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Don't Say Goodbye / Changes (火薬バカ一代)
Changes (火薬バカ一代)
Serenity / Reckoning (火薬バカ一代)
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Reckoning (火薬バカ一代)


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TOBY HITCHCOCK - 最近の発言
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Don't Say Goodbye / Changes
ピアノと泣きのギターの援護射撃を受けて
トビー・ヒッチコックが悲哀に満ちたメロディを
切々と歌い上げるドラマティックなバラード。
ボートラとしてアコギ・バージョンも収録されていることから
アーティストサイドもこの曲をリーダートラックと
位置付けていることが伺えます。

火薬バカ一代 ★★★ (2021-10-05 23:07:59)


Changes

メロハー界の名匠ジム・ピートリックとのデュオ・プロジェクトPRIDE OF LIONSでも順調にアルバム・リリースを重ねるシンガー、トビー・ヒッチコックが’21年に発表した3枚目のソロ・アルバム。
1st『MERCURY’S DOWN』(’11年)ではECLIPSEのエリック・マーテンソンを、2nd『RECKONING』(’19年)ではFIND ME、THE MURDER OF MY SWEET他のダニエル・フローレスをそれぞれ起用する等、ブレイン役は一作毎に替えていて、今回の仕切りにはFRONTIERS RECORDS関連作品でその名前を見聞きしないことはないんじゃなかろうか?なアレッサンドロ・デル・ヴェッキオが満を持して登板。彼の起用に合わせるように、サウンドの方もハード・ロッキンな爽快感や躍動感は抑えめに、より哀愁のメロディをじっくりと聴かせるAOR/産業ロック寄りのスタイルへと変化しています。
未だ1stを愛聴する身としてはその点が若干寂しくもあるのですが、とはいえ爽やかに駆け抜ける⑩(ジョエル・ホークストラがGでゲスト参加)のようなHRナンバーもきっちり用意されていますし、何よりジム・ピートリックが「より歌声のニュアンスや強弱を出すことで、深みや表現力がますます増している」と太鼓判を押すトビーの抜群の歌唱力が生きる、泣きに満ちた④、ピアノの旋律が切なさを引き立てる⑥、フィナーレを物悲しくもドラマティックに彩る⑪といった、エモーショナル極まりないバラード系の楽曲の充実ぶりには心底惚れ惚れさせられますよ。
近年でも指折りの実力派シンガーの歌を思う存分に堪能できる力作です。

火薬バカ一代 ★★★ (2021-10-05 07:23:53)


Serenity / Reckoning

ポジティブでキャッチーなメロディがスッと胸に沁み込んでくる
NEWMANのスティーヴ・ニューマン提供のポップ・チューン。
この人、曲作りだけでなく泣きを発散するGソロも大変素晴らしく、才人だなぁと。

火薬バカ一代 ★★★ (2019-02-21 23:48:06)


Promise Me / Reckoning
澱みなく真っすぐに伸びていくトビー・ヒッチコックのVoと
爽快感に満ちた曲調が相性バッチリ。
PVが作られていると知った時は、
「やっぱりこの曲をリーダー・トラックに選ぶよねぇ」
と、力強く頷いてしまいましたよ。名曲。

火薬バカ一代 ★★★ (2019-02-21 23:40:44)


Reckoning

ジム・ピートリックに見い出され、PRIDE OF LIONSのフロントマンとしてデビュー。まろやかで雑味のない、さながら良質なワインの如き歌声で「無名シンガーにこんな凄い奴がいたのか!」とメロハー愛好家をビックリドッキリさせたトビー・ヒッチコックが、ダニエル・フローレスをプロデューサーに起用、FRONTIERS RECORDSが擁する腕利きソングライター陣の助力も得て8年ぶりに発表した待望の2ndソロ・アルバム。
エリック・マーテンセン(ECLIPSE)の曲作りの才能とトビーの卓越した歌唱力が、リンゴとハチミツばりに恋をしたバーモントな名盤『MERCURY’S DOWN』はスケールの大きなメロディックHRアルバムでしたが、今作はスケール感やドラマ性は控えめに、その分トビーの歌にフォーカスを絞ってメロハー成分を強めた仕上がり。マジックが働いた結果「掛け算」の産物となった前作に比べると、上手いシンガー+敏腕プロデューサー+腕利きソングライター勢という「足し算」志向の本作は、トビーのソロ・アルバムとしてよりも「良く出来たFRONTIERSブランド作品」として無難に置きに行った感じがしなくもない。…というのは穿った見方が過ぎますかね?
尤も、だからって完成度が損なわれているなんてことはなく、張り良し/艶良し/伸び良しなVoによって歌われる、爽快な②、エモーショナルなバラード③(アコギ・バージョンの⑫も感動的)、Gソロも秀逸なポップ・チューン⑥、アップテンポでキャッチーな⑦⑩等々、優れた名曲の数々を収める本作が三ツ星に値する力作であることは間違いないのですが。
本作聴いて気に入った方は、前作も是非どうぞ。

火薬バカ一代 ★★★ (2019-02-21 00:31:52)