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943. 失恋船長 (2024-09-08 13:41:34)

『胸キュン/胸熱ロック 82』10選



①Impellitteri - Out Of My Mind
お約束です
軽快なノリが心地よい
ミックスも往年の時代を想起させる
ロブ・ロック節も全開
日本人にはおなじみのインペリテリサウンド
もの凄いピッキングから繰り出されるソロも圧巻
レーベルが信頼と実績のだから期待大
なにをやっても80満点なんですけどね




②CobraKill - Party Like Hell
キャラを活かした楽曲ですね
流石は信頼と実績のフロンティア
少々枯れた味わいの歌声だが年齢を考えると自然
オジーみたいに加工しすぎたエレクトリカルパレードよりは断然まし
こういう路線のソロになるのかなぁ



③Storace - Rock This City
キーボードを大胆にフィーチャー
熱いギターソロに感動と
どこか未完成な部分があるというか
相反する要素が気持ち悪く感じる部分がある
しかしハマった時のパワーは凄まじい
このバンドの演奏力は凄かった








④MICHAEL SCHENKER - Only You Can Rock Me feat. JOEY TEMPEST & ROGER GLOVER
ジョーイの声が新鮮な空気を運んでいますね
でもこれはフィルの曲だよね
シンプルな英国ロック
ある意味良心ですね




⑤Tony Iommi feat. Glenn Hughes - Dopamine
サバスにグレン・ヒューズは似合わない
確かにのっぺりとしたオジーの方が嘘くささは倍増しますが
そういうのがドゥームとは思わない
グレン・ヒューズの抑え気味の歌い回しも魅力
ごっついヘヴィサウンドに上手く順応している





⑥MARKO HIETALA - Frankenstein's Wife
久しぶりにマルコの歌を聴いた気がする
TAROTのアルバムを昔ほど定期的にいっていないぞ
相変わらず魅力的なメロを歌う
昔はもっと艶があったが枯れた味わいと曲調が意外とマッチ
これはこれで大ありだろう







⑦Aphasia - Wings Of Fire
期待値を上げるSE的インストから
このバンドらしい潤いのある叙情的なサウンドへと流れる
真摯に向き合うメロディックロック
妙な色気や女を売らないサウンドは気持ちが良い
少々キャラ優先の国産ガールズメタルなるカテゴライズに辟易している人には
こういうのを聴いて心を安らげてくださいといいたいですね







⑧歌心りえ - 道化師のソネット
さだまさしの代表曲
この曲は何故か泣かせる
ジャンル云々じゃない
サビメロと歌詞が合致しているんだよな
日韓歌合戦みたいなプログラムで大話題
日本には無名だが実力者がいることを知らしめた
特定の芸能事務所が牛耳る世の中は不健康だ
メタルの世界も侵食しているよなぁ
メディア偏重は本当に百害あって一利無し
このパフォーマンスは金取れる歌じゃない





⑨Warfare - Rose Petals Fall From her Face
道化師のソネットを聴いた後は
思いっきり下品なのいきたいね
VENOMと共演した暴走サウンド
プロデューサーもアルジー・ワード
たまらんわ
お下劣ロックにお漏らししそうです




⑩Brave Bomber - Gaming Animal
思わず戦闘開始と叫びたくなります
胸に熱い物が去来する
漢のメタルサウンド
この逞しい歌声が勇壮感を倍増
大好物ですね
ギターソロにロシアの戦中歌
カチューシャのフレーズを入れたセンスに唸る
日本のACCEPTだよね




944. 失恋船長 (2024-09-10 17:05:12)

『胸キュン/胸熱ロック 83』10選



①Ritchie Blackmore's Rainbow - Waiting for a Sign
ロニー・ロメロと新曲を作ったのはもう6年も前かぁ
結局思った反響は得られなかった
まぁステージに立つリッチーが思いのほかお爺ちゃんだったもんなぁ
ジョーの歌声が聞こえてきそうな歌メロ
なんだかとても懐かしい雰囲気である
リッチーらしい枯れた味わいのギターも堪能出来る
遅きに失するだよね




②ANTHEM - NIGHT STALKER
艶やかでダークなミドルナンバー
この艶めかしくも妖しげなダークネスワールドを
真っ向勝負で迎え撃つ森川之雄の歌声に惚れ惚れする
ヘヴィなだけじゃない情緒がある
そこが最大の魅力だ
洋也のギターソロも雰囲気がある



③VOWWOW - SHOT IN THE DARK
シンプルにカッコいいね
このバンドとしてはストレートに走ってくれる
勿論随所に小技は効いているが
このタイトなリズムが繰り出される小気味よさ
厚美のキーボードの華麗さとテクニック
美味しいところは恭司さんがもっていきますが
厚美さんの存在はバンドサウンドに奥行きをもたらしている
新美はイイドラムを叩くよ
歌の上手さも圧巻
日本人だから聞かないって?今すぐに死になさい








④LOUDNESS - HEAVY CHAINS
ブライトなサウンドに変換した渡米後第一発
この曲は初期のダークな英国風味が残っている
歌い方が変わりつつある二井原実先輩
今よりも若くてカワイイ声だがこの個性は魅力だ
ヘヴィなウネリを生み出す鉄壁のリズム隊
我らがギターヒーロー高崎晃
このドラマティックな展開に中でもギターソロはハイライトだ
この時代の彼らは光っているよ





⑤URGENT - Running back
洒落てるわ
オシャレすぎですね
それがいいのです
日本からはこの手のバンドは出てきませんね
何故なんだろ?



⑥Saraya - Healing Touch
まだまだ女性がロックをよることに偏見があった時代
彼女は早すぎたスターなのかも知れません
可憐だが凜とした佇まいから力強さを感じます
その姿が歌声に乗っていますよね
メロディ派のマニアにはたまらんグループだろう







⑦Badlands - High Wire
ジェイク・E・リーが新たに立ち上げたバンド
デビュー前から話題をさらいましたが
出てきた音はレイトバックした時流に合わせたブルージーなヤツです
歌うは夭折の天才シンガーレイ・ギラン
この組み合わせでもっと正統派メタルをやって欲しかったが
時代が許さなかった
それにジェイクのバックボーンってよく知らんしね
オジーの右腕だったことで十分稼いだもんぁ







⑧King Diamond - Sleepless Nights
キングの曲としては聴きやすい部類に入りますよね
そりゃPVも作るわなぁ
テンポアップした楽曲はギターオリエンテッドな作風となり
トリッキーなフレーズが耳を惹きます
一筋縄ではいかない複雑な構成もキング様
この禍々しいダーク耽美的世界観に魅了される





⑨Hurry scuary - Feeling high
個人的にはハリー・スキュアリーと言えばこの曲ですよね
コンピ作に参加した日本語ヴァージョンに思い入れがある
最後までつかみ所のないバンドだった
本当の姿はどこにあったのだろう
2枚目のアルバム聴きたかったなぁ
中間さん今何をやっているのだろう?
センスのあるプレイヤーだったんだけどなぁ






⑩JURASSIC JADE - The Warholic
今なお現役でステージに立つ幻の国産スラッシャー
小細工無用な初期の世界観も素晴らしいが
あらゆるエッセンスを取り込み成長する今の姿も素晴らしい
現在しか知らない人は
過去を辿って欲しい
真正面からドギツイ極悪サウンドを奏でていた時代があるから




945. 失恋船長 (2024-09-14 04:33:27)

『胸キュン/胸熱ロック 83』10選



①陰陽座 - 組曲「義経」~悪忌判官
キャッチーでメロディアス
彼らのキャラを活かした世界観が歌詞に乗り
ルーツたるど真ん中のヘヴィメタルをやる
瞬火さんのボーカルパートの多さも好物ポイント
彼の歌がアクセントになっている



②LOUDNESS - Gotta Fight
CRAZY NIGHTを意識して制作されたサントラ用の楽曲
爽やかなメロも印象的
いかような場面でもラウドネスはラウドネスなんだと
手抜き無しの名曲ですよ
寄せているがはねつけているよね




③OUTRAGE - My Final Day
やっぱアウトレイジはコレなんだよね
当時めちゃくちゃ聴いたという思い入れが強い
ドイツでレコーディング
モヒカン姿も眩しい橋本
彼の歌声がワールドクラスに押し上げている
強靱なグルーブを弾き出すリズム隊
扇情的なギタープレイで応戦する阿部
凄いバンドだわ





④ANTHEM - FIRE'N'THE SWORD
逞しさを増した英三の歌声
悲壮感漂うメロディの力強さと悲哀
ギターソロも魅力的
サビメロもコーラスも完璧
エンディングに向かう様もグッとくる
アルバムを締めくくる最高のクロージングソング
こういう曲をかっこよくやれるバンドはそうはいない
日本最強のバンドであり
かつては最も愛すべきバンドでした
最新作はつまらん





⑤EARTSHAKER - Fugitive (Rerecorded Version)
解散前にリリースされたリメイクベストから
エンディングにライブ同様ドラムソロを追加
甲斐のベースも唸りをあげ魅了
なによりマーシーの艶やかな歌声が全盛期を迎えている
シャラのギターも泣かせる
歌メロだよなぁ
大した事は歌っていないのだけど
なんかグッとくるのよ
永川俊郎のバッキングも効いているよ



⑥CYNTIA - Wish
ポジティブな歌詞が息苦しい世の中で苦労する
嘘をつけない素直な子供達の背中を押してくれます
時代が違えば売れたような気がする
もうCDを買うのは高齢者だけだからね
若い子を買わないのよ
そういう時代にデビューしたのは不運だ









⑦Saber Tiger - Paragraph IV - MABOROSHI
下山でも2回目となるサーベルタイガーの代表曲
今回はマシーンさんと御大のツインギター編成で
メンツも時代も変われば細やかな変更はある
その違いを楽しむのが一番
この叙情的なサウンドは古くさいと言われようが大好物だ
メタルに新しいも古いもないハズである
久保田陽子さんヴァージョンも録音して欲しいねぇ







⑧MARINO - MARINO
何度聴いてもワクワクゾクゾクさせられる
この疾走感と心地よいリズムの刻み
レオの歌も大好物なんですよね
歌メロも好きだなぁ
リードギターも最高にカッコいい
あのフレーズ弾きたいわ





⑨Blizard - Shallow Runner (Fool's game)
チョイ無理目のハイトーンが好き嫌いを分けますよね
この哀愁とライトなアメリカンテイスト
上手いことやっています
決め手に欠けたというか下村の歌が日本人過ぎた
バックが本格的なハードサウンドだっただけに負けていた
でもそれがブリザードの味わいでもある
英国テイストを匂わせる
哀愁のミドルナンバー
ダイナミックな演奏と噛み合っている
ギターソロはもっと聴きたい






⑩Aldious - I Wish for You
この曲はアルディアスらしくはない
おそらく新加入のR!Nちゃんに合わせたのだろう
しかし泣ける
歌の上手さと歌メロに泣かされる
こういうドラムを叩けるのは褒めるべき
ホロリとなるのよ
オジサンはね
歌の上手さは折り紙付きだが短命に終わる予感はあったよなぁ
NAMM Show のパフォーマンスも良かったなぁ




946. 失恋船長 (2024-09-15 02:31:42)

『胸キュン/胸熱ロック 85』10選



①ANTHEM - SHED
福田洋也の曲
今ではやらないタイプの英国式ハードサウンド
英三の荒削りな歌声もライブの合間にレコーディングしたんだろうと考えますね
過渡期の成長を色濃く見せつけた一曲
刺激的な歌詞も印象的


②早川めぐみ - Mystic Magic
POWER MIXから
路線変更により歌唱スタイルに余裕が生まれました
でもアレンジが決まっている
日本人らしい情念とライトなサウンド
良くも悪くも国産ハードシーンを象徴するような
中途半端な売れ線サウンドである




③Reaction - JOY RIDE
鳴沢浩幸の歌うそのシートから
音質は良くないが勢いは伝わってくる
梅沢のテクニカルかつパワフルなドラム
それに負けない良く歌うベース
トリッキーなフレーズが耳を惹く斉藤のギターワーク
主要メンバーが二人いなくなったので再結成は難しいだろうが
初期の彼らは好きだった




④Sabbrabells - Metal Saber
永遠のメタルアンセム
光り輝けメタルサーベル
喜一さんのステージアクションが目に浮かびます




⑤DANCER - GRAVE DIGGER
ヘヴィでダークなミドルナンバー
色気のあるサウンド
トニーもハイトーンだけじゃないという魅力を魅せてくれた
こういうタイプの曲を増やして欲しかったが
一部メディアの酷評は痛かった
ワタクシは断然支持しますよ



⑥BREEZE LEAST - INSIDE THE BROKEN DREAM
1stにも収録された曲を歌詞やタイトルを変えてリメイク
当然アレンジも加わりドラマ性は大幅にアップ
個人的には女性シンガーの歌唱スタイルのおかげで
感動も倍増
彼女はキーボードでも貢献しているので評価は大
2枚目のアルバムはコピーした音源しか持っていないので
是非ともオフィシャルな形での再発を望む
メロディ派のマニアには家宝となるだろう
1枚目も凄く好きです
夢は2枚同時に正式音源を手に入れること
ワシは我慢してリプロ盤に手を出しませんでした
Aメロ泣けるのよ






⑦黒木政彦 - CROSS LINE
現役を引退して用ですね
黒木さんのメロセンス好きでした
粒だったギターサウンドも好きでした
このアクセルを踏みこみたくなるような
スリルと洗練された楽曲にグッときます
打ち込みのインストナンバーですが
艶のある黒木さんのプレイに魅了
速いだけじゃないのよ
センスなのよ
塊だったのよ






⑧EX DANGER - SILENCE OF NIGHT
クラウス・マイネ風の歌い回しですが迫力はない
そんな姿も懐かしい山口県の6人組のメタルバンド
国産様式美を愛するマニアには懐かしい名前でしょうね
後年海外でリプロ盤もリリースされました
今作はコンピ作に提供した一曲
このメロウさも魅力でしたね





⑨EMERALD FOREST - Nowhere To Run Nowhere]To Hide
中間のソロに脱帽
正直曲自体は大好きではない
線の細いハイトーンも好みではないのだが
この緊張感のあるプログレ風味と
中間のソロに脱帽
圧巻である
イケメンで画になる長身のギタリスト
だから天狗になったのだろうが性格がまでインギーしちゃダメなのよ
無念の天才である






⑩ACTION - 悲劇へのプロローグ This is just prologue
感動のスローナンバー
こういう曲ではヨシロウの甘い声も気にならない
サビメロも印象的
昭和歌謡チックだが
そこが好きなポイント
こういう路線を突き詰めて欲しかったなぁ
そうすればダミアン浜田聖飢魔Ⅱみたいな感じになれたかもしれない




947. 失恋船長 (2024-09-27 07:44:43)

『胸キュン/胸熱ロック 85』10選



①FLATBACKER - HARD BLOW
TMGなんて小綺麗なの聴くから
下品な歌声が欲しくなりました
いい加減にしなさいよ今に痛い目に遭うわよ
ぶちのめされます
パンクメタル番長の凄みにカツアゲされました


②FLATBACKER - GUERRILLA GANG
フラットバッカーのハシゴです
女が待っている
こっこっ子供が待っている
凄いインパクトです
強烈な歌詞と個性的なサウンドに飲み込まれます
今聴いても個性的
日本が世界に誇れる喧嘩番長メタルである




③凱旋March - 大行進
力はいるわ
大行進ですよ
日本が誇る軍歌メタルの総帥
唯一無二の個性をぶち上げている
肝据わってるわ
一曲の濃厚さが二郎系ラーメンである




④Crowley - Fairy Tricks
妖艶ですねぇ
サタニカルなサウンドがグッと響きます
このバンドの唯一無二の個性を光らせていましたね





⑤Murasaki - I'm on Fire!
もっと認知されるべきバンドだよなぁ
沖縄の歴史を背負う伝説のロックグループです
音そのものがホンモノなんですよね
アジアの血が流れるホンマモンのロックなんですよね
ボーダレスとはこういう事をいうんだよね
酔わせるねぇ味わい深いねぇ



⑥樋口宗孝 - Tiger
歌うは片山圭司
ギターは山本恭司でベースはナルチョさん
凄いよね
そしてキャッチーな疾走ナンバーで分かりやすく派手
その派手さに負けない豪華な演者による一触即発のプレイ
たまに無性に聞きたくなりますねぇ








⑦本城美沙子 - After Illusion
ストリングスアレンジが効いています
オリジナルよりもドラマティックになりましたね
演歌臭さが薄まりました
こういう形で我らがLOUDNESSの曲を聴けるとは
彼女頑張りましたよ
でも一番はストリングスアレンジです






⑧LOUDNESS - Who Knows
ただロックをやるだけじゃないよ
こういう浮遊感のあるメロディが耳を惹くプログレテイストも
彼らの魅力
アメリカでブイブイ言わせていた彼らの勇姿が眼前に蘇ります
この時代に影響を受けましたねぇ






⑨Omen - Torture Me
初めて聴いたオーメンの曲
それだけにオーメンと言えばこの曲を真っ先に思い出します
彼らにしてはストレートで親しみやすい部類の曲だ
トーチャーミーって凄い意味だよね






⑩Lady Beast - We Are the Witches
回転するリフワーク
癖がないから聴きやすいのよねぇ
地下室サウンドだが彼女が中和する
そこが個性でもある




948. 失恋船長 (2024-09-30 07:44:22)

『胸キュン/胸熱ロック 86』10選



①Saber Tiger - Nasty Heart
意外にもフルアルバムが久保田陽子さん時代までリリースされていなかった
それまでコンピ作を聴きまくっていたので
当時も今もピンときていないが
それほどメンバーが固定できないで苦労したバンド
ミステリアスなメロディを妖艶に歌い上げる久保田節
ツインギターもバトルもスリルたっぷり
テクニカルなリズムを決めまくるリズム隊の頼もしさ
音質は厳しいがめちゃくちゃ聴きまくったアルバム
そしてこのレベルの楽曲が目白押し
恐れ入る



②Terra Rosa - Battle Fever
フラットバッカーのハシゴです
ファンの間では今以て神曲と崇められる
ザ様式美楽曲
これがテラローザであり国産様式美メタルの権化と
崇められる象徴的な一曲だろう
今聴いても凜としています
そして興奮しますね
エンディングまで飽きさせないスリルたっぷりの展開と
構築美にウットリです




③VIXEN - Make Me Feel Alive
アメリカのじゃなくて幻の国産ガールズメタルバンドの曲
デモ音源で消えましたので
詳細は不明ですが
こういう作品を復刻する気合いの入ったレーベルはないものかねぇ
海外は凄い活況なのよ
少々ドタバタ劇を繰り返していますが
工夫を凝らし個性を光らそうと努力している
お金を掛け努力を重ねれば上のステージに上がれた気がする




④VANADIUM - Natural Born Loner
元祖イタリアン正統派メタルバンド
国内盤は最後まで出ませんでしたが初期の彼らは熱かった
最後はキーボードの主張を強めメインストリームにより失脚
でもクオリティは高かったよ
こういう曲でもワシャ好きやで
今でもチョイチョイ聴きたくなるアルバムなのよ
イタリアンガールも好きなのよ





⑤Jeff Paris - Heart To The Flame
洗練されているがロックな熱さが損なわれていない
質の高いサウンドと楽曲に唸る
ギターソロもカッコいいよ
歌声で女を濡れさせるカッコ良さがある
オシャレだけじゃないワイルドさ
絶妙だわ
何故売れんのじゃ




⑥Climb - Girl Like You
オシャレなサウンドに野性味のあるロックテイストを隠し味にしたため
メロディ派のマニアからは愛されるバンド
一枚で消えたのは単純にバンドの創始者が
巨人の助っ人外野手でありドラマーを担当したクロマティに尽きる
売れたら野球選手やめるつもりだったんだろうなぁ
そして今作は素晴らしい出来映えだよ
昨今は大谷翔平の活躍が話題ですが
誰がなんと言おうと元祖二刀流はウォーレン・クロマティです
ちなみに全財産投資詐欺お爺ちゃんは田中マー君が日本球界に復帰したときも
大好きな毎日新聞に投書してました
どないやねん






⑦ANTHEM - FIRE'N'THE SWORD
名盤BOUND TO BRAKEのクロージングソング
インパクトではBOUND TO BREAKに一歩譲るが
愛着度ではこちらの方が上
まぁ完成度の高いアルバムのオープニングナンバーに
ノックアウトされまくりでしたけど
この曲ありきでもある
これがあるからまた頭から聴きたくなる
力強い哀愁のメロディ
焦がれるわ
英三もいいですよ
簡単に終わらないのも好きなのよ






⑧Cyntia - Run to the Future
寄せ集めグループだからなのか短命に終わってしまった
実力者が揃っていたのでね残念です
流石に沈静化した国産ガールズメタルバンドブーム
彼女達が期間限定で復活するんだとか?
メロディアスで硬派なストレートナンバー
聴かせる腕があるだけにねぇ
川崎CLUB CITTA’でライブやるから行こうか迷ったけど
冠にBURRN! PRESENTSがあったのでやめました
集金作業には協力せん
危なかったわ
こうやって宗教に勧誘するんだなぁ
投資詐欺にあった気分ですよ






⑨OUTRAGE - Blood And Scars
円熟味を増し益々貫禄が音からも漂います
超絶危険な火薬の匂いが漂う
一触即発のダイハードサウンド
男心をくすぐる哀愁のメロディ
橋本復帰がもたらした最大の貢献は
こういう音楽性に回帰できたこと
世界を見渡しても過小評価されすぎだ
何度聴いてもさすらうわ
このヒリつく哀愁にさすらうわ
宇津井健 三浦洋一 蟹江敬三 相川恵里の姿が瞼に蘇る







⑩Moggs Motel - Apple Pie
先行公開された一曲
イントロから期待値を上げましたね
アルバムの配信が楽しみでした
ブリティッシュハードの見本ですと言いたくなる一曲
英国式ハードサウンドのマナーを守っていますよね
味わい深いねぇ
染みるわ




949. 失恋船長 (2024-10-04 08:20:05)

『胸キュン/胸熱ロック 87』10選



①Impellitteri - Power Grab
激しいツーバスのリズムによって導かれるドメタル
こういう曲をやってきていないインペリテリ
常に彼はグラハム時代の幻影と闘ってきた
特にポニーキャニオン時代は同じような作風を連発して求心力を失う
あれは日本側の意向だろう
流石はフロンティア
先行された曲はどれもがトラディショナルなサウンド
そこに閃光の如きソロが彩る
それでイイ
これが聴きたかった




②加瀬竜哉 - Magic
彼が作ったソロ名義のアルバムは歴史に残る名品だった
しかしメディアからのフォローもなく
時代的に最も厳しい背景の中でメロディックメタルをやってくれた
坂本英三と村上宏之の協力を得て作り上げたアルバム
こういうアメリカンでキャッチーな楽曲を作る手腕に脱帽
ギターにベースにキーボード
作詞作曲能力がありエンジニアとして飯を喰った
才人だった
彼の名がメタルシーンに刻まれないのは無念である




③ダンプ松本 - Trouble Maker
Netflixのドラマ効果は凄いね
あの珍品が配信されるとは
44Magnumが手掛けたハードナンバー
こういう哀愁のメロディが映えるミドルの場合
ポールは乾いた声で魅力的に歌い上げてくれる
彼の歌声が聞こえてきそうだ
それにしても凄い歌声だ
ここまで聴きすすめるとマシに聞こえる






④BREEZE LEAST - SCREAM
一部のマニアから愛される国産様式美メタルバンド
ネオクラではないクラシカルなフレーズとロック然とした力強さ
そのサウンドに負けない表現力豊かな女性シンガー
才能溢れるギタリストとシンガーの融合は
1stアルバムを確実に越えている
リメイクが多いのも不満にならない
この曲だってそうだろう
フーガロックここにあり
友人の持つCD-R音源をリッピングしたやつしか持っていないので
正式なヤツが心の底から欲しい
少々高額でもワシは買うぞ





⑤ANTHEM - THE NIGHT WE STAND
ロンドンでレコーディングされたアルバムから
トニー・タヴァナーのプロデュースとロンドンの影響もあるのか
いつもよりも英国メタルに聞こえる
こういうシャッフルナンバーもクールでカッコイイ
世間的にこのアルバムの洋也はイマイチという意見が多いのだが
それは全くの嘘である
ここでも魅力的なソロを弾いている
裏で鳴るキーボードも効果的なんだよな
森川之雄もカッコイイ
今のアンセムに足りないモノが確実に存在している






⑥中間英明 - Last Battle
映画ふうせんのサントラに収録されているインストナンバー
加藤雅也が主演のヤクザ映画だったはずである
ハードでメロディアスなインストナンバー
中間の叙情的なフレージングを存分に味わえる
彼独特のタイム感が独創的な音色を奏でている
ある意味○○の影響下にあるが
それを咀嚼して自己流に昇華しているからカッコイイ






⑦SEBASTIAN BACH - Crucify Me
SKID ROW時代を意識したソロアルバムから
モダンな味付けはSKID ROWの3枚目のアルバムに似ている
浮遊感のあるメロディを彼独特の歌声でメロディックに歌い上げる
その華やかさとダークテイストが上手く合致
ヘアメタルを否定してきたのだからこういう曲が似合わない分けがない
誰が聴いても華のあるミドルナンバー
古さに埋没しない手法は絶対に評価すべき
誰が聴いても鮮度のある曲である
速いだけの曲なんてつまらん







⑧MICHAEL SCHENKER - Love To Love
アクセル・ローズが歌ったリメイクヴァージョン
オリジナルよりも空間演出を強めた一曲
テクノロジーの発達がよりドラマ性を高めた形になった
それにしてもアクセル・ローズが目立たない
彼はこの仕上がりに満足しないだろう
インストパートの緊迫感と美メロ美旋律の数々に焦がれる




⑨Cyntia - Return to Myself~しない、しない、ナツ。
売れないとイケないプレッシャーをヒシヒシと感じさせる
浜田麻里のヒット曲をカヴァー
チョイエロを挟んだPVも作ったが大ヒットとはいかず
絶対にギターの娘は不満そうだもんぁ
このバンドはドラムが上手いのよね
シャープにスパーンとキレる








⑩花冷え。-我甘党- (WE LOVE SWEETS)
日本よりも海外で火がついたメタルコアバンド
2.5次元キャラ全開のビジュアルを活かした女性だけのバンドだが
サウンドは一流
グロウルとカワイイギャルが交互に登場するパフォーマンスは海外でもウケるだろう
BABYMETALに続け
でも日本ではどれだけフォローされているのか?
こういうサウンドは好みではないオジサンでも応援はしたい
少なくとも邪魔はしたくない




950. 失恋船長 (2024-10-12 13:34:59)

『旅行中に聴きました』10選



①Scorpions - When You Came Into My Life
グランジ/オルタナムーブメントに迎合するベテラン達
不似合いなサウンドに苦戦
多くのバンドはバラード頼りだった
スコーピオンズも漏れなくバラードだけが生命線
この曲は良かったよ
でも昔の曲と比較すると並だがアルバムの中では突出した出来映えになる
だから思い入れは深い




②Billy Idol - Rebel Yell
軽快なノリが絶妙
この歌い方もカッコイイ
坂上忍がカバーした気持ちもよく分かる
でもあれは酷かったなぁ
この曲を聴くとエスパー少年清田君もロックバンド組んでいたことを思い出す
なぜだか思い出す
そしてどんなことをやっていたか全く思い出せないが
なぜか思い出す
不思議な体験だが清田君のスプーン曲げを思い出す





③ANTHEM - Holy Fighter
サウンドミックスに不満は残るが
どこから聴いてもゴリゴリのANTHEMメタルである
純粋にかっこいいと思う
こういうストレートな曲を聴くとグッとくる






④White Lion - Broken Heart
必殺のバラード
ベタだがベタには敵わない
雰囲気重視の歌が微妙なのだが
彼のメロセンスはバンドに化学反応を起こした
引退したヴィトのギタープレイは忘れられない





⑤SAXON - Hold On
哀愁のメロディとキャッチーさが映える一曲
アメリカでの苦悩時代を無駄にしない哀メロナンバー
個人的にはSAXON流BON JOVIサウンドだと思っている
なぜかこの曲を聴くとホロリとさせられる





⑥BLACK SABBATH - Heaven and Hell
軽いモノばかり聴いていると絶対に欲しくなる
荘厳なサウンド
これぞメタルなドラマ性に酔いしれる
RAINBOW+サバスな究極のサウンドであろう
これは何度聴いても襟を正したくなる







⑦Iron Maiden - Flight of Icarus
リリース当時は物議を醸した一曲
このスケールの大きさとシンプルな構成に唸る
この歌あっての一曲だろう
元々技術的に凄いバンドではない
だからこういう曲に個人的には違和感を感じない
どう考えてもギターテクニックだけならば
高崎晃や山本恭司の足下にも及ばない二人だ
だがテクニック以外の部分で凄いと思わせるのも魅力
メイデンはそういうバンドである








⑧Quartz - Just Another Man
こんなん出ました
といいたくなりますが
でも好きなんですよねぇ
ショボいサウンドミックスも懐かしいです
ワシはこの時代の音楽を一生聴き続ければいい人生である
流行もんを追いかけるのはすかん
そこに人生を賭けるヤツも好かん




⑨CROWLEY - 悪魔がにくい
昭和歌謡がここまでハマるとは
エンディングに向かいぐんぐんと視聴感があがる
何度も聴きたくなる中毒性がある
このポップセンスを生かせるのが彼らの強み
ギターヒーロー然としたプレイも好きだ
大好きなバンドの復活には本当に興奮させられた








⑩HTP - Mystery Of The Heart
大好物な一曲です
これぞジョー・リンターナー
ロマンティックですねぇ
泣かせてくれます




951. 失恋船長 (2024-10-14 23:37:30)

『俺のRAJAS』10選



①SHOCK!
ラジャスと言えばこの曲と推すファンも多いでしょう
個人的にはコンピ作に提供したヴァージョンが好きですね
シンプルにストレートに弾き出されるサウンドには純粋な気持ちが宿っている




②MY LOVE
マイケル・シェンカー風のギターも印象的です
後期はポップ化した為に人気が失速したと思っているが
全てがダメではない
このバンドの欠点は最後までラジャスとはどんな曲をやるバンドか
見えてこなかったことだ
イイ曲あるんだけどねぇ





③GYPSY ROAD
西田昌史が詩を書き作曲&プロデューサーに名を連ねた一曲
陽性な面も出ているが
初期の攻撃性も担保されている
上手く折衷しているのがポイント






④SHADOW NIGHT
ドラムの福村高志の作詞作曲による哀愁のハードナンバー
確かにアースシェイカーとの親和性を感じますね
このバンドの奏でる哀愁系の曲は好きですね
適度なキャッチーさが邪魔をしない
良い意味での昭和感が今でも耳を惹く
リズムプレイもギターも考えている




⑤LONELY DANCER
センちゃんの力強い歌声が印象的
歌詞はダサいがアックンとセンちゃんのコンビによる
多様性を感じさせる一曲だ
アレンジに深みがある
リリース当時よりも今の方が好意的に聴ける
ワシも大人になった
若い頃は勢いと速さだけだもんねぇ





⑥LOVE FIRE
キーボードの使い方が懐かしい
マーシーの歌声が聞こえそうな一曲ですね
彼女が歌う事で何故か場末のスナック感が出る
でもこれは悪口ではない
そういう雰囲気が画になるバンド
大観衆だけが客ではない
大きなステージを埋めるだけが凄いことではない
オジサンになるとこういう曲調が染みる








⑦ANGEL
いいドラマーだと思う
お気に入りのミュージシャンだった
初期の方が好み
こういう哀愁系の曲調とメロディに弱い
大したことは歌っていないが
センちゃんの中低音域を活かした歌声も頼もしかった
フェイクしないライブパフォーマンスも良かった
こういう曲を大切にしたい
若い人には昭和臭いだろうが
ラジャスは押えて欲しいなぁ







⑧LADY
これも福村高志ことババちゃんの曲
もの悲しいイントロからリズムカルなパートに突入
ベースのラインもシンプルだが耳を惹く
サビに向けてパッと視界が開ける展開もいい
硬軟のバランスが上手く機能している
多様性のあるバンドサウンドは魅力的だった





⑨LIAR
このギターリフが好きだというファンも多いだろう
哀愁系の曲がこのバンドに魅力だった
ギターも見せ場を作っている
リズムも癖になる
でもイントロで奏でられるメインリフが印象的だろう
改めてラジャスはイイバンドだったなぁ








⑩STRAUGHT FIGHTER
ストレートに弾き出されるハードナンバー
こういう曲も似合うバンドである
ベースがいいね
良く歌いますよ
攻撃的だがキャッチーで親しみやすい
最大の魅力だった




952. 失恋船長 (2024-10-15 12:52:02)

『胸キュン/胸熱ロック 88』10選



①Show-Ya - Flame Of The Angels
寺田恵子の背信行為から奇跡の復活を遂げる
前任者よりも全てが上のステファニーだったが
このバンドの大半は日本のロックが好きな人たちだった
だから本格派志向を打ち出すバンドとそりが合わない
本気で海外での活動を望む彼女達
ステファニーは適任だった
スケールの大きなバンドサウンド
従来のバンドらしさも残した作風は挨拶代わりに適している
ステファニーは凄い才能をもったシンガーだった
後にも先にも日本のバンドで歌う女性シンガーでは彼女が一番である
昨今のガールズメタルムーブメントを見ると余計にそう感じる





②HAGANE - 天下五剣
ドラムの娘がめちゃくちゃ頑張っている
頬を膨らませ叩きまくっているPVを見てチョイと笑ってしまったが
ああいう姿を見せられることが大切だ
ギターもテクニシャン
ベースはルート弾きで十分です
日本人の好きそうなメロディックスピードメタルだ
オジサンにはチョイハズい
やっぱりこの手のサウンドは紙一重だと思った





③EARTSHAKER - MORE 2015
何度もリメイクされているアースシェイカーの代表曲
これはパチンコ機器のタイアップソングらしい
とにかく大胆なアレンジが施されている
歌メロなど基本線は変わりようがないが
中盤で盛り込まれるアッパーな展開は新しい
好き嫌いは分かれるかも知れないが
迫力で圧倒させる








④KEEL - Because The Night
ジーン・シモンズの助言もあったのだろう
カヴァー曲だがアルバムの流れ的に違和感はない
優しく語りかけるような歌声
でも我慢できずに最後は金切り声のロン
これでいいのである
売れ線サウンド大歓迎
ヒット狙いとミュージシャンとしての矜恃
やっている





⑤Lee Aaron - Metal Queen
メタルシーンを代表する女性シンガー
そのド迫力の歌声に圧倒される
妙なエロさを発揮する
火あぶりシーンが印象的だったPV
昔はあんなんの多かったなぁ
意味がよく分からないが
メタルクィーンって歌はあの世界観なんだろうかぁ
メロディアスなミドルナンバーはいつ聴いてもカッコイイ






⑥Warlock - All We Are
ドロ姐さんの迫力のある歌声
上手い下手では語れない生き様が声に乗っている
今でも現役でメタルディーヴァとして活躍する彼女
この曲はバンドの代表曲だろう
車が吹っ飛びまくるPVもバカバカしいのがたまらん
ギターソロもド派手
懐かしの80年代型サウンド
親しみやす功を奏している







⑦Budgie - Breadfan
人間椅子のカヴァーは少なからず
このバンドに光を当てただろう
時代的にメディアからの評価を受けられなかったバンド
この吹けよ風
呼べよ嵐と言いたくなるようなリフに悶絶
このバンドがNWOBHMムーブメントに与えた影響は計り知れない
何がNWOBHM四天王だ
大嘘つきのレコード会社の手先共め
恥を知れと言いたいのだが
それを盲目的に信じ込む輩がメタルシーンを支えているのだから世も末だ
スローパートに流れる瞬間からまたハードパートに流れる
あのゾクゾク感に悶絶しまくりである







⑧Razor - Iron Hammer
モーターヘッドよろしくな暴走ナンバー
ダーティーで刺々しいサウンド
神経を逆撫でする傍若無人ぶりに首の疼きも止まりません
小細工無用のドーピングスピードメタルに悶絶



⑨SAXON - Crusader
ごくごく一部の批評家に乗っかる激ヤバ集団
自称サクソンファンには目眩を覚えるのだが
つまらないアルバムの中でもバンドとしての威厳を保ったミドルナンバー
そのスケールの大きさに圧倒される
このバンドはいつも淡泊
それは昔から
そしてNWOBHM的スタイルに特化したのは81年から82年の間に出した3枚のアルバムだけ
それ以降は試行錯誤を繰り返している
アルバム毎に作風は違っていた
同じ路線と感じるのは近年のアルバム2枚くらいだろう
でもアメリカンナイズドである
クタバレアメリカンナイズドである
彼らが受けた不条理なレッテルを剥がしてあげたい








⑩陰陽座 - 土蜘蛛忌譚
初期ならではの攻撃的なナンバー
展開も二転三転とこのバンドの魅力を内包している
個人的には瞬火さんが歌うパートにもの凄く魅力を感じるので
こういう曲は大歓迎だ
メジャーデビュー後は最大公約数の曲が増え灰汁が薄まった
だから類似アイデア拝借バンドの和楽器バンドに喰われる
餅は餅屋




953. 失恋船長 (2024-10-19 03:21:16)

『胸キュン/胸熱ロック 89』10選



①Show-Ya - We'll still be hangin' on
シングルカットされた曲の英詩ヴァージョン
というかこれが本来の形
哀愁のメロディが映えるハードナンバー
ギターソロもグッと泣かせ気味に迫ります
しかし必ず現れるのが寺田恵子の発音が悪いとクレームをいうたわけ
お前が英語が喋れるのか?
いい加減なホラ吹きが多いからなぁ
なんたって洋楽を何十年も聞き続けると訛が完璧に分かると大嘘を豪語する
大ホラ吹きもあらわれるからねぇ






②Anthem - Love on the Edge
PVも作られた哀愁のハードナンバー
シングル向けという空気感はあるがANTHEMであることに変わりは無い
森川の演技も面白いが
火まみれのベースを放り投げるシーンはチョットやりすぎだ
それにしても中間の演奏シーンは不真面目過ぎる
才能があるだけに損しているねぇ
だからバンドで成功しないのだろう
和製イングヴェイは性格まで真似しなくてもね





③Show-Ya - Gambler
名曲Gamblingを英詩ヴァージョンに変更してタイトルも変わった
歌うはステファニーで正式な音源は残っていない
YouTubeで動画探して聴いて欲しいねぇ
彼女のよって生まれ変わったサウンド
流石の歌声に惚れ惚れする









④人間椅子 - 無情のスキャット
日本語で歌うのに世界から賞賛を浴びた
PVの再生回数もこの手のバンドとしては褒められるべきだろう
でも人間椅子は昔の曲は大パクりというか大オマージュがエグいので
あのあたりは評価を大きく分けるだろう
日本人ならば歌詞の世界などから理解を示せるオマージュも
やはり厳しい面は否めない
そういう意味では近年のアルバムはそういう意見を払拭する勢いがある
この曲もメジャーから出ているロックとしては極悪なサウンドである
だから凄い





⑤THE冠 - 日本のヘビーメタル
日本のロブ・ハルフォードと④でもさしつかえがない冠の歌声
まさにニッポンのヘヴィメタルである
無駄なモノほど美しい
令和の最先端のミュージック
ニッポンの真っ当なヘヴィメタル
実に正しい事を歌っている






⑥SABER TIGER - Back To The Wall
下山もリメイクした哀愁のハードナンバー
サーベルらしいプログレッシブな展開
そこに放り込まれる久保田陽子節の泣かせ具合
ワビサビですよね
日本人なんで泣けますよ
歌メロがいいんだよねぇ
引っ張ってのサビメロで爆発でギターソロでしょう







⑦Journey - Stone in Love
メジャーサウンドなんですよねぇ
でも職人技なんですよ
ギターもホット
そして語尾のヴィブラートの掛け方が凄いんだよなぁ
これだけ聴いても訛はやっぱりわかりまへん








⑧Def Leppard - Too late For Love
哀愁ですねぇ
英国仕込みのメジャーサウンド
絶妙なさじ加減です
ライトリスナーからもヘビーユーザーからも支持されるサウンド
舐められない絶妙なとこなんですよ



⑨W.A.S.P. - Wild Child
大好きですねぇ
この哀愁がたまらん
スタジオ盤よりもライブの方がアップテンポですき
でもスタジオ盤も大好きですねぇ
PVはしょーもないやつなんですけどねぇ








⑩Uriah Heep - Look at Yourself
絶妙なアンサンブルである
全員が同じ方向を向いているから放出されるエネルギーがハンパない
何度聴いても圧倒される
こういう方向性を突き詰められるバンドだったが
全盛期は長く続かなかった
70年代バンドあるあるである




954. シン・聖なる守護神 (2024-10-19 23:18:47)

『個人的偏向による"コレ、イイですよ"的HM/HR』10曲選 ~第4弾~ ※コレではマニアック過ぎるでしょう編 (第1弾:発言No.933 第2弾:発言No.938 第3段:発言No.940)

①I'm Not Ready[2013] / ALLOY CZAR
>正式なデビューが叶わなかったUS産5人組の'81年と'82年に録音されたデモをリマスターを施し発売した作品(タイトル:Awaken The Metal King)
それにしても録音年を鑑みると...中々の逸品の本作はプリースト型正統派でありながら積極的にKey.を導入し抒情性も併せ持つメロディックさは結構衝撃的ではないだろうか

②In days Of Heavy Metal[1982] / BREAKER
>カナダ産5人組の4曲入り唯一作"In Days Of Heavy Metal"収録の三部構成ラスト曲
その起承転結のドラマ性は70年代プログレ風味と怪しさ漂うカルトメタル的メロディが交差する展開でややひ弱な歌唱を差し引いても名曲と呼べるでしょう
WARLORDやMANILLA ROADにMEDIEVAL STEEL辺りに反応する方向きかな...と
因みに「Cult Metal Classics」からボーナス2曲+リマスター盤で'18年に再発済み

③The Silent Roar[2015] / CRISIS
>正式デビュー出来なかった英国産4人組のデモやセッション等の未発表音源を収録した"Battlefield"(全15曲トータル約75分!!)にから
如何にもNWOBHM的な正統派は何処か男気を感じさせシッカリとしたメロも伴ってて中々魅力的な作品となっているのではないだろうか

④World Of Madness[1992] / DREAMLORE
>Vo.も含め全パートを一人でこなす"一人プログレメタル!?"とも言うべき11曲入り唯一作"Confined To Destiny"の実質ラストに収録された曲(ラストは1分半ほどのアコギインストなので...)
タイプ的にはQUEENSRYCHEやFATES WARNINGに近くアコギを積極的に導入し抒情的ドラマ性を演出
また独りよがりにならないメロも魅力的だろう

⑤Last Days[1991] / HELD UNDER
>US産5人組の唯一作"Dying Breed"収録曲で、前身はDISCOVERYっつうヤツらしい
メロディックなツインG.がよく効いた正統派メタルは時にスラッシーさを感じたりして、頭に思い浮かぶのがINTRUDERとか...かな
曲も粒揃いでして...'08年にその前身DISCOVERY時代のデモ等も収録した2枚組リマスター再発盤(「STORMSPELL Records」)もありますのでご興味の方は是非一聴を

⑥You're The One[1986] / LEATHER NUNN
>US産5人組の唯一作"Take The Night"からで、意表を突く変化球などもなくその至極真っ当な正統派メタルはある種の潔さを感じます
流石にコレで表舞台に出られるほど甘くはなかったが、地下でうごめくメタルも偶にはスゴんで見たくはなるものだろうネ
曲によっては...MALICEに通じるモノも感じるだろうか

⑦Can't Help It[1986] / LITCHEN GREY
>唯一作だった5曲入りEP.であったにも関わらずB!誌レビューで93点などというあり得ない点数を頂戴してしまったUS産4人組
線の細い歌唱とメロウで適度な哀愁感そして如何にもなLAメタルは多分にDOKKEN的だが、聴きようによってはSHYに通じるモノも感じられる
流石に93点はヤリスギ以外の何物でも無いが、特に(何故にバラードから始める!?)1曲目や2曲目そしてタイトル曲などのセンチメンタルさなど確かに素晴らしい

⑧Heart Still Beats[1992] / SAY
>少しややこしいが同年にオリジナルであるジャケ違いの自主制作盤もあるが、一般的にはボーナス3曲を加えた「LONG ISLAND」盤の方なのだろう
アルバムタイトル曲でもある本曲を始め"Higher"など"これぞメロハー!!?"と呼べる楽曲もあるのだが曲によってはAOR強めで"黒さ!?"を感じてしまう曲もあったりと微妙なのが玉にキズかも知れない

⑨Sands Of Time[1989] / SCARLET RAYNE
>ややクセ強めのテイト型ハイトーンが炸裂するUS産トリオの唯一作"Theater Humanitarian"から
アコギからというこの手の王道的展開はB級マニアが求める音でしょう
因みにボーナス2曲+リマスターを施した'07年再発盤があります(「ARKEYN STEEL Records」!!!)

⑩221B戦記[1997] / 筋肉少女帯
>今まで同様に最後は国産から
声優界の大御所二人とアニソン界のアニキこと故水木一郎氏が参加した名曲
何か胸にアツいモノが込み上げてくるかのような展開は最早様式美と言えるでしょう

※アルファベット順(⑩は除く)

番外編
○ドラマティック・エアポート~北ウイングⅡ~[1984] / 中森 明菜
>スタジオ作として6作目"Possibility"のラストに収録された曲で作曲は林 哲司さん
あのヴィブラートがまだ発揮されていない事が逆にメロディの良さとドラマティックさが良く伝わってきます
最早、コレはメロハーと言えるのではないだろうか
因みにワシ...曲単位ではもっと好きなのもあったりするのだが、アルバム単位なら本作が一番好きだろうと思う(ボーナス2曲も良いので'22年再発盤をオススメします)



955. 失恋船長 (2024-10-21 03:31:19)

『胸キュン/胸熱ロック 89』10選



①Show-Ya - 天使の炎-Flame Of The Angels
良い意味で歌謡テイストを持ち込みシングル向けとしては申し分ない
また前任者とは違う歌声で魅了するステファニーの存在を知らしめるには十分だが
世間的には速い曲の方がウケがよかったのだろう
スケールの大きいキャッチーはハードナンバー
最近はまた聞いています








②魔女卵 - Catch me
歌謡テイスト満載のハードナンバー
昭和スケ番風味満点の世界観がなんとも懐かしい
蓮っ葉な外連味たっぷりの昭和ロック
でもこのキャッチーさが大好きなんです
フンフン口ずさみますよ
映画魔女卵
あの中でメジャーデビュー前のプレゼンスが演奏するシーンが多いのだが
めっちゃ英国風味満点の関西メタルでカッコ良かった







③早瀬ルミナ - 射手座のFreaky
元ネタもスケスケの楽曲
カヴァーソングなのかといいたくなりますよ
そしてこの歌詞と下手くそな歌声に涙が溢れ出そうですが
演者のプレイはヤケクソ気味にカッコイイ
苦行メタルですが
ジャパニーズメタルを愛するワタクシは三日くらいかけてアルバムを聴きます
凄い破壊力である
80年代って凄いよな
全てがハラスメントだよ









④原史奈 Featuring Richie Kotzen - Lost Memories
哀愁のメロディが映えるバラード調の一曲
ストリングスアレンジが効いていますねぇ
今年は相当聴きましたね
そろそろ飽きてきましたが
でもまだまだ聴きますよ
J-POPが好きな人にオススメですね







⑤BLACK SABBATH - Ear In The Wall
権利の関係でディオサバスはブラックサバスと名乗れなくなる
そういう意味では貴重な新曲となる
本領発揮とはいかないかもしれないが
オジーと作った冗談のような13みたいなアルバムの
どの曲よりも強烈である
ロニーは凄い
この音圧に負けない歌声
今後は現れないであろうずば抜けた歌唱力の持ち主だった






⑥島紀史 - STILL REMEMBER
島のソロで客演したのがガルネリウス加入前の小野正利
そのままコンチェルトムーンのシンガーになってくれたらなぁと
期待しましたが夢はかなわず
でも彼がメタルフィールドに戻ると驚きです
哀愁のハードポップソング
小野のハイトーンが哀愁度をグッとアップ
ソロも泣けますね




⑦M.S.G - What We Need
アメリカで成功するために試行錯誤するマイケル
TIMEというアルバムは失敗に終わった
その反省を活かしアルバムの半分は攻めたSave Yourself
この曲など今作ならではのアメリカンナイズドナンバーである
ロビンの歌声との相性も抜群
ソロではリズミカルなプレイで新鮮さをアピール
コレはコレで悪くないが
この路線が続くとは到底思えなかった
エンディングソロも逆に浮いている








⑧MAVERICK - Endless Smile
ライブ何度か見に行ったなぁ
熱いステージを魅せてくれました
なんか懐かしいです
デモCD-Rを良く聴いたし
デモテープも聴いた
大好きなバンドだったよ
でも関係者からは評判が悪かったね
人間性も重要です
この曲は何度もライブで聴いたし
思い入れがある



⑨CAPTIVE HEART - Shattered Dreams
国内盤はAXVEのベアナックルからリリース
メロディ派のマニアから愛されたバンド
とは言え短命に終わったしレーベルもBURRN!誌から愛されてなかった
あのレーベルひょっとしたら日本のフロンティアレーベルになっていたかもしれない
無念じゃ








⑩SLY - Shut Up And Buy
勢いだけじゃない密度の濃いハードサウンド
バカテク集団でしたね
シャラにギターとしては味わいは薄いけど
ハードにガンガンイケて幸福だったでしょう
樋口宗孝は凄い
寺沢もゴリゴリです
前作の反省を活かした歌い方もコレで良いのだが
アルバムは売れなかった




956. 失恋船長 (2024-10-22 01:51:52)

『俺達シュラプネル』10選



①Steeler - No Way Out
ソロがイイですよね
元々曲もリフも出来ていたので
イングヴェイが顔を出せる場面は少ないが
アコギのパートは彼のセンスが溢れている
このメロウなパートにおける泣かせ
両者の特性が合致した瞬間だ
隠れた名曲で終わって欲しくないねぇ
この曲のあとに出てくるHot On Your Heelsが凄いのよ
でもコレありきでHot On Your Heelsが凄いのよ
イントロからかますのよ
でも前段ありきなんですよ
凄いギターです
デイブ・クレムソンがアルカトラスに加入で100倍聴きたい
耳付いてんのか
あとクレム・クレムソンね
いつの時代の話をしとんねん
雑誌パクリ過ぎで脳みそウジ虫わいとるわ






②Ron Thal - Chopin Fantaisie
これがロン・サールの実力ですよ
今の姿は想像できませんが
大胆なアレンジを加えショパンをやり切っています
ネオクラですね
この斜め四十五度から攻めてくるのが凄いのよ







③Rich Kern - Storyteller
テクニカルですよね
やはりメタル系のインストはこれくらい
ハードでスリルがないと物足りないです






④Ravage - 69/Bloodshot
D.D. ランドのスピーディーなギタープレイが魅力
日本でも人気の出そうなパワフルかつメロディックなサウンド
彼の奏でる高速ピッキングから繰り出されるプレイはスリル満点
この歌い手も素直な声でウエッティなので
硬派な裏番スタイルのアメリカンメタルに情緒を持ち込んでいる
なぜかイマイチ知られていないのは何故だろう?
インスト69と連携されていますので2曲で一曲になります
次の曲もかっよくアルバム全体が躍動している
マイケル・パレ主演のアクション映画みたいなB級感がたまらん







⑤Dr. Mastermind - Abuser
腕は間違いないのだがカート・ジェイムスは正式な音源を全然残していない
イングヴェイが去ったSTEELERにもいたし
グラハム・ボネットバンドにもいた
あれが最大のチャンスだった気がするが
やはり中途半端な形で名前を残した無念である
カートのスピードプレイは実に魅力的
速さをキープする柔軟なさばきが実を結んでいる




957. 失恋船長 (2024-10-22 22:04:51)

『さよならリアルアイアンマン ポール・ディアノ』10選



①Warhorse - Here Comes The Night
良い意味で生々しい歌声を聴かせてくれたポール・ディアノ待望のバンド活動開始
車椅子生活だがそんな事はお構いなし
衰えたが枯れ具合が絶妙
ヤサグレパワーヴォイスに魅了される
もっと出来るさという声もあるけど
ワタクシはリアルな現状を届けてくれた今作の生っぽい歌が好きだ
ドラマ性のある楽曲とシンプルな歌メロもマッチしている









②Battlezone - The Land God Gave to Caine
7分を越える大作ナンバー
メイデンとはまではいかないが
ポールの朗々とした歌声は楽曲のレベルを上げている
流石である








③Dianno - Flaming Heart
軽やかなキーボードで幕開けにひっくり返りました
哀メロハードポップソングを歌うポール
売れ線サウンドを狙いすましていますが
ポールのヤサグレパワーヴォイスが顔を随所に覗かせます
隠せないよ
あの個性はさ
今では聴けない貴重な音楽性
今回の機にポール・ディアノ関連の作品は全て再発するべきだ
これもポール・ディアノの歌である
コレも聴けである








④Gogmagog - I Will Be There
頼むぜポール
ラス・バラードの曲を歌っている場合じゃないよ
ベースはニール・マーレイ
ドラムはクライブ・バー
ギターの一人はヤニック・ガーズです
メイデンマニアにはたまらんラインナップ
ポップでキャッチーな曲でも
押しの強いポール・ディアノの歌声は健在です
彼は意外とポップスもイケるんですよね
イラン・ギランもその口だったよねぇ
皮肉だなぁ
そのギランに一番憧れているのはブルース・ディッキンソンである






⑤Killers - Impaler
やはりポールには疾走ナンバーが似合いますよね
この曲はメロディアスで以外とポールはこういう曲をやっていない
ゴリゴリのメタルサウンドに配合された聴きやすいミックスとアレンジ
なんか中途半端な形なのだが
ポールの兵隊ヤクザな歌声が全てを持っていく
ギターソロも強引に取ってつけたように入ってくるのだが
そういう見づらさがプロレスのバトルロワイヤルのように感じれられたのならば
この曲は楽しいぞ






⑥English Steel - She Goes Down
90年代に乱発されたリー・ハート関連の作品
デニス・ストラットンとポール・ディアノという組み合わせも沢山あった
ナイジェル・グロックラー
ドン・エイリー
ニール・マーレイとおなじみの顔ぶれである
こういうミドルをポールは器用に歌っている
アイアンメイデンだけがポールではない
今作も再発するべきだ
AOR調のハードサウンドプロジェクトで活躍するポールも悪くないぞ




⑦The Worlds First Iron Man - Show Some Emotion
これアラスカの名バラードですよ
オリジナルの繊細な歌声とピアノの音色
そしてギターで泣かせる名曲ですよ
それをポールが歌うんですか?
聴く前はふざけるなよ
でしたが最後はポール・ディアノの世界に持っていきました
自堕落な私生活のせいで落ちぶれたポール
その哀愁が滲み出ている
そしてポップなアルバムで再起を賭けた男の凄みを感じさせる
オリジナルは勿論素晴らしいが
ヤサグレパワーヴォイスヴァージョンも悪くないぞ
あとリー・ハートはFASTWAYで歌っていたなぁ
どっちが先なんだ
たしかジョン・スローマンヴァージョンもあるはずである
ワシはアラスカが大好きだったんだぞ









⑧Paul Di' Anno & Dennis Stratton - Lucky To Lose
これもあちこちで擦られていますね
日本のアニメ映画になるのかな?
敵は海賊という作品のサントラ
米持孝秋率いるエアパビリオンのアルバムでもあるのだが
参加メンバーがリー・ハート関連でややこやしい
そのアルバムでも披露されたが
ここではポール・ディアノが歌っている
一時期デニス・ストラットンとポール・ディアノの共演が多かった
軽快なハードナンバーに押しの強いポール・ディアノの歌声
このミスマッチ感がたまらん
素顔はカワイイ乙女だったダンプ松本みたいである



⑨Airforce - Sniper
ディリアン・アルナウドフとデュエットしているポール・ディアノ
こういう形も悪くないですよ
AIRFORCE自体がマイナーなバンドなのでポール・ディアノのゲスト参加も知られていませんが
こういうシリアルなミドルにポールの荒々しい歌声は殺伐をした荒涼感を醸し出し
ヒリつかせる






⑩Praying Mantis & Paul Di'Anno - Cheated
プレイングマンティストポール・ディアノによる夢の共演と銘打たれたライブ
今思えば大嘘だよなぁ
NWOBHMの残党組を連れて企画を成立させたメディアの力技と影響力に驚かされる
ポール・ディアノがマンティスの曲を歌うとはね
まぁミスマッチですがこの時はメイデンの曲をカヴァーするポールは新鮮だった
だから合間にこの曲が出てきて灰汁を薄めてくれた
ちなみにライオンハートのHot Tonightも歌っていますけど
あっちは似合わなさすぎ



ポール・ディアノに密着したドキュメンタリー映画が完成した。彼の半生を知る機会だと喜んでいた。今年に入り新しい仲間とアルバムもリリースした。羽賀研二級のスキャンダラスな人生。昔の栄光を擦り倒す中期から後年の彼、詐欺まがいの悪い噂、公的年金の不正受給と、全然いい話を聴かなかった。なによりバンド活動も、ままならずよく分からないアルバムを乱発。名義もごちゃごちゃしていて、最後まで元アイアンメイデンのままだった。それだけにポールの素顔を知りたいと思う。映画の公開&配信がたのしみだっただけに、今回の訃報は残念です。

色んな意味でリアルアイアンまんだった男。彼のパンチの効いたシャウトはメタル史に残るシンガーである事に変わりは無い。晩節を汚そうとも、最後のバンド、Warhorseは悪くなかった。無念。無理してでも、東海地方で行われたライブに行くべきだった。ポールの生歌聴いたことなかったもんなぁ。
ワシャけっこうポール関連の音源は抑えているほうなんだけどねぇ。口惜しや。




958. 失恋船長 (2024-10-24 03:20:27)

『永遠に光り輝け奇術師の手先を持つ高速ギタリスト ジョシュア・ペライア』10選



①Joshua – Surrender Love
個人的にはジョシュアと言えばこの曲を思い出す
思い入れではNovember Is Going Awayだが
総合力ではこちらが上
合わせ技一本である
エモーショナルな歌声のジェフ・フェンホルト
彼の甘めのハイトーンが好き
ブラックサバスに一瞬加入してデモ音源を残す
あとギーザー・バトラーバンドでも歌っていてデモがある
そのジェフの加入がバンドサウンドを底上げした
曲重視の姿勢もいい
ギターソロでは唐突に速弾きを披露するのはご愛敬
そこがジョシュアである








②Joshua - Heart Full of Soul
まぁヤードバーズのカヴァーになるのだが
叙情味がプラスされジョシュアらしさが増量
こういう曲を上手くこなすのが彼らの魅力
やはり歌がいい





③Joshua - Your Love Is Gone
あまいなぁメロディックですね
硬軟交えた叙情派ハードナンバー
1stから三曲続けて選びましたが
正直あのアルバムが一番
全部あれからでもイイ
随所に飛び出すギターと
裏で鳴るキーボード
上手くやっています







④Joshua – Hold On
ねじ込まれる強引なギター
俺がジョシュアだという顔を見せつけているが
そんなに凄いわけじゃないのがジュシュアの愛されポイント
アクセル・ルディ・ペルタイプである
キャッチーなパートと対比する攻撃的なギターサウンド
強引な組み合わせだがかっこいいと納得させる
次の曲も凄くイイ
やはり1stは名盤だ





⑤Joshua - November is Going Away
狂おしい程に感情を揺さぶる泣きの旋律
これぞじジュシュアの代表曲
これ一発で歴史に名を残したとメロディ派のマニアは自負します
そういう見づらさがプロレスのバトルロワイヤルのように感じれられたのならば
この曲は楽しいぞ
ここで歌うスティーブン・フォンテーンはオーディションでバーニー・ショウより先にユーライアヒープの
シンガーの座を勝ち取るも私生活に難がり過ぎでクビになった男
要するに不真面目だからステージではペケね
ここでもイマイチなんだよなぁ
でも彼の透明感のある声は邪魔していない
主役はジョシュアのギターだが曲がいい
ガルネリウスのカヴァーがある意味最強かもしれない
ジョシュアの音楽室に飾ってある肖像画みたいなヘアースタイルが目に浮かぶよ







⑥M-Pire - You Want It All
ジュシュアというバンド名を捨て活動していた90年代半ばにリリースされたアルバム
2001年に再びジョシュア名義でリリースされるややこしいアルバムChapter Oneから
ブルージーさを加味させたハードサウンドはそれまでとは感触が違う
ジョシュアのルーツとしては問題はない
歌い手も実力派でクリアーな声を歪ませ歌っている
ソロではリズムカルなプレイ
スライドを使ったりと今までとは違う面を強調しているが
速弾きする姿はやはりジョシュアで
お得意のフレーズも顔を出す




⑦Joshua - Reach Up
新たにロブ・ロックがシンガーの座につき
先行でシングルカットされた
アルバムのオープニングナンバー
ギターは控えめで甘口なサウンドに変換
もっと攻撃的なサウンドの方がイイのだが
時代はメタルバブル全盛の時代
当然の変遷だろう









⑧Joshua – Stand Alone
ロブの優しい歌声が印象的です
名一杯張り上げるだけじゃないリラックスした歌声が印象的だ
控えめなジョシュアだったが
曲で勝負できるところは魅せてくれたが
アルバム全体が丸みを帯びた軟弱なモノだ
しかいAOR系のハードマニアには歓迎されるだろう
哀愁のメロディを弾くジョシュアは常に魅力的である



⑨Joshua - Divine Intervention
ジョシュア名義では最後のアルバム
2012年にリリースされた
まさにResurrectionなアルバムとなった
シンガーはマーク・ボールズ
昔みたいなキレイで繊細な歌声ではなくなったが
彼の加入はバンドの格を上げた
練り上げられた展開は過去イチ
アルバムのオープニングナンバーとしては申し分ないインパクトを残した
最近名前を聞かなくなったジョシュア
残念である
最後まで1stを越えられなかった
なにより本当はどんなギタリストだったんだろう
それがジョシュア・ペライアである






⑩Joshua - Blood On The Nile
アルバムのリーダートラックと言えるシリアスなナンバー
過去のアルバムと比較しても甘口だけではない
硬派な面を膨らませているが叙情味は失われていない
マークの荒めの歌声が気になる
ライブの合間にレコーディングしたのかと不満もあるが
これがリアルなマーク・ボールズなのかもしれない
色んな意味でジョシュアは最後まで付いていなかった気がする
でも歌メロはいいぞ





ポール・ディアノに続きジョシュア・ペラヒアがなくなった。でも今ではジョシュア・ペライアの方がカタカナ表記としては正しいらしい。英語の話せない日本人あるあるである。メディアがそういうと信じるよね。でも発音なんで本当のところはワシには分からん。洋楽も邦楽も別けて音楽を聴いたことはありません。だから英語の訛が聞き分けられないのでしょう。でも投資詐欺にひっかかることもありませんのでご安心ください。

ジュシュア・ペライアの出会いは80年代の後半、イングヴェイの登場により速弾きブームは上がりきる。そんな中で友人が教えてくれたのがNovember Is Going Awayだった。イントロで奏でられる鍵盤プレイの美しい旋律。そしてジョシュアの泣きのギター、一発で心を掴まれた。正直、凄い上手いわけではないのだが、アメリカ人とは思えない泣きの感性に共鳴したのである。
今以て愛している珠玉の一曲。世間的には知名度も低く、知っていてもNovember Is Going Awayだけの一発屋扱いである。
確かIntense Defenseの評価がめちゃくちゃ低く、それを丸呑みするしか能のないメディア信者の馬鹿共の多さもが一番なんだが、そんな盲目な狂信的信者も後期高齢者となったので、偏見の少ない若い人にはジョシュアを知って欲しい。

彼の奏でる独特の旋律。それはネオクラとはまた違った風合いがある。

あぁここにきて2001年リリースのSomething to Sayから一曲選ぶの忘れていた。許しておくれよジョシュア。配信盤も出ていますのでメロディ派のマニアは追悼しましょうよ




959. 失恋船長 (2024-10-28 20:03:14)

『胸キュン/胸熱ロック 90』10選



①The Original Iron Men - LET HIM ROCK
叙情派英国ハードサウンド
絶妙なキャッチーさとポップさを際立たせている
武骨なポール・ディアノの歌声が力感をアピール
いぶし銀のギターワークも耳を惹く









②Rata Blanca - Rock es rock!
情熱の国スペイン
その熱情を込めたハードサウンドは古典の極み
久しぶりに彼らの名前を聴きました
是非ともフルアルバムをお願いします
新曲はどれもが無駄をそぎ落とした古典ですね







③Impellitteri - Wrath Child
レーベルがしっかりしていると音楽性のヴィジョンも明確ですね
切り売りされる新曲はどれもが
クリス・インペリテリの高速ギターだけじゃない
パワフルなアメリカンメタルをやり切っている
ドラムが強烈
グラハム・ボネットの共演でイングヴェイもどきの烙印を押されたが
クリスのギターは別もん
良い環境に恵まれて良かったよ









④CHANGE OF HEART - Wayward Son
力強い歌声とハードなギターを前面に押し出しロックバンド然とした力強さがある
それでありながらも壮麗なコーラスワークと口当たりの良いメロディ
それらをHM/HRという枠内で見事にしあげているのだから
恐れ入る
国内盤も出ているのだから人気があってもおかしくないのですがね








⑤Moon'Doc - Why Don't You Know
時代が時代だけにダークでヘヴィな音像だが
根幹にあるのはメロディックメタル
ハーマン・フランクの凄腕ギターソロは健在
歌い手はFreedom Callのクリス・ベイ
重苦しいサウンドメイクとメロディックは噛み合っていない
でもこれが90年代中期の正統派メタルバンドが苦心して作り上げた作風になる





⑥IRON FIRE - On the Edge
ドイツらしい堅実さ
硬軟交えたメロディックかつパワフルなサウンド
正統派メタルファンに訴求するだけの魅力が十分
この時代日本では意図的にアメリカのミュージックシーンを押す動きがありました
馬鹿げていますが
あんな不自然なことを爺さん達にやるから新陳代謝が行われないのだよ
いまだにビックインジャパンである
女子供を相手に金儲けを画策するな





⑦X.Y.Z.→A - Lonely Journey
チョイ臭い歌詞が逆に胸に染みます
年を重ね声に一段と説得力が増した我らが先輩
彼の歌声なくしてはここまでの味わいは生まれない
個性的な声質で日本を代表するロックシンガーだ
面白いので一発チャンスがあれば人気者になれたのにね
ラウドネスでは仮面をかぶりすぎだぞ
橘高さんのギターも泣かせてくれます
アルバム自体は散漫な印象を与えるモノだったが
曲自体は良かった








⑧Joe Lynn Turner & Maria Ilieva - Forever
スキンヘッド姿も披露したジョー
ここいらで一発代表曲を出して欲しいよね
この共演は素晴らしいモノである
彼女の知名度もあり
再び成功を収めて欲しい
美しいバラードである
これぞジョーである



⑨Alaska - HEART OF THE STORM
日本では全く人気の無いバンドですね
絶対レビューが低いんだろう
哀愁のメロディと商業ベースに片足をツッコんだサウンドは
いぶし銀のギターワークと堅実なリズムプレイが伝統芸能を見せつける
軽やかな味付けのキーボードなのど隠し味
いいですよ








⑩SHOW-YA - KISS in the RIOT
全曲英詩に挑戦した意欲作
あのアルバムは凄くワールドワイドな感性に彩られていた
CDの売れない時代なので苦戦したろうが
チャレンジング精神あるれるアルバムは見事でしょう
メロディアスかつハードなサウンド
シングルヒットした曲にも負けない
哀愁のメロディと力強さ
そしてキャッチーさが混ぜ込まれた名曲ですよ
テクノロジーの恩恵を受けよくぞ仕上げました
キャプテンのキーボードがいいんですよね
リズム隊は過去イチハード
ベースもバキバキ聞こえてくる
キックの音も頼もしくなりました




960. シン・聖なる守護神 (2024-11-09 16:25:40)

『個人的偏向による"コレ、イイですよ"的HM/HR』10曲選 ~第4弾~ ※メロ優先で選んでみました編 (第1弾:発言No.933 第2弾:発言No.938 第3段:発言No.940 第4段:発言No.954)

①It's Alright[1985] / DAGGER
>カナダ産4人組による唯一作"Not Afraid Of The Night"からでタイトル曲などではなく、Key.リフがハック響きメロウに展開するミッドテンポ曲を選出
やや不器用感漂う歌唱の評価は微妙だが、全体を覆うメロ感は良いと思います

②Spark And Flame[1991] / FROM THE FIRE
>国内発売されたものの現在はレア化しているUS産5人組の唯一作"Thirty Days And Dirty Nights"からで、ゲスト女性Vo.テレサ・ストレイリーとのデュエット曲
その如何にもなドラマ性はこの手のマニアが追い求めている展開と言えるのでは!?
またキラーチューン的色合いも感じられる1曲

③I Need Your Love[2002] / GOLDEN FARM
>こちらも国内発売されたのでご存じの方も多かろうと思うスペイン産5人組唯一作で、本作はどの曲も素晴らしく表題曲以外も候補は色々とありましたが、今回はこちらを...
ジャケイラストの如くお涙頂戴的展開が魅力の1曲

④Guardians[1988] / LIX
>US産5人組唯一作"S.t."からで、特に前半は煮え切らないが、後半は結構キテます(笑)
そのポール・スタンレー似の歌唱で歌われる表題曲はそのドラマ性も相まってキラーチューン的色合いも強い出来
ややプロダクションに難があるがソレを差し引いても十分な1曲

⑤Smoke Screen[1988] / LOST & FOUND
>女性がDs.を務めるというUS産6人組2ndで、'09年には発掘レーベル「RETROSPECT Records」からボーナス2曲を加えて再発もされています
全曲凄い作品ではないがトップ曲や4曲目、そして9曲目に配された表題曲などHM/HRメロ派にもアピールすると思います
特に表題曲は少しプレマン風味も感じさせる展開で中々キテます(笑)

⑥Gypsy Blood[1990] / MANILA THRILLS
>US産4人組7曲入りカセットで発売されたという"Tomorrow's Waiting"のトップに収録された1曲
その若さ溢れる勢いあるメロハーはLAメタル的で高音域も操る歌唱も含めかなりの域
時にクリスチャンメタル的色合いも感じられます
因みに'07年に発掘レーベル「RETROSPECT Records」からボーナス4曲を加えて初CD化されています

⑦Tonight You're Mine[1989] / SILENT RAGE
>当時、国内発売もされ、現在ではその"帯付盤"はかなりの高値で取引きされているというUS産4人組2nd"Don't Touch Me Threre"から
ややバラード的展開ながら適度な哀愁感などはHOUSE OF LORDSの"Spirit Of Love"辺りの雰囲気も感じられます
アルバム全体としてはやや出来過ぎ感もありますが、楽曲の出来も申し分なく
完成度はかなりのモノです

⑧Sube Kleine Jenny[1992] / TANNER
>全曲ドイツ語で唄われる独産5人組の1st"Auber Atem"からで、アコギから徐々に展開していくメロハーは素直にカッコイイ
ドイツ語という事に違和感のない方にはオススメ出来る作品でアルバム全体としても中々の出来と言えるでしょう

⑨Lonely Nights[1989] / VAMP
>独産4人組唯一作でPro.はかのトニー・プラット
あまりジャーマンは感じず、特に表題曲の適度な哀愁感は故トニー・ミルズ辺りが歌ってもハマりそう
表題曲は7曲目ですが続く8曲目も素晴らしい
きっと多くのメロハー好きが追い求めている曲だと思いますよ

⑩Romancin' Blue[1988] / プリンセス・プリンセス
>最後は国産からという訳で"プリプリ"です(笑)
2nd"Here We Are"からで、表題曲の哀愁感と適度なハードポップな展開はメロハーと言っても良い1曲で名曲と呼べるでしょう
未聴の方には是非とも聴いていただきたいと思います

※アルファベット順(⑩は除く)



961. 失恋船長 (2024-11-11 07:42:59)

『燃える哀愁のANTHEM』10選



①IMMORTAL BIND - NUCLEUS
森川が歌う英詩ヴァージョンにより生まれ変わりました
オリジナル盤が身体に染みついているのですが
キャッチーでメロディアス
そして攻撃的なANTHEMメタルの決定盤
ギターソロもクール
なによりドラムが凄いのよ
本間さんはドエライリズムを刻みましたね
田丸も大善戦です









②BLACK EMPIRE - BLACK EMPIRE
メロディの充実ぶりが凄いアルバム
それを象徴するようなオープニングナンバー
坂本英三の歌声も森川待望論を封じ込めるパフォーマンスを披露
坂本英三時代のピークを迎えた
まさにブラックエンパイアなANTHEMというバンドの
凄みとジャパニーズメタル史における強烈なインパクトを残した







③HEAT OF THE NIGHT - BLACK EMPIRE
歌メロが印象的ですねぇ
英三の甘さのある歌声がよく似合います
鋼の如きしなやかで硬質なリズム
強烈なインパクトを残しています
これが大人のヘヴィメタルかぁ
サビメロの高揚感はジャンルを超越して訴求する魅力がある









④GHOST IN THE FLAME - BURNING OATH
魂を削る熱唱を披露した坂本英三
彼のルーツにこういうブルージーさがあるのかは不明だが
いい仕事をしている
ANTHEMとしては初めてのタイプの曲だが
この泣きにグッとくる
森川のリメイクヴァージョンも素晴らしいのだが
ここは敬意を払いオリジナルを尊重する








⑤FAR AWAY - ENGRAVED
イントロからゾクゾクとさせてくれます
メロディに拘り質を高めてきたANTHEMサウンド
森川之雄の歌なくして成立しない音楽性である
アンサンブルの頂点に君臨する森川之雄
そしてメロディを聴かせるアレンジに重きを置いた
屈強なる哀愁のヘヴィメタル
新生アンセムとして二度目の頂点を迎える





⑥LOVE OF HELL - ABSOLUTE WORLD
センチメンタルですね
森川がそっと寄り添い力強く抱きしめてくれます
こういう曲でもいいドラムを叩いてくれます
難しいアプローチですよね
ベースも良い仕事をしていますよ
この振り幅の広さがANTHEMの魅力
あらゆる呪縛から解き放たれたバンドの強みである





⑦DON'T LET IT DIE - ABSOLUTE WORLD
哀愁のANTHEMサウンドと言えばコレでしょうね
森川の生々しい歌声
我が家の小さいスピーカーからでも臨場感が伝わりますよ
森川が衰えた?
んなアホな
ギターソロもたっぷり楽しめます









⑧ONSLAUGHT -Version1.1 - SHINE ON
JPのあの曲が叩き台だが
そんな事はどうでもよい
森川之雄が歌うことでよりソリッドで力強い曲へと昇華した
タイトなリズムから繰り出される攻撃性と叙情味溢れるギターサウンド
こういう音を難なく聴かせてくれるバンドが凄い
国籍で音楽を聴いているヤツは耳が付いていないと同じだなぁと常に思いますね




⑨LET YOUR HEART BEAT - HUNTING TIME
裏で鳴るキーボードもいいですよね
エンディングも好きです
甘くて力強い森川の歌声も凄い
何度聴いても胸にグッと迫る
大内もこういう曲を料理してくれました
ドラマティックだなぁ
スケールの大きいバンドサウンドだよ







⑩SHADOW WALK - ANTHEM WAYS
フレドリック・ノルドストロームのリミックスによって深みが増しました
そして泣きも増量していますかね
ザクザクと刻まれるギターリフに福田洋也の意地を感じます
この曲はリメイクヴァージョンに限る
それは島紀史がソロを弾いているから
何故ならば彼は中間英明フリーク
中間英明がいたANTHEMは湾岸戦争の影響で予定していたレコーディングが出来なくなり
そして中間とはアルバムをリリースすることなく袖を分かつ事となった
それだけにこのソロは中間英明がいたANTHEMはこうだったと言うことを想像させてくれる
ネオクラスタイルを屈強なる英国風メタルの融合
今なお中間英明がいたANTHEMのアルバムが聴きたいといいう願望はきえてなくらない




962. 失恋船長 (2024-11-13 16:33:48)

『胸キュン/胸熱ロック 91』10選



①KILLERS - Children of the Revolution
リアルアイアンマン我らがポール・ディアノ
彼の訃報を受け入れられないマニアを多いでしょう
そりゃ詐欺まがいの人生でしたよ
ミュージシャンとしても腰の座りの悪い男でした
でもその熱い歌声はいつも裏切らなかった
時代の波に飲まれながらも
こういうヘヴィでブルージーな曲をやっていたことを知って欲しい
ポール・ディアノの歌声も味わい深い










②Razor - Tortured Skull
不穏な空気が流れるイントロから空間を引き裂く絶叫シャウト
そこかれ一気に雪崩れ込みます
先を読ませないスリルと荒削りな音像から解き放たれるパワー
このバンドもっと評価されるべき
メタリカ最高は聞き飽きた
あれメタリカのファンじゃないヤツがいっているんだよなぁ







③ALL FOR METAL - Temple Of Silence
オリエンタルな和風を意識したサウンド
コーワスワークやなどお馴染みだし
相変わらずドラムもベースも音がスポイルされて迫力が伝わらない
そして面白くないプレイに終始している
ツインギターコンビもそこまでインパクトを残せない
二人の異なる歌い手が目立つ構成
曲を聴かせたい事に比重が掛っているのだが
個性は薄めなのが微妙だが
なぜだか妙に気になるバンドである
これが大人のヘヴィメタルかぁ
サビメロの高揚感はジャンルを超越して訴求する魅力がある









④THE HALO EFFECT - Detonate
不変なる正調メロディックデスメタルというところか
イエテボリサウンドを継承する彼ら
参加メンバーも見れば一目瞭然
あの名前は使えんのか?
若い人にはこれこそが古典なんだろう







⑤Lemuria - Barren Waste
日本のインディースバンド
音源は From Electric Lady Land '84から
日本人らしい木目の細やかな叙情派サウンド
英国寄りの日本人好みのサウンドです
こういうの大切にしたいねぇ





⑥SLAYER - Shoot Down Tokyo
ジャパニーズメタルですねぇ
この雰囲気がそうですよ
見せ方が少々クサイのだがそれが魅力
ツインギターのバトルもハモリもベタだが
それもインディーズ
もう少し音の厚みがあれば良いのだが
製品の性格上そうはならなかった






⑦JEWEL - Appeal to Arms
ジュエルらしい活きのいいナンバー
CD化の際にボツになったんだよね
甘めのハイトーンも懐かしいですね









⑧EX-DANGER - Imagination Break Down
音質は良くないが
このバンドが目指す方向性は伝わってくる
鍵盤プレイも効果的に機能
ギターだけじゃない華麗な鍵盤プレイに耳が持っていかれる
クラウス・マイネ風の歌声も日本では少ないタイプですよね
日本人らしい木目の細やかなメロディ
様式美メタル風味満点の叙情派メタルです




⑨STOR BRINGER - ラブ ファイヤー
RAINBOW直系の様式美メタル
そこにジャパニーズロック的アプローチが加わり
独自の世界観を作り上げたのがジャパニーズメタル
そういう初期の国産メタル臭がプンプンと漂います







⑩REACTION - Lost My Heart
初期ならではの攻撃的なナンバー
ここから発展して代表曲が生まれたのだろう
そういう意味ではこの曲は貴重なナンバーとなる
ライブならではの勢いに満ちている



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