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FLAMMENTRIEBE (2011年)
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FLAMMENTRIEBE
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解説 - FLAMMENTRIEBE
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1. Usher-to-the-ETHER ★★★ (2012-03-22 23:27:18)

2011年発表の7th。

前作はブラック要素の殆どない作品だったんですが、今作はノイジーなリフやトレモロ、絶叫を交えて疾走する、ブラックメタルのスタイルに戻ってますね。実はブラックメタルとしてのDORNENREICHを聴くのはこの作品が初めてなんですが、このバンドがこんなに素晴らしいブラックを演っていたなんて…リリースは去年でしたが、もっと早く買っておけば良かったかも。

タイプとしては、耳にキツいタイプではなく、どこかアナログ感や温かみを感じさせるノイジーさのギターリフがブラック特有のザラついた音像を作り出し、そこに神秘的なトレモロや仄暗い美しさを感じさせるヴァイオリンなどが乗るアトモスフェリック・ブラックなんですが…このバンドは音像の演出の仕方、音作りと展開のバランス等が絶妙。個人的にはこの手でも最高クラスだと思う。

単にノイジーで抽象的な音像にトレモロを奔らせるだけでなく、ギターフレーズの音色が時にモザイク状に切り刻まれたような独特の音だったり、炎に灼かれるような苛烈さを伴うものであったり、場面によって異なり、かつそのどれもが聴き手の想像力を刺激してやまないんですよね。また、ムードある音像を作るだけでなく、刻みを入れて展開にも貢献するリフ、アコギなども絡めた曲構成など、アトモスフェリックさとドラマ性を両立させた曲作りも本当に素晴らしい。

個人的にはLUNAR AURORAの「Andacht」アルバムに通じるような、スピリチュアルな神秘性を感じる音。スタイルこそ全く違いますが、聴いていて「底知れなさ」みたいなものを感じるんですよね…。Cold Dimensions系の神秘性重視のバンドや、VINTERRIKET、PAYSAGE D’HIVERなどの抽象的ムード色濃いブラックメタルが好きな人には大推薦。ほんと良いバンドですよ。




2. ブリザード ★★★ (2014-10-16 14:42:58)


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