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HANG ON FOR YOUR LIFE (1981年)
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HANG ON FOR YOUR LIFE
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解説 - HANG ON FOR YOUR LIFE
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1. 火薬バカ一代 ★★ (2012-03-19 06:59:02)

米産ロック・バンドとしては初めて英国のVIRGIN RECORDSと契約を交わし、'80年に発表したセルフ・タイトルのデビュー作が好評を博したSHOOTING STARが、トミー・ボーリンやミック・ロンソンとの仕事で知られるデニス・マッケイをプロデューサーに迎えてレコーディング作業を行い、'81年に発表した2ndアルバム。
いかにも南部出身バンドらしいワイルドな演奏と、メンバーにヴァイオリン奏者を擁する強みを活かしたプログレ・ハード調の繊細なアレンジとが同居したメロハー・サウンドは、基本的には前作のスタイルを踏襲。ヴァイオリンの哀切な調べに胸打たれる1曲目“FLESH & BLOOD”なんて、これだけでアルバムの出来の良さを確信させるに十分な名曲ですよ。
イギリスでHR/HMが隆盛を見せていた時期と重なるためか、シンプル且つコンパクトにまとめられた楽曲からはプログレ色が減少傾向にあり、特にシングル・カットされPVも作られたらしいブルーカラー・ソング“BREAKOUT”は、FM局のエアプレイ・チャートで好リアクションを獲得したというバンドの代表曲の1つ。
尤も、個人的にはそれらハード・ロッキンな楽曲群よりも、彼らならではのメロディ・センスが堪能できる前述のOPナンバー“FLESH~”や、小粋且つプログレ・ハード風の柔和な空気に包まれた“HOLLYWOOD”、感傷的なバラード“SWEET ELATIA”といったメロウな楽曲の方がお気に入りなのですが。
また、エッジの効いた演奏とキャッチーな哀メロが無理なく融合した“TEASER”、グルーヴィなアフリカン・リズムに乗って凝った曲展開が開陳される“YOU'VE GOT LOVE”もユニークな個性が光る逸曲。



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