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SACRIFICE (CANADA) - 最近の発言
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Forward to Termination

どうしても日本ではカナダのバンドが大きく取り扱われません。このバンドもスラッシュメタルマニアにとっては外せない魅力的なバンドだった。前作との流れを引き継ぎつつも新しい事にもチャレンジ、危険な空気に圧迫されるようなスリルと殺傷力溢れる暴力的なサウンド、二本のギターは聴き手を脅迫するような睨みを利かせヤバさも倍増と危険極まりないサウンドを構築、その空気感を増幅する喉をヤスリで削るハイピッチヴォイスは神経を逆撫でと、ダイハードなパンクスメタルは前作以上の迫力がある。漲る胆力と構築された世界、メロディアスでありながらも情け無用な暴虐性、痛みを伴う劇音はスラッシュメタルかくあるべきと言いたくなるような魅力に溢れていますね。

失恋船長 ★★★ (2022-12-02 15:05:03)


The Ones I Condemn

雑誌の評価も低くB級はおろかC級、D級扱いを受けていたカナディアンスラッシャーの再始動一発目のフルアルバム。かつての面影は何処へいったのか、言いたくなるほどソリッドでタイトに生まれ変わっている。SLAYERタイプのスラッシュメタルと知られていたが、激烈に刻まれるリフワーク、重厚なる爆音がウネリ上げるリズムプレイと、明らかにバンドサウンドが向上、マシーンの如き冷徹なるスピード感もひたすらクール、どちからと言えば剛直なるスラッシュメタルだが安易な過去の焼き回しで無いのは好感が持てる。

徹底的にやりきる事で生じる、スラッシュ特有の強面感もグッと顔を出し、その場から逃げだしたくなるような焦燥感にかられるのもポイント。オールドスクールと揶揄されるサウンドかも知れないが、徹頭徹尾やりきる姿には爽快感すら漂いますね。
バンドとしては、過去の集大成的な位置にある復帰作。現時点での代表作と呼べる一品でしょう。

失恋船長 ★★★ (2018-12-04 12:06:50)


Soldiers of Misfortune

トロント出身のカナディアンスラッシャーの代表作とも言える3rd。基本はヒステリックながらも今まで以上に歌い手も楽曲に合わせ抑制を効かせた唄を披露する事により、表情も豊かになった事がまずはプラス要素、更なる深みを魅せるアンサンブルの向上、屈強なリズム隊によるリズミカルなプレイの数々、緩急を効かせた躍動するリズムの上を無駄を排除しコンパクトに纏めながらも魅力的なリフやフレーズを盛り込んだギターは、破壊力満点のサウンドを見事に集約し柔軟な姿勢を見せている。巧みなリフワークを生かし起伏に富んだダイナミックな構成はスラッシュメタルの美点を光らせるものだし、メロデイックだがトゲトゲしく突き刺さるノイジーさが何とも言えない魅力を感じさせてくれます。

失恋船長 ★★★ (2015-12-23 17:44:54)


Torment in Fire

カナディアンスラッシャーの記念すべき1st。上手いんだか下手だか微妙なリズムのズレも気になるが勢い重視の荒削りな演奏もスカッとするような心地よさがあり、なんだかとても心地よい。そこに上ずり気味の歌声が乗っかるのは同郷のエキサイターを彷彿とさせる部分があり直球勝負のアグレッシブなサウンドは、なんだかんだ言っても魅力的だ。音質の悪さや稚拙な面が気になる人には進めませんが、グイグイと押しまくるエッジの立ったスピーディーなギターワークを軸に快活さも備わった若い演奏は全てをぶった切るが如きスリルがあり気合いの入り方も相当なものでしょう。ある意味、過激さとスピード感を追求したスラッシュメタルの魅力が詰まった一枚。年に一度を聴いて初期衝動を呼び覚ます一品でもありますね

失恋船長 ★★ (2015-10-28 12:57:09)


The Ones I Condemn

スラッシュ・メタル再評価機運の高まりに乗じて、ANVIL CHORUSとかAT WARとかBULLDOZERとか、思わぬバンドの
リユニオンが相次ぐ昨今、とうとうカナダのSACRIFICEまで再結成を果たして復活アルバム(5th)をリリース。
しかもこれが、全盛期を彷彿とさせる勢いが全編に渡って横溢した内容に仕上がっているんだから嬉しいじゃありませんか。
活動後期には、スラッシーな疾走感はそのままに、ある程度正統派HM寄りのドラマ性やキャッチーな要素も
打ち出していた彼らだが、この復活作では、ダーティなシャウト型Voに、ドリルの如く高速回転するGリフと、
忙しなく疾走するリズムが組み合わさった②を手始めに、「カナダのSLAYER」と評された1st~2ndの頃を思い出させる
バイオレントなスラッシュ・メタル・サウンドを志向。何せ初期作からのリメイク曲⑬⑭と並べて聴いても
全く違和感がないのだから、メンバーが本作で目指した方向性は明らか(多分)。
勿論、嘗てのようなヤケクソ気味なテンションの高さは望むべくもないし、正直なところ、強力なキメ曲にも
欠く印象なのだが、とは言え緩急の効いた④、“HIROSHIMA"の名を持つ高速スラッシュ・ナンバー⑦、
同郷のカルト・スラッシャーSLAUGHTERのメンバーも参加している⑧、そこはかとない構築美を備えた劇的な⑩等
収録楽曲の平均レベルは十分に高く、SACRIFICEファンならコレ聴いて失望する事はまずない筈。

火薬バカ一代 ★★ (2009-11-24 22:29:00)


Torment in Fire

ロブ・ウルビネッティ(Vo、G)と、ジョー・リコ(G)が中心となって、カナダはトロントにおいて'83年に結成。
活動初期はDsの座が流動的だったが、敏腕ドラマーのガス・ピン加入以降はラインナップも安定し、VOIVOD、RAZORといった
同郷の先輩バンド群と共演しながら腕を磨き、'85年に制作した8曲入りデモテープ『THE EXORCISM』が認められ、
地元のインディ・レーベルDIABOLIC FORCEと契約。同レーベルの社長ブライアン・タイラーをプロデューサに迎えて制作し、
翌'86年にリリースされた1stアルバム。(アメリカはMETAL BLADEが、ヨーロッパはROADRUNNERが配給を担当)
劣悪なサウンド・プロダクションに、刻み目の粗いヤスリ状のささくれ立ったGリフ、しっかりリズム・チェンジを
組み込んでダイナミズムを演出しつつも、基本は取り憑かれたような疾走感にある曲調、ギュルギュルとドリルの如く
脳天に突き刺さってくるハイテンションなGソロ、それにメロディのメの字もなくヒステリックにわめき倒すVo・・・と、
まさに↑×3の方が書いておられる「シュミーアが歌うSLAYER」という表現が、言いえて妙の内容の本作。
特に“RAINIG BLOOD"を彷彿とさせるクールなリフをフィーチュアした、
高速スラッシュ・ナンバーの⑥は、初期SACRIFICEを代表する名曲の1つかと。
メンバーがIRON MAIDENからの影響を告白する②や、ガス・ピンのタイト且つ劇的なドラミングを活かした、
エピック・ソング⑫といったタイプの楽曲も収録されてはいるものの、それらも含めて、やはり本作において最も印象に
残るのは、メロディよりも、時にブラック・メタル的なアグレッションも発散する、破れかぶれの疾走感に尽きる。
個人的には、SACRIFICEの最高傑作と言えば3rd『SOLDIERS OF MISFORTUNE』で決まりだが、筋金入りのスラッシャーの間では
このアルバムをバンドの最高傑作に推す者も多いと聞く。確かに、その気持ちも分からないではない1枚。

火薬バカ一代 ★★ (2008-05-06 20:03:00)


Torment in Fire


ドラムの上手いPOSSESSEDって感じで最高ですね

マッシブデス ★★ (2007-06-23 05:11:00)


Forward to Termination

カナダはトロント出身の4人組スラッシャー、'87年発表の2ndアルバム。
3rd『SOLDIERS OF MISFORTUNE』や、4th『APOCALYPSE INSIDE』では、スラッシーな疾走感はそのままに、
ドラマチックだったりメロディアスだったりキャッチーだったりと、意欲的に作風を広げに
掛かっていた彼らだが、ここで聴く事が出来るのは実にオーソドックスなスラッシュ・メタル。
全くヒネリのない直球勝負のサウンドだが、しかし本作はそこが何よりも素晴しい。ひたすら2ビートがスタスタと疾走し、
鋭利なリフがマシンガンの如く刻まれ、その上でメロディを一切無視したVoがシャウトしまくるという、
スラッシュ・メタルを構成する基本要素一つ一つを丁寧に磨き上げたかのような楽曲の数々は、問答無用のカッコ良さ。
中でも、楽曲のスピード感を倍増させるタイト極まりないDsは、このバンドの大きな武器で、
こいつが思いっきり突っ走った時の爽快感は、音質のイマイチさを補って遥かに余りある気持ち良さ。
特に、掴みにはもって来いのスピード・チューン②(①は短いイントロ)、ダイナミックな曲展開が楽しめる大作⑤、
流麗なGソロを伴ってハイテンションで疾走する⑩といった楽曲は、全スラッシャー必聴じゃないかと。
何も足さない、何も引かない、まるで某サントリー・ウィスキーのようなピュア・スラッシュ・メタルの力作。

火薬バカ一代 ★★ (2007-05-09 22:17:00)


Torment in Fire

このアルバムは確かに音質は悪いが、スラッシュの(クロスオーヴァー)の名盤。
リフは中々カッコイイし、1stの時点で多少テクニカルな
(本当のテクニカルな音を知ってる方ごめんなさい。。)ことをやっている。
まぁ~それでも充分にストレートな曲が多いですが。ハードコア系聴かれる方もお薦めですよ。
当時、VOIVOD、AGNOSTIC FRONT,DR KNOW,POSSESSEDやらとの共演(競演)も
あったみたいですね、素晴らしい!!!!

鋼鉄ジーグ ★★ (2007-04-20 14:12:00)


Soldiers of Misfortune

1度聴いてみたいと思っていたSACRIFICE'90年発表の3rdアルバムが、デジタル・リマスターを施されて、
2枚組、ボーナス・トラック27曲(!)追加という、ムチャクチャ気合の入った仕様で待望の再発。
早速購入して聴いてみたのだけれど・・・おぉ、こりゃ本当に素晴しい。
バンドの最高傑作と言われるだけあって、フックに富んだリフ、緩急を巧みに織り込んだダイナミックな曲展開、
劇的なフレーズを紡ぎ出すメロディックなツインGと、何れの要素も抜群のクオリティ。
とにかく突っ走った時の爽快感が半端なく、よりメロディ重視のスラッシュ・サウンドを聴かせる
5th『APOCALYPSE INSIDE』(これも力作)では不満が残った大人し過ぎるサウンド・プロダクションも、
ここでは痛快なDsを筆頭に迫力に満ち溢れ、気持ち良い事この上なし。特に、強力なリフと疾走感を併せ持つ③は、
その辺りの魅力をバッチリ伝えるスラッシャー必聴の名曲。また、次回作への布石となる②や、
大作⑧(こちらはちょっと中弛みするけど)といったドラマチックな楽曲も聴き応え十分で、メロディアスな歌唱力には
少々疑問符が付くVoも、ここに収録されているような勢いに溢れた楽曲を歌う分には、全く問題を感じさせないし。

火薬バカ一代 ★★ (2007-01-24 21:22:00)


Soldiers of Misfortune

1990年リリースの3rd。
ドラムが前に出た録音で迫力はあるが、せっかくギター二人いるのだからもう少しギターの音が太かったらと思う。
曲は全アルバム中一番良い出来。

イヌスケ ★★ (2006-11-12 11:48:00)


Soldiers of Misfortune

路線はそれほど変わっていませんが、随分と凝った作りになってきた3rdアルバム。
1stで見せた攻撃的なサウンドと、2ndで垣間見ることの出来た個性をバランスよく引き出した素晴らしいアルバム。
個人的にSACRIFICEではこのアルバムが一番好きです。

noiseism ★★ (2005-06-01 21:19:00)


Torment in Fire

SLAYERのフォロワーとして扱われていただけあって
確かに音はSLAYERに通ずるものがある直線型スラッシュメタル。
あまり目を見張るような事をやっているわけではないが
力強くガンガン疾走するこのアルバムはスラッシュメタルファンなら納得の行く出来だと思う。

noiseism ★★ (2005-06-01 21:19:00)


Forward to Termination

より洗練された2ndアルバム。
リフにも曲にも特徴的なものは無いが、非常にクオリティの高いスラッシュメタルだと思います。
ただガンガン歌っていたボーカルも、段々と個性が出てきた。

noiseism ★★ (2005-06-01 21:19:00)


Torment in Fire

カナディアンスラッシュのデビュー作。BURRN!では「シュミアーが歌うSLAYER」などという形容がされていたが、まさしくその通りの内容。しかし…SLAYERが銃弾をものともせず突進する無敵のターミネーターだとするなら、こちらは、背中からガンガン銃弾を浴びせられて、しかも急所がはずれているゆえに死ぬこともかなわず、苦痛と恐怖にのたうちまわる敗残兵といったところでしょうか。具体的に簡潔に言うなら、とにかく演奏が汚い、と(笑)。それゆえの、得体の知れない迫力はあるんですけど。
昔のインディーズスラッシュの、そういう荒々しさに惹かれる人は、一聴の価値はあると思います。そうでない人は…他に聴くべきアルバムはいくらでもあるんじゃないかと(笑)。これを作ったバンドが、後に"Apocalypse Inside"のような傑作を生み出すとは、にわかに信じがたいものがあります。
なお、現在は完全廃盤状態です。お店に新品のCDが置いてあったとするならば、それはまずブートレッグのはず。但し、ブラジルのレーベルが既に再発のライセンスを取得しており、日本でもディスクヘブンを通して入ってくる事が決定しているようです。オフィシャルのものが欲しい人は、それまでしばらく我慢した方が賢明でしょう。

Warlust ★★ (2005-03-20 23:05:00)


Soldiers of Misfortune

90年発表の3枚目で、オリジナルメンバーによるラストアルバム。
前作まではスレイヤー辺りの影響下にあるアグレッションを前面に押し出した猪突猛進なストレートなサウンドで、
勿論そちらはそちらで死ぬほどカッコ良かったものの、本作は良い意味で垢抜けたサウンドでこちらも素晴らしい。
リフはとても良く練られていてフックが抜群だし、メリハリのしっかりした構成はとにかく見事。
演奏、曲共に非常に完成度の高い作品で、特にドラムが全編鳥肌モノ。
この路線は次作「APOCALYPSE INSIDE」で更に研ぎ澄まされて行く。

マンホール ★★ (2004-11-14 16:11:00)