4曲を加えて初CD化されています

⑦Tonight You're Mine[1989] / SILENT RAGE
>当時、国内発売もされ、現在ではその"帯付盤"はかなりの高値で取引きされているというUS産4人組2nd"Don't Touch Me Threre"から
ややバラード的展開ながら適度な哀愁感などはHOUSE OF LORDSの"Spirit Of Love"辺りの雰囲気も感じられます
アルバム全体としてはやや出来過ぎ感もありますが、楽曲の出来も申し分なく
完成度はかなりのモノです

⑧Sube Kleine Jenny[1992] / TANNER
>全曲ドイツ語で唄われる独産5人組の1st"Auber Atem"からで、アコギから徐々に展開していくメロハーは素直にカッコイイ
ドイツ語という事に違和感のない方にはオススメ出来る作品でアルバム全体としても中々の出来と言えるでしょう

⑨Lonely Nights[1989] / VAMP
>独産4人組唯一作でPro.はかのトニー・プラット
あまりジャーマンは感じず、特に表題曲の適度な哀愁感は故トニー・ミルズ辺りが歌ってもハマりそう
表題曲は7曲目ですが続く8曲目も素晴らしい
きっと多くのメロハー好きが追い求めている曲だと思いますよ

⑩Romancin' Blue[1988] / プリンセス・プリンセス
>最後は国産からという訳で"プリプリ"です(笑)
2nd"Here We Are"からで、表題曲の哀愁感と適度なハードポップな展開はメロハーと言っても良い1曲で名曲と呼べるでしょう
未聴の方には是非とも聴いていただきたいと思います

※アルファベット順(⑩は除く)



961. 失恋船長 (2024-11-11 07:42:59)

『燃える哀愁のANTHEM』10選



①IMMORTAL BIND - NUCLEUS
森川が歌う英詩ヴァージョンにより生まれ変わりました
オリジナル盤が身体に染みついているのですが
キャッチーでメロディアス
そして攻撃的なANTHEMメタルの決定盤
ギターソロもクール
なによりドラムが凄いのよ
本間さんはドエライリズムを刻みましたね
田丸も大善戦です









②BLACK EMPIRE - BLACK EMPIRE
メロディの充実ぶりが凄いアルバム
それを象徴するようなオープニングナンバー
坂本英三の歌声も森川待望論を封じ込めるパフォーマンスを披露
坂本英三時代のピークを迎えた
まさにブラックエンパイアなANTHEMというバンドの
凄みとジャパニーズメタル史における強烈なインパクトを残した







③HEAT OF THE NIGHT - BLACK EMPIRE
歌メロが印象的ですねぇ
英三の甘さのある歌声がよく似合います
鋼の如きしなやかで硬質なリズム
強烈なインパクトを残しています
これが大人のヘヴィメタルかぁ
サビメロの高揚感はジャンルを超越して訴求する魅力がある









④GHOST IN THE FLAME - BURNING OATH
魂を削る熱唱を披露した坂本英三
彼のルーツにこういうブルージーさがあるのかは不明だが
いい仕事をしている
ANTHEMとしては初めてのタイプの曲だが
この泣きにグッとくる
森川のリメイクヴァージョンも素晴らしいのだが
ここは敬意を払いオリジナルを尊重する








⑤FAR AWAY - ENGRAVED
イントロからゾクゾクとさせてくれます
メロディに拘り質を高めてきたANTHEMサウンド
森川之雄の歌なくして成立しない音楽性である
アンサンブルの頂点に君臨する森川之雄
そしてメロディを聴かせるアレンジに重きを置いた
屈強なる哀愁のヘヴィメタル
新生アンセムとして二度目の頂点を迎える





⑥LOVE OF HELL - ABSOLUTE WORLD
センチメンタルですね
森川がそっと寄り添い力強く抱きしめてくれます
こういう曲でもいいドラムを叩いてくれます
難しいアプローチですよね
ベースも良い仕事をしていますよ
この振り幅の広さがANTHEMの魅力
あらゆる呪縛から解き放たれたバンドの強みである





⑦DON'T LET IT DIE - ABSOLUTE WORLD
哀愁のANTHEMサウンドと言えばコレでしょうね
森川の生々しい歌声
我が家の小さいスピーカーからでも臨場感が伝わりますよ
森川が衰えた?
んなアホな
ギターソロもたっぷり楽しめます









⑧ONSLAUGHT -Version1.1 - SHINE ON
JPのあの曲が叩き台だが
そんな事はどうでもよい
森川之雄が歌うことでよりソリッドで力強い曲へと昇華した
タイトなリズムから繰り出される攻撃性と叙情味溢れるギターサウンド
こういう音を難なく聴かせてくれるバンドが凄い
国籍で音楽を聴いているヤツは耳が付いていないと同じだなぁと常に思いますね




⑨LET YOUR HEART BEAT - HUNTING TIME
裏で鳴るキーボードもいいですよね
エンディングも好きです
甘くて力強い森川の歌声も凄い
何度聴いても胸にグッと迫る
大内もこういう曲を料理してくれました
ドラマティックだなぁ
スケールの大きいバンドサウンドだよ







⑩SHADOW WALK - ANTHEM WAYS
フレドリック・ノルドストロームのリミックスによって深みが増しました
そして泣きも増量していますかね
ザクザクと刻まれるギターリフに福田洋也の意地を感じます
この曲はリメイクヴァージョンに限る
それは島紀史がソロを弾いているから
何故ならば彼は中間英明フリーク
中間英明がいたANTHEMは湾岸戦争の影響で予定していたレコーディングが出来なくなり
そして中間とはアルバムをリリースすることなく袖を分かつ事となった
それだけにこのソロは中間英明がいたANTHEMはこうだったと言うことを想像させてくれる
ネオクラスタイルを屈強なる英国風メタルの融合
今なお中間英明がいたANTHEMのアルバムが聴きたいといいう願望はきえてなくらない




962. 失恋船長 (2024-11-13 16:33:48)

『胸キュン/胸熱ロック 91』10選



①KILLERS - Children of the Revolution
リアルアイアンマン我らがポール・ディアノ
彼の訃報を受け入れられないマニアを多いでしょう
そりゃ詐欺まがいの人生でしたよ
ミュージシャンとしても腰の座りの悪い男でした
でもその熱い歌声はいつも裏切らなかった
時代の波に飲まれながらも
こういうヘヴィでブルージーな曲をやっていたことを知って欲しい
ポール・ディアノの歌声も味わい深い










②Razor - Tortured Skull
不穏な空気が流れるイントロから空間を引き裂く絶叫シャウト
そこかれ一気に雪崩れ込みます
先を読ませないスリルと荒削りな音像から解き放たれるパワー
このバンドもっと評価されるべき
メタリカ最高は聞き飽きた
あれメタリカのファンじゃないヤツがいっているんだよなぁ







③ALL FOR METAL - Temple Of Silence
オリエンタルな和風を意識したサウンド
コーワスワークやなどお馴染みだし
相変わらずドラムもベースも音がスポイルされて迫力が伝わらない
そして面白くないプレイに終始している
ツインギターコンビもそこまでインパクトを残せない
二人の異なる歌い手が目立つ構成
曲を聴かせたい事に比重が掛っているのだが
個性は薄めなのが微妙だが
なぜだか妙に気になるバンドである
これが大人のヘヴィメタルかぁ
サビメロの高揚感はジャンルを超越して訴求する魅力がある









④THE HALO EFFECT - Detonate
不変なる正調メロディックデスメタルというところか
イエテボリサウンドを継承する彼ら
参加メンバーも見れば一目瞭然
あの名前は使えんのか?
若い人にはこれこそが古典なんだろう







⑤Lemuria - Barren Waste
日本のインディースバンド
音源は From Electric Lady Land '84から
日本人らしい木目の細やかな叙情派サウンド
英国寄りの日本人好みのサウンドです
こういうの大切にしたいねぇ





⑥SLAYER - Shoot Down Tokyo
ジャパニーズメタルですねぇ
この雰囲気がそうですよ
見せ方が少々クサイのだがそれが魅力
ツインギターのバトルもハモリもベタだが
それもインディーズ
もう少し音の厚みがあれば良いのだが
製品の性格上そうはならなかった






⑦JEWEL - Appeal to Arms
ジュエルらしい活きのいいナンバー
CD化の際にボツになったんだよね
甘めのハイトーンも懐かしいですね









⑧EX-DANGER - Imagination Break Down
音質は良くないが
このバンドが目指す方向性は伝わってくる
鍵盤プレイも効果的に機能
ギターだけじゃない華麗な鍵盤プレイに耳が持っていかれる
クラウス・マイネ風の歌声も日本では少ないタイプですよね
日本人らしい木目の細やかなメロディ
様式美メタル風味満点の叙情派メタルです




⑨STOR BRINGER - ラブ ファイヤー
RAINBOW直系の様式美メタル
そこにジャパニーズロック的アプローチが加わり
独自の世界観を作り上げたのがジャパニーズメタル
そういう初期の国産メタル臭がプンプンと漂います







⑩REACTION - Lost My Heart
初期ならではの攻撃的なナンバー
ここから発展して代表曲が生まれたのだろう
そういう意味ではこの曲は貴重なナンバーとなる
ライブならではの勢いに満ちている




963. 失恋船長 (2024-11-24 18:45:51)

『胸キュン/胸熱ロック 92』10選



①演歌メタル - Metal de Enka
福田洋也プロデュースによる企画モノ
アニメタルブームの流れで乱発された類似品ですね
シンガーは存じませんが小野正利風で悪くはないが凄くもない
JUMPから北酒場はワロタ










②WOLF - LAST WORD
コンピ作でしか聴けないミドルナンバー
リフはのちの転用されますね
そういう意味ではこちらは叩き台の一曲なのか
松本の粘りのあるマイルドな歌声がワンランク上へと押し上げる
ベースもバキバキ唸っている
インディーズなんで音質は良くないが
バンドとしての力量は十分伝わる
黒木のギターソロもスリルたっぷり







③松本孝弘 - Dead Line
若かりし頃の松本らしい
テクニカルな要素を詰め込んだインストナンバー
スピード感も大切にしたギターは良く歌うが緊張感もある
このもてる技術を詰め込んだプレイは
彼のギターヒーロー然とした野心に満ちている
今聴いても十分カッコイイね
もう十分大金持ちなんだから
TMGを初めもっとメタルなサウンドを聴かせて欲しい










④DANTE - Paradise Lost
時代性を取り込み跳ねるリズムも印象的
とにかく工夫を凝らし聴かせてくれる
アイデアで勝負するが機能している
ソングライティング力の高いバンドであり
演奏力の高かった








⑤BAD LOSER - The Right Answer
哀愁のミドルナンバー
南の温かみのある歌声と哀愁のメロディ
ハードさにダイナミズムが加味されれば良かったのだが
サウンドミックスがマイルドすぎるのが残念
このバンドのハードさがスポイルされている
しかし腕は確かだ



⑥Ron Keel - The Cowboy Road
メタルカウボーイ我らがロン・キール
ソロならではのロンの伸びやかで円熟味を増した歌声
長年のキャリアを無駄にしない
生き様が歌声となりメロディに乗っている





⑦Yngwie Malmsteen - Locked & Loaded
○○パート2みたいな曲だが
今ではこんなにストレートなメタルソングをやらない
またインギー自身の声では魅力も伝わらない
ドゥギー・ホワイトも気合いを入れて歌っている
最近全く聴かなくなったインギー
彼に必要なのは家来ではなくバンドメンバーである



⑧Show-ya - Let it go
渡米してステファニー・ボジャースとの活動を模索するも
結局は日本に帰国して再始動
新シンガーにYoshinoを迎えミニアルバムをリリースしたが鳴かず飛ばずだった
今あのミニアルバムの価値はどの程度なのだろう
高額ならば売り飛ばそうかなぁ
元気でキャッチーなショーヤサウンドを楽しめますよ



⑨CROWLEY - EVIL BRIDE
何度聴いても飽きないねぇ
このバンドらしい妖しげなメロディとキャッチーさ
古くて新しい正統派サウンドは唯一無二の個性を放っている
PVも低予算ながら良く出来ている
意味ありが成立しているからね



⑩44マグナム - Ow!
初期の頃に演奏されていた曲として知られる一曲
アルバムPRISONERにてようやく正式な音源として世に残せる
若干アレンジも加わっているようですが
初期らしい勢いと英国テイストが上手く混在している




964. 失恋船長 (2024-11-26 02:19:28)

『胸キュン/胸熱ロック 93』10選



①The Big Deal - Like A Fire
来年リリースされた2枚目のアルバムからの先行公開
日は変わりましたが出来たてホヤホヤです
哀愁のメロディと躍動感溢れるキャッチーなハードサウンド
コンパクトにまとめ上げ視聴感もアップ
良い感じですね
でももうチョイ長くてもいい気がします








②Tony Iommi & Xerjoff - Scent of Dark
香水メーカーとコラボした新曲
我らがアイオミ様はヘヴィなリフで往年の空気をバリバリ醸し出しています
適度なオーケストレーションアレンジも効果的
崇高なサウンドへと昇華しているがアイオミの無駄使いを感じる








③Manowar - Sign Of The Hammer
今だ現役でステージに立つベテランバンド
こういう勇壮な曲をやり切っている姿は感慨深い
メタルだなぁ
メタルだよ
味の濃さもメタルだよ










④Tyketto - Forever Young
哀愁のメロディが耳を惹きますねぇ
こういう曲に弱い身としては
永遠に聴き続けるタイプの曲ですね
良い意味でのメジャー感とシリアルさが格を上げている








⑤JORN - Ride Like The Wind
クリストファー・クロスのカヴァー
サクソンがやったことでも有名ですが
ヨルンヴァージョンも悪くありません
彼は何でも器用に歌いこなせる男ですね




⑥NO SHAME - A Hard Man Is Good to Find
少々芝居掛った歌い方ですが
ガールズメタルムーブメント的な流れで出てきましたが
大成功とはいかずアルバム一枚で消えました残念ですよね
今の時代の方が成功する気がする
刹那な哀切を讃えたロッカバラード
歌い方の癖が強い




⑦Dokken - Dream Warriors
映画エルム街の悪夢のサントラに提供した曲
このバンドらしい哀愁のメロディと
キレのあるギターワークが耳を惹きます
ドッケンらしさ全開の曲でしたね
デモヴァージョンではベースのジェフ・ピルソンが歌っているのだとか




⑧Smith/Kotzen - White Noise
大人のロックですよね
地味深いヘヴィなサウンド
時代を超越した古典サウンドの強み
二人とも歌えるから様になる
味わい深いねぇ



⑨Neil Young - Rockin' in the Free World
やはりこの哀愁のメロディにやられますよね
個人的には哀愁に弱い
普遍的なロックの定番サウンド
若い人にこそ知って欲しい一曲だ
シンプルだが骨太なサウンドに痺れる


⑩HARD BOY - Hard Boy
タイの正統派メタルバンド
オネエ臭も漂いますが
サウンドの方は80年代のエッセンスを取り込んだ
極上のメロディックスタイル
好きモノにはたまらんでしょう




965. 失恋船長 (2024-11-28 16:06:36)


『胸キュン/胸熱ロック 94』10選



①Tahnee Cain & The Tryanglz - Burnin' In The Third Degree
映画ターミネーターのサントラとして有名な一曲
他にも数曲このプロジェクト名義で参加しています
どの曲もメロディ派のマニアには勧められますが
ハードさが高いこの曲でいきたいですかね
哀メロなのよねぇ





②Alice Cooper - He’s Back The Man Behind The Mask
13日の金曜日のどのシリーズかは覚えていませんが
提供というかコラボした一曲でしょう
ショックロックの帝王とホラー映画の相性は抜群ですからね
シンセの効いたキャッチーなハードナンバー
アリスの歌声のおかげで不気味さも漂っている





③Terra Rosa - DEATHBLINK
アルバム屈指のハードナンバー
暴れるオルガンとダイハードなリズムプレイに仰け反る
歌い負けしない赤尾のパワフルヴォイス
新風を巻き起こす今井のリードギター
怒り狂う様式美メタルに悶絶である
彼らには是非とも復活して欲しいねぇ









④XYZ - Take What You Can
キレのあるギターサウンドとプレイ
熱の籠もった歌声
そしてタイトに締め上げる強靱なリズムプレイ
ハードでメロディック
硬派さを失わないが聴きやすさもある
歌メロが大好きである








⑤Kingdom Come - Do You Like It
しなやかですよね
流麗なメロディックメタル
適度に洗練されているが軟弱にならないハードさも補完
こういう曲で売れて欲しいよねぇ
やっぱりメタルバンドだもの





⑥Leatherwolf - Hideaway
上手く仕掛けていますよね
典型的なロッカバラードの陥らないよう工夫しています
売れ線志向ですが
そうならない職人気質があるバンドでした
成功して欲しかったなぁ





⑦Vixen - Not A Minute Too Soon
ホンノリ漂う甘酸っぱさ
哀メロナンバーにハスキーヴォイスがよく似合う
2枚目のアルバムは快作だ
どの曲もヒットする予感があっただけに
このバンドは時代に翻弄された
今の方が成功したろう
実力派のバンドだったよ






⑧Lee Aaron - Watcha Do To My Body
硬軟のバランスに気を配った一曲
彼女の健康的な魅力を打ち出しつつも
ロッカーとしての実力を知らしめたい
両得を狙ったシングル向けのナンバーだ






⑨Mark Free - Dyin' For Your Love
メロディがイイですよね
この歌声が楽曲の良さに拍車を掛けている
力強いチョイハスキーヴォイスが凄くいい
泣かせるわ
切なさを際出させるのは
この声があるからです






⑩URGENT - Running back
時代を感じさせるシンセと軽めのリズム
そして哀愁のメロディを力強く歌い上げる
適度にハードだがメロディを聴かせるアレンジに注目
イアン・ハンターとミック・ロンソンというプロデューサーチームの手腕も見逃せない




966. 失恋船長 (2024-11-29 15:59:40)

『胸キュン/胸熱ロック 95』10選



①STEELER - Give Me Guitars (Or Give Me Death)
スティーラー名義でリリースした一曲
PVを見てびっくりロン・キールがスキンヘッド
でもそこに気を取られてはいけない
ベースのリック・フォックスが別人である
思わず『もうええでしょ』と言いたくなる風貌の変化に目を奪われるが
イングヴェイの後任として活動したミッチー・ペリーが参加
とにかくインパクト大のPVに釘付けだ
ミッチー・ペリーと言えばマイケル・シェンカーがギターをへし折って作った
駄作パーフェクトタイミングのワールドツアーに参加した事でも有名ですね





②McAuley Schenker Group - Love Is Not A Game
一部の批評家から辛い評価を何故か受けるロビン・マッコリー
そのせいでこの時代のマイケルは評価が低い
でもそれはマイケルが単に自分のキャラを捨てただけだ
商業ベースに乗りソングライティング力を放棄しただけ
だからこの曲を聴いてマイケルがギターで参加していると思わない
ロビン・マッコリーのソロアルバムだ
だから評価が二分する
そしてロビン・マッコリーは辛い評価をされるような歌い手ではない
キメ曲がないのが問題だったアルバム
この曲だって哀メロナンバーだが
覇気が無い
それは制約を設けたからだろう



③Terra Rosa - A HELL RAY
イントロのギターからテンションが上がります
ギターソロもエレガントなのよねぇ
フーガロックとは良く言ったモノ
このバンドの魅力を端的に打ち出している
力強さを華麗なハードサウンド
様式美メタルの権化ですよ









④Show-Ya - Echo Thru The Night
自主制作でリリースされたアルバムのオープニングナンバー
キャッチーでメロディックな一曲
リラックスして歌うステファニーの声がロマンティック
背伸びしないプレイも好感が持てるのだが
旧来のファンには物足りないだろう
時代がメタルを求めていなかった








⑤魔女卵 - Afraid Mind
今でも良く聴く魔女卵のミニアルバム
正式な音源は映画のタイアップを絡めたヤツだけだった
MIZZYの歌声も好きだ
歳を重ねるほどこの大阪ブルースロックが染みる
若い人には渋すぎるだろうが
歌詞も含めて昭和臭が大好きだ





⑥COBRA SPELL - Love Crime
パワフルかつメロディックな正攻法で挑む正統派メタル
オフショットを見せますよなPV
狙いすましたギャップ萌えは世界共通なんだろうか?
こういう曲を聴くとヘヴィメタルという言葉は普遍的である
メディアがついた嘘には乗れないね
アメリカに続けとか女子供を売りに金を稼ぐ連中も気に食わん




⑦Bonfire - I Died Tonight
漂う哀愁とパワフルな演奏
そしてコーラスワークも活かし聴きやすくまとめる
しかしロックな力強さは失われない
このバンドらしい曲作りの上手さ
なによりベタをベタのままやり切る清さ
普遍的なナンバーだ







⑧The Big Deal - Survivor
キーボードも効果的に起用される
哀愁のメロディックメタル
何を聴かせたいか明確な為に素直に耳に入ってくる
ダイハードなモノを好む方には
もの足りなさもあるだろう
無駄を省きすぎるアレンジも好みが分かれるが
一発ヒットする予感が漂うバンドだ
コンパクトさに命を掛けている






⑨Vixen - Red
親しみやすいメロディと適度なハードさ
過小評価が続くバンドですよね
ギターのブリット・ライトニングも画になる
いいバンドですよ






⑩EZO - MILLION MILES AWAY
最も再結成して欲しいバンドだが現役引退しているメンバーばかりなので不可能だろう
大好きだった
こういうキャッチーな曲もやれるバンドになったが
灰汁の強さも忘れていない
切ない歌詞とメロディ
ミュージックステーションにて雅樹が女子アナを抱き寄せた姿は忘れられないぞ
あれアドリブだろう今なら炎上騒動である
本当に再結成して欲しいねぇ
いったいどこに隠れているのだ?




967. 失恋船長 (2024-11-30 10:51:41)

『週末はサスペンス映画で』10選



①多羅尾伴内
最後の銀幕のスター小林旭が主演する
七変化が売りの推理ドラマ
グロ目の描写もインパクト大
今では映倫に引っかかり撮影不可能な映像だろう
力技に度肝抜かれるが
昭和の映画は凄かった
これは序の口
凄いのは次の多羅尾伴内 鬼面村の惨劇だろう
あればぶっ飛んでいた
竹井みどりが新鮮だ
夏樹陽子斧でバーンである





②危険な女たち
原作はアガサ・クリスティのホロー荘の殺人をリメイク
舞台は日本だし現代劇だ
だからもう原型はないと言えるが
実力派の俳優を揃えたが無駄使いに終わっている
この映画世間一般的には駄作と言われる
たしかにそうなのだが
子供の頃にみたインパクトが強く
頭に残っている
サスペンスの王道が詰まっているのかもしれないが
やはり俳優の無駄使い
野村芳太郎のメガホンをもっても名作にならなかった
覇気が無い
それは制約を設けたからだろう



③丑三つの村
古尾谷雅人の怪演も話題
所謂津山30人殺しを題材にした映画
ワリと忠実に描いている部分が多いと言われる
それだけに18禁の危険映像だ
とくに夜這いのシーンが多めなのでエログロナンセンスの名作とも言える
いずれにしろ攻めた映画だが
後味の悪さでも有名な一本だ
うら若き田中美佐子のフルヌードも話題である











④女獄門帖 引き裂かれた尼僧
日活ロマンポルノみたいなタイトルだが
そんな軽い気落ちで見ると度肝抜かれる
エロシーンもあるのだが
それよりもぶっ飛んだ殺戮シーンにひっくり返る
力技だ
昭和のコンプラだから成立する映画だ
これを単なる成人映画で片付けて欲しくない










⑤ウィッカーマン
不気味な映画である
異文化というか文明社会から隔絶された島の歴史
その宗教観が恐ろしい事件を引き起こす
周到に計画された儀式への序章
不気味な映画だ
これがあるからミッドサマーが生まれたのだろう
ちなみにリメイクされたハリウッドヴァージョンは大駄作である




968. シン・聖なる守護神 (2024-12-03 22:56:09)

『個人的偏向によるメロ派におすすめしたい女性の歌う国産ポップス/歌謡曲』10曲選 ~第2弾~ ※昭和を中心に選んでみました編  (第1弾:発言No.913)

①最後の一葉[1976] / 太田 裕美
>6枚目シングル曲で作曲:筒美京平さん/作詞:松本隆さんのコンビが担当した名曲
ピアノからという入りで、そのタイトルの如く儚さを感じる曲調からサビへと向かうドラマ性はあまりに感動的

②席替え[2001] / 推定少女
>(当時)女子高生二人によるデュオで、その一人は後にアルディアスの二代目Vo.となるRe:NOさん(当時はRINO表記)
表題曲はデビューアルバムからで、メタラーが聴くなら次作よりもこのデビューアルバムの方をオススメかな...と
勿論、メタルとの接点などないがメロは中々良いモノがあるかなと
因みに次作のブックレット内で、煩雑な雑誌などに囲まれたフォトが掲載されていますが、その雑誌の中にTHE HAUNTEDが表紙の「TERRORIZER誌」があったりしたのはその後の未来を予想したのか?(笑)

③愛人[1984] / テレサ・テン
>"つぐない"と共に中年オヤジにはグッときてしまう名曲はその"つぐない"と同様に作曲:三木たかしさんと作詞:荒木とよひささんの黄金コンビ
少し拙い日本語が更になんとも言えない魅力で、その歌詞と秀逸なサビメロとが合さると...強烈な哀愁感に襲われます

④とまどいトワイライト[1979] / 豊島たづみ
>脚本家の大御所、倉本聰さんのドラマの挿入歌としてシングル発売された豊島さんの代表曲
少しヤサグレた歌声で何処か孤独さを切々と唄う様はネオン街の路地裏か何処かを彷徨っているかのよう...正に昭和を感じる一曲

⑤October Storm[1984] / 中森 明菜
>スタジオ6作目"Possibility"に収録された未シングル曲
ロックアレンジを施された一曲で、十分にメロハー好きにもアピールするのではないかと思います
バックのシンセも効いています

⑥Sentimental Holy Night[1989] / 南野 陽子
>"吐息でネット"や"はいからさんが通る"辺りが有名なのだろうが、アルバム"ディアー・クリスマス"に収録された表題曲は珍しくロックな雰囲気がありメロハー的な一曲でしょう
(森高千里さん辺りに近い!?)独特の鼻に掛かった歌声の評価は分かれるが、より大人っぽくなった容姿がとても魅力的だからワシには問題無い(笑)

⑦No Return[1981] / 宮崎 美子
>ユーミンや渡辺真知子さんなどの豪華な作曲陣とは裏腹に歌唱が追いついてはいないのだが、写真家/篠山紀信さんによるデビューアルバムのジャケ写がどうしようなく魅力的な一枚
して表題曲は八神純子さんが手掛けた八神さん自身と同路線の一曲で躍動感のあるメロディックな曲

⑧エピタフ~ライヴ[1972] / ザ・ピーナッツ
>昭和歌謡を語る上では外す事の出来ない姉妹デュオがナンとあのキング・クリムゾンの名曲カバーを演じたアナログ2枚組"オン・ステージ"から
カバー"対自核"も演じていますが、感動的という事なら間違いなくこちら
歌入り箇所の6分弱短縮版であるが、女性ダブルVo.とした事や当時の生バンドの圧倒的な構成は見事でしょう

⑨Stay There[1988] / プリンセス・プリンセス
>4th"Let's Get Crazy"からで、如何にもなハードポップさと歌メロの秀逸さをHM/HRリスナーが評価しないのは勿体ない(当時のB!誌の影響か!?)
特に多くの楽曲を手掛けた(当時)奥居香さんの作曲能力はもっと評価されて然るべきと思うのだが...

⑩パイプ・ライン[1973] / りりィ
>'72年デビューという女性シンガー・ソング・ライターの2nd"ダルシマ"からで、少しハスキーさとヤサグレ感を感じる歌唱はカルメン・マキ辺りに通じるのではないだろうか
バラード④"ジュン"やオーケストレーションを要した⑥"心が痛い"など秀逸なモノもあるが、歪んだギターと枯れた歌唱がイイ感じのヘヴィロックな表題曲がとにかくカッコイイ

※五十音順
※アニソンやドラマ挿入歌などは除きました



969. 失恋船長 (2024-12-04 00:27:24)

『胸キュン/胸熱ロック 96』10選



①RAINBOW - The temple of the King
もの悲しい旋律に胸が締め付けられます
派手さはありません
シットリと言うよりは厳かで空気が漂っています
今では完全に古典である
クラシックロックであるが
RAINBOWが忘れ去られる現代のハードシーンは虚しい





②David Coverdale - River Song
名物編集長であり偏見大魔王として有名だった酒井某氏
彼がカヴァーデイルのソロをAORを酷評
流石に若い編集者から突き上げを喰らいましたね
でもいつの時代も怖いのは批評家に全ベットする人生の人々
こんな渋いブルースがAORなわけないだろう



③Iron Maiden - Strange World
今の若い人はメイデンもあんまり知らないんだよね
センジュツなんて眠たくなるような新作でバンドを知るとなると困るね
ポールのメロディをなぞるように優しく歌う姿
光る汗が似合うスローナンバーですよ









④樋口宗孝 - LAW BREAKER 「M」
スリル満点イケイケゴーゴーのインストナンバー
何度聴いても興奮しますね
ブリブリのベース
華麗なる鍵盤プレイ
吼えるギター
そして樋口宗孝の堂々たるプレイ
最高のインストナンバーである









⑤Ebony Eyes - Can't You Kill Me Tonight
リミックスして再発されたときに収録された1stのボートラ
オープニングナンバーのインストの絡みもあるから
クロージングソングとして入れるべきだったでしょうね
国産様式美メタルの底力を感じますよ





⑥WIRED - King of the fire
ヨーロピアン調のメロディと名取りの良く伸びるマイルドな歌声
日本的な丁寧に積み上げられた音像と曲作りの堅実さ
時代が時代ならもっと高い評価を受けたであろう
正統派メタルマニアには救いのバンドであった
次作で方向転換したのが個人的には残念だが
今でも1stは愛聴している
この曲もベタだが好きだ
コーラスワークも印象的である
ギターも巧者でコンポーザーとしての才能も高かった
リズムプレイも的確で気持ちが良い





⑦福村高志 - 沈黙の伝言
甘いねぇ
このロマンティックですよね
ちょいキザな感じも好きです
福村高志は歌もイケるんだね
こういう曲って日本人の感性に訴えますよ
ソロアルバムだからなんでもありでしょう
ハードロックでもメタルでもありませんがね








⑧北島健二 - Stainless Smile
ジェフ・ベックが好きだからって
やり過ぎだろうと総ツッコみを喰らったインストナンバーだが
今となっては味わい深い一曲だ
こういうインストはもう聴けない
そういう時代になりました
だからこそヒッソリと身を寄せたいですね






⑨早川めぐみ - Rock City
1stアルバムは名盤だ
彼女の歌声は追いついていないが曲は魅力的なものが多い
アルバムの流れ的に埋もれがちなナンバーだが
曲単位ではインパクトを残している
個人的には1stアルバムは捨て曲無しの名盤だと思っている
参加メンバーのやる気にも目を見張る
ギターソロもいいねぇ
裏で鳴るベースも上手い






⑩TOUCH - So High
哀愁のメロディが華麗に舞い踊ります
泣かせますねぇ
静かに泣かせます
哀愁を背負う男の歌声とシンセを多用しつつも
売れ線サウンドになびかない職人芸に唸る




970. 失恋船長 (2024-12-07 15:05:58)

『胸キュン/胸熱ロック 97』10選



①Twist Of Fate - Twist Of Fate
最近すっかり名前を聴かなくなったブルガリアのギタリスト
ニコロ・コッツェフ
古典に根ざしたメロディックメタルは日本人好み
一定の成功を収めたと思うのだが
ジョー・リン・ターナーが歌う疾走ナンバー
ピタリとハマっていましたよね
ギターも一流だがコンポーズ力がハンパなかった




②Storace - Adrenaline
フロンティアレーベルには頭が下がりますよね
こうして往年のミュージシャンを引っ張り出してくるのだから
アルバムをあれだけだしてバカからはB級メタルとか言われるクロークスですが
バンドを離れた時期があれど看板シンガーの座を長らく守ってきたマーク
彼の円熟味が増した歌声を堪能してください
わしは永遠に古典を聴き続けるよ



③Earthshaker - She Makes Me Feel Good
シンプルなんですがベテランがやると音に説得力が乗るんですよね
厚みのあるハードサウンドに変貌するのがアースシェイカーの魅力か
キャッチーで耳馴染みの良いアメリカンロック
ギターも小気味良い
これでいいのよね




④Excuriver - Jail Break
少々ダーティな歌声が哀愁のメロディと合っていないのは気になるが
ツボをつくギターサウンドに耳がもっていかれます
良くも悪くも日本のバンドだよなぁと妙に納得する一曲
今でも定期的に聴きますね







⑤野獣 - 閉ざされ街
野獣と書いてノケモノと読む
なかなかのセンスなネーミングに苦笑いですが
この仕掛けの多い展開
早すぎた本格派の国産ハードロックバンドだった






⑥LOUDNESS - 日本の心
究極のダサカッコイ曲
こういう歌詞の曲を歌う日が来るとはね
驚きますが曲調はラウドネス以外の何者でもない
初期の匂いをさせてくれるのも嬉しい
渡米前の英国スタイルが好きですね





⑦Survivor - Ever Since The World Begin
甘酸っぱいバラードですよね
素直なメロディが心にスッと入り込み
潤いを与えてくれます
中盤で盛り上がる展開も感動を運んできますよね









⑧MADISON - Diamond Mistress
北欧のメタル戦士マディソン
クリアーなハイトーンも金属サウンドの中でギラリと光ります
テンションの上がるイケイケの演奏
今では聴けなくなった北欧正統派メタル
やはりこの時代の音源が一番シックリくる







⑨Youthquake - Heart Breaker
個人的にはこういう曲をカバーするセンスが好きですよね
特別な仕掛けはありませんが
このバンドらしい厳つさが加わり
良い意味で裏切らないアレンジと合わさり
ライブなどで盛り上がりそうだなぁと感じますね








⑩Guardian's Nail - Passion Red
ヘヴィメタル冬の時代
関東メタルシーンを支えたのは間違いない彼ら
この曲を聞く度にあの時代を思い出す
線の細いハイトーンだが
なぜか嫌いになれない
国産叙情派パワーメタルとしてもっと愛されて欲しい




971. 失恋船長 (2024-12-11 20:34:12)

『さよならニコ』10選

ニコ・マクブレインがツアーから引退するというニュースが飛び込んだ。残念だが病気には勝てない。ニコと言えば、ワンバスドラマーとして有名。日本なら樋口宗孝だし、ジェイソン・ボーナムなどが真っ先に頭をよぎるが、ニコ・マクブレインもメタル界においてはワンバスドラマーのアイコンでありレジェンドだろう。クライブ・バーの癖のあるプレイとは違い、もっとトリッキーでテクニカルな要素もあったが、ニコも、ニコらしいリズムがあり、それが彼の味わいであり、メイデンの屋台骨を支えることとなる。どうしてもメイデンはハリスのベースが目立つため、ニコはやや裏方に回る印象が強いのだが、やはり、彼の刻むリズムには、独特の味わいがある。
ニコ・マクブレインの思い出と言えばDance of Deathツアーの国内公演を見に行ったとき、隣の席が空いており、UFOのドクタードクターが掛り、私は足踏みをしながら曲に合わせメンバーの登場を楽しみにしていた。そしてライブの幕開け、その瞬間に、突然、若めの女性がすいませんと、ワタクシの目の前を通り隣の席へ、その瞬間から最後まで彼女は声も枯れんばかりに『ニコ、ニコ、ニコ』と最後の最後まで叫んでいた。
ある意味、耳障りだった。途中で面白くなってワロテモウタ。そして、これがホンモノのファンだと感銘をウケた。女性は気合いが入っている。彼女は雑誌片手に音楽を聴く、役立たずのメディア信者ではない。ホンマモンのニコ・マクブレインファンである。
こういうコアなファンは信用できる。ワタクシは、雑誌のトレースと金貰って書いてあるライナーノーツ情報の2本だてで、知ったかぶりをするヤツが大嫌いだからです。当然、ライブ終わりに、思い切って飯でもと誘うと考えたが、彼女、ライブが終わるや否や逃げるように帰って行った。ニコ・マクブレイン一直線。その切り替えの速さに一番驚いた。
さよならニコ。この世で一番悲しんでいるのは、あの時の彼女かもしれない。トリプルギターが明らかに余剰していたライブ。それ以降、メイデンは一度も観に行っていない。私は小さいライブハウスで見る方が好きだというのもあるのだが、でも大きい会場には、そのなりのセットや迫力のある演出があるので見る価値はあるが、ドームとかは好かん。メイデンはもう一度、見とくべきだった。あと無理してでも四日市だったかな?メタルのフェスでポール・ディアノが車椅子ならが、歌ったライブは行くべきだったと後悔している。まぁいつもそうなんですけどね。
インギーもいい時代最後のライブを見た、グラハムも、ジョー・リン・ターナーもリッチー・ブラックモアも見た。アンセムもラウドネスも周年やイベントも見た、ワイルドフラッグ再結成も見た、あとはVOWWOWだけだな。本当はヴァッケンやキープイットトゥルーも見たいのだが、海外のフェスにおけるトイレ事情は、この世の地獄と聴いているのでワシャ無理じゃ。糞尿ゲロまみれのトイレでは要は足せんよ。



①The Trooper
なんと言ってもギターリフが有名だ
このギャロップビートに好戦的な高揚感を煽られる
タイトに刻まれる重めのビート
前任者とは明らかに違うドラムを叩いたニコ
個性ではクライブだが
ニコのタイム感もまたメイデン印を作り上げた





②Aces High
ワンバスドラマーの真骨頂とも言うべき
多彩な足技を披露している
タイトに刻まれるリズム
そんなに複雑な事をしていないのだが
彼らしいプレイが堪能出来るというか
メイデン印である





③Flash Of The Blade
ドラムの入り方が好きだ
小気味よく刻まれるリズム
初期ならではのニコ・マクブレインだろう
ドラマーとして美味しいのは2 Minutes to Midnightなんだろうが
個人的にはこういうストレートな曲で
自分を出せるニコが好きである









④Stranger in a Strange Land
多彩な楽曲が収録されたアルバムから
地味目のブルージーなナンバーを選出する
もっと派手なドラムを押すべきなのだが
やはりこういう曲を叩けるセンスは讃えられるべき
でもCaught Somewhere in Timeの方がメイデン印満載のドラムが聴けるけどね









⑤Moonchild
メイデンのアルバムとしては一番思い入れがある作品のオープニングナンバー
大好物である
この直線的なリズムとドラマ性を高めるメロディ
ブルースの歌声も完璧
小気味よく刻まれるリズムの爽快
グングンと前のめりになりますよ





⑥The Clairvoyant
ドラマティックな名曲ですよね
脂が乗りきったバンドのハイパフォーマンス
テクニック云々ではない構成力に唸る
ニコのドラムも派手なリズムを難なくキメ
メロディアスなツインリードの裏でキッチリと後方支援
ハリスとニコによる鉄壁のリズムが柔軟に対応する事で
より明確な方向性を打ち出している



⑦Seventh Son of a Seventh Son
メイデンの大作ナンバーとしては一番聴いた曲
このリズムも身体に染みこんでいる
プログレテイストも全開
メイデンの凄みを10分弱の世界観にギュッと詰め込んだ
ニコらしいオカズの刻み
ブルースの朗々とした歌声に惚れ惚れする
この曲で聴ける多彩なリズム気持ちいいよねぇ







⑧Only the Good Die Young
ニコの前乗り気味のドラムが好きである
もっとニコらしいドラムもあるのだが
こういう曲が大好きだ
このアルバムが好きだ
なのでこの曲を選んだ
ニコに拘るマニアには叱られるだろうが
この曲が好きだ
哀愁のメロディ
これでニコとお別れかと思うと聞こえるドラムの音が違う
哀愁のツインリードが売りの曲だが
今日は違って聞こえる
ニコの手癖足癖が今は染みる






⑨Face in the Sand
あれ?ニコがツーバス踏んでいるの?と思うプレイが印象的
ワタクシはドラマーではないので断言できないが
これはツーバスだろう
ワンバスでツーバスに負けない足技を見せるニコが
どうしてツーバスを踏んだのか?興味が尽きないが
ニコ・マクブレインは永久に不滅です






⑩Trust - Les Templiers
フランスのバンドに在籍していたニコ
ニコがメイデンに加入してクライブがトラストに参加という
メジャーリーガーさながらのトレード劇ですかな
感じで交代したのも印象的です
まだまだニコの個性は確立されていませんが
キャッチーさと弾けるハードサウンド
ニコらしい小気味よいリズムが聴ける




972. 失恋船長 (2024-12-21 13:27:50)

『今日のJP』10選



①RAPID FIRE - British Steel
カッチカチのタイトなリズム
小気味よく刻まれるビートと疾走感
ヘヴィメタルの幕開けを見事に迎えた
でも次のアルバムは酷かったよなぁ
あれで相当損したよ
この曲を聴くとつくづくそう思う


②Turbo Lover - Turbo
リリース当時は物議を醸したアルバムのオープニングナンバー
いまでは彼らの代表曲であり
ライブでも定番だ
この哀愁とコマーシャル性を両立させている
徐々に盛り上がる展開も好き
ドラマティックですよね




③Reckless - Turbo
1986年という時代を念頭のおいて作られたアルバム
日本では大御所だがアメリカではそこまで凄い人気ではない
しかしメタルの雛形を作ったバンドであることに変わりは無い
こういう哀愁のハードナンバーを上手く仕上げた
懐かしい空気に包まれている
たいして技術はないのだが
シンプルさが魅力だった




④Exciter - Stained Class
初期の名曲でありライブでも定番だった
やはりJPと言えば個人的にはこの曲を思い出す
音質は良くないが
それでもはち切れんばかりのパワーを感じる
スピードで言えばもっと速い曲は世の中に沢山あるが
体感速度はこの曲に及ばないと言いたくなるほど
初めて聴いた時にインパクトは大きかった
たいして技術があるバンドではないのだが
哀愁のツインリードなど
この程度のテクニックでも良いのだと教えてくれたバンドである








⑤Dissident Aggressor - Sin After Sin
ウネリを上げツッコんでくるヘヴィなナンバー
重量感たっぷり
コンパクトながら聴き応えは十分である
初期ならではの根暗さが英国式なんだろう
パンチ効いてるわ







⑥Before the Dawn - Killing Machine
悲しい曲ですね
切ないです
ホロリとさせられます
美しい旋律とロブの優しく語りかけるような歌い方
全てに必然性がある
無駄がないからいい





⑦Desert Plains - Point of Entry
順調に成長を見せてきたバンド
期待値がグングン上がる中でとんでもない裏切り行為のような駄作を作った
何かイイ曲はないかと希望を見出せたのが
この曲だけ
なんとかJPの体裁を保っている
アメリカで成功しようとして大失敗したアルバムから1曲
今聴いてもつまんねぇアルバムだ










⑧Judas Priest - You've Got Another Thing Comin'
シンプルに刻まれるリズム
そして哀愁のメロディを歌うロブの魅力的な歌メロ
とにかくシンプルだ
個人的には永遠のロックアンセムであり
これを越えるロックアンセムはない
ライブでも大盛り上がりの定番名曲
技術的に優れていなくてもいい
複雑な様式など必要としないシンプルさ
これでいいのだと思い知らされた







⑨Eat Me Alive - Defenders of the Faith
展開に工夫を凝らし単純明快に走るだけではない
厳つさを纏った疾走ナンバー
タイトルを連呼するパートのカッコ良さ
ド派手にキメるギターサウンド
こういう曲がメインでないというのが
Defenders of the Faithが名盤でありメタルの教科書と呼ばれる所以だろう




⑩I'm a Rocker - Ram It Down
派手ですね時代を感じます
メタルバブルとJPは相性が悪いよ
セールス的な失敗よりも作風が似合わなかったアルバムだった
その中でもこういうタイプの曲を作れたのは成功例だろう
哀愁のあるメロディと適度な疾走感
でもサウンドミックスが好きになれないかなぁ



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