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REGENESIS CREATION (2006年)
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REGENESIS CREATION
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解説 - REGENESIS CREATION
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1. Usher-to-the-ETHER ★★ (2012-05-02 00:16:58)

2006年発表の3rd。

アトモスフェリックに曲の雰囲気を彩ってみせたり、華やかでクラシカルなフレーズで聴き手の耳を惹いたり、一部では多少アヴァンギャルドな側面も見せたりするキーボードが大風呂敷を広げつつ、そこにメロブラ/メロデス調のメロディアスなギターが重なり、非常にドラマティックに展開していくシンフォニック・ブラック。邪悪さ重視のリスナーよりもクサ音楽好きへ勧めたいくらいに、大仰な作風。

…こういう作風のバンドって、キーボードやオーケストレーションの比重が高く、ギターを敢えて引っ込み気味にするバンドも少なくないですが、このバンドはギターだけでも十分クサ系好きにアピールし得るくらいに派手。流麗さを感じさせるトレモロもかっこいいし、曲のクライマックスでギターソロに長めの尺を割いたりする展開も、メロディ派には堪らないものがありますね。

ただ、音質は悪くないですが、凄く良い訳ではないのが多少不満かも。ムード重視系の作品ならまだしも、こういうギターが強い実体的な作風なら、硬質で多少オーバープロダクション気味なくらいの音質の方が映えると思う。現状刻みリフで少し音がダマになる感じが気に掛かるので…。とは言え、シンフォブラック好きの心を動かすには十分な荘厳さ・大仰さを備えた作品ではありますので、気になった方は是非。



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