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DEAD END KINGS (2012年)
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DEAD END KINGS
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解説 - DEAD END KINGS
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コメント・評価

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1. J尾崎 (2012-09-02 16:23:56)

2012年、9th。

凄まじい完成度で各方面から絶賛を浴びた前作から3年。
その間にGとBを担当していたノーマン兄弟が脱退するなど、新作の出来が危ぶまれていました
(主に自分の中で)が、
この新作、蓋を開けてみれば…

まじか…微妙としか言いようがない…なんでこうなっちゃったの。。

前作に漂っていた大仰なまでの世界観や、広がりある音質、フックに富んだ歌メロなど、全部どこかへ消えてしまっています。
路線としては前作からよりソリッドに、リフを強調した作りで前作の二番煎じを避けようとした意図が伺えますが、
Katatoniaと言えば、憂いと虚ろさを静かに溜めてしわじわと開放→爆発の必勝パターンなのに、今作にはその展開美が皆無です。
ヨナスのVoも、歌唱自体は素晴らしいのにフックがないので耳に残らず、すすーっと流れて行ってしまいます。
てか癒し系優男Voiceなんだから、歌メロとか彼の声が引き立つ曲調にせんとそりゃ空気なるでしょ。。

個人的にはカチコチな音質周りが一番駄目だと思いましたが、曲も微妙っちゃあ微妙です。
これはもう後発シングルのカップリング曲に期待するしか無いです。

ああ、今年一番楽しみだった新譜なのにィ!!!!

それなりによかった曲
④Racing Heart
⑨Lethean
⑬The Act of Darkening




2. ハルディン ★★ (2013-12-26 19:21:40)

個人的にトラヴィス氏の作品の中でも最高のデザインだと思う退廃ジャケがすばらしい9thで、メンバーチェンジを経ての今作は前作の流れをある程度汲みつつも変化が見られる。具体的にはサウンド自体が硬質でやや軽めになったことでヘヴィネスやダークさがぐっと薄れ、さらに前作ではピンポイントで組み込まれていたアンビエントなエレクトロニクス/ストリングスのアレンジを、時にはバンドサウンドすら追いやるほどに全面的に押し出したことも相まって暗黒耽美成分はかなり抑え目に。ハッキリ言ってしまえば現代的なオルタナ~ポスト・ロック寄りのアプローチが強めなのが特徴で、最近のANATHEMAをちょっと暗めにしたような感じかも。

この思い切った作風の転換に賛否が分かれるかもしれないが、穏やかなムードとヨナスの癒しヴォイスとの相乗効果が醸す独特のアンニュイな聴き心地は相変わらず健在。確かに決め手に欠ける印象は否めないしさらっと通り抜けがちな淡白さも気にならないわけでもないが、言われるほど悪くはないと思う。



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