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RENGETEG (2011年)
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RENGETEG
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解説 - RENGETEG
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1. Usher-to-the-ETHER ★★ (2012-09-23 11:03:28)

2011年発表の5th。

ARCTURUSファンにお勧めという事でブラック関連の棚に陳列されていたのを発見、興味を持って購入した次第なんですが…確かにこれはARCTURUS、それも2nd以降のブラックをある程度離れ、プログレ/アヴァンギャルドメタル化してからのARCTURUSに近い路線で期待通りの音。…というかこれ、ARCTURUSの文脈がなかったら、多分ブラックの棚に陳列されてない作品だと思う。

音的には男女クリーンヴォーカルや、インダストリアル風味から派手めなオーケストラ、妖艶なプログレメタル風など多岐に渡る音色を使い、浮遊感を演出するキーボードを交えた、妖しく幻想的な作風。個人的には高音はSimen似、中音域はGarm似のクリーンヴォーカルの声質にはかなり惹かれるものがあります。正直SimenやGarm程歌唱力高いとは思わないけど、歌い方や声は凄く好み。

アヴァンギャルドメタルにありがちな即興めいたウネウネ感は少なく、むしろリフ捌きなんかはARCTURUSよりもメタルの泥臭さが強いと思う。ARCTURUSの4thがスペースオペラならこっちは惑星探査って感じ。アルバム構成も聴き手を飽きさせないようドラマ性を持たせてある感じで、中盤の古代文明を発見したかのようなエスニックな雰囲気や、ラスト付近のそのまま宇宙に消失しそうな勢いの疾走などは個人的に聴き所だと思う。

ヴォーカルやチェロなどにゲストを招いているものの、基本的にTamas氏一人のプロジェクトだそうですが、一人バンドにありがちな薄っぺらさはなく、しっかりクオリティの高いプログレメタルを聴かせてくれます。音は大分違いますが、CYNICの世界観が好きな人なんかにもアピールできる作品なのでは。



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