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COMPENDIUM INFERNUS (2004年)
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COMPENDIUM INFERNUS
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解説 - COMPENDIUM INFERNUS
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1. Usher-to-the-ETHER ★★★ (2012-03-28 00:34:17)

2004年発表の1st。
何気に日本のレーベル(Worldchaos)から出てたりします。

一言で言うなら、「実際に出力される音量以上に、音圧があるように聴こえるシンフォニックブラック」。バンドサウンドの分離ははっきり言って良くは無く、音がダマになって聞こえる感じなんですが…それが逆に凄まじい迫力を生んでいるんですよね。シンフォ系としては刻みを多用するリフも音の厚みを演出してたり、埋もれ気味のヴォーカルも闇から呻きすめきが聴こえるような感じに思えたり、作風と音作りの相乗効果でより濃い雰囲気を演出出来てる感じ。

また、そうして迫力ある音に蹂躙され、黒く塗り潰された情景に響くキーボードも、アトモスフェリックでホラーな雰囲気を伴う空間系の音色だったり、怨霊の悲鳴にも思えるようなクワイア系だったり、邪悪ムード満点なのがまた良いんですよね。耽美なピアノメロがあったり、ストリングス系の音で派手めなフレーズを弾いてたり、メロディ自体は結構フックのある部分も多いんですが、音作りとの兼ね合いもあり、決して甘口には仕上げてこない辺りが素晴らしいです。

メジャーなバンドにはない、カルトで邪悪な雰囲気の漂うシンフォニック・ブラック。初期EMPERORやLUNAR AURORAなど、神秘性が邪悪さに変換されて聞こえるようなシンフォニックブラックが好きな方にお勧めです。



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