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THE HUMAN APHERESIS
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解説 - THE HUMAN APHERESIS
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1. Usher-to-the-ETHER ★★★ (2012-10-26 12:24:44)

2012年発表の1st。
CDケース側面の「The Human Apharesis」は誤植っぽいです。
FINNTROLLの現ヴォーカリストが絡むアヴァンギャルド・ブラック…という触れ込みで購入しましたが…アヴァンギャルドという言葉から連想されるような難解さは殆どなく、小気味良いかっこよさと根深い邪悪さが同居した、なかなか独特な作品ですね。

近年のブラックにはロックのヴァイブを取り入れてダイナミックさを演出するバンドが多いですが、このバンドもリズムにロック要素を取り入れ、骨太な展開で聴かせてくれますね。WATAIN系の、ブラック特有のドスの効いた感じと、ハードコアやスラッシュのキレの良さを併せ持ったような、ヴォーカルのがなり声も音の太さと相俟って、実に邪悪に響いてます。

但しリフの方は割と個性的で、ブラック特有のトレモロリフは余り使わず、音圧の高い摺り込むようなリフが中心で、それが前述のダイナミックなリズムと合わさると押し潰されそうな威圧感すら感じます。そこに練り込まれたメロディも、耳孔に毒の油を注いで洗礼を施すような、薄気味悪さ漂うもので、そうした雰囲気作りはやっぱりアヴァンブラックだな…と思わせたりも。

近年のSATYRICONや、ORCUSTUS、DEMONAZ、KHOLDなど、ノルウェー産の大物ブラックのロックやハードコア要素の強いバンドが好きな方にお勧め。近年のDARKTHRONE辺りと比べると、全然ブラック色強めで聴きやすい音を出してると思います。WATAINをロック寄りにした感じというと近いかも。



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