この曲を聴け!
最近の発言
Cold Defiance (火薬バカ一代)
DOWNSTAIRS / CEASE FIRE SAVE YOUR GROUNDS (火薬バカ一代)
CROSS FIRE / CEASE FIRE SAVE YOUR GROUNDS (火薬バカ一代)
THE LONE-HORSEMAN / BOMBED AND BLASTED (火薬バカ一代)
CEASE FIRE SAVE YOUR GROUNDS (火薬バカ一代)
BOMBED AND BLASTED (火薬バカ一代)
BOMBED AND BLASTED (失恋船長)


MyPage

DEAD CLAW - 最近の発言
モバイル向きページ 
解説 - 最近の発言
新しいコメント・評価 (タイトルをクリックすると当該項目に移動します)


Cold Defiance

'07年発表の2nd『CEASE FIRE SAVE YOUR ROUNDS』以来、音沙汰がなかった愛知出身の4人組が、久々にリリースした3曲入りシングル(’18年発表)。ディスクユニオンで買ったら特典として2曲の未発表曲入りCD-Rが付いてきたので、実質5曲入りEPと言えなくもないか?
『CEASE~』は、全7曲で収録時間が20分弱と、かなりクロスオーバー・スラッシュ方面にはっちゃけた内容だったと記憶しておりますが、本作も一発録りっぽいラフな音質といい、Gリフのササクレ感や、突っ走った時に放たれるアグレッションといい、ジャンルとしては間違いなくスラッシュ・メタルで括れるサウンド。ただ、男臭い発声のVoがメロディを追っかけ(OUTRAGEの橋本直樹と似たタイプ)、時にMOTORHEADに通じる埃っぽさを身に纏わせた楽曲はパワー・メタル…というよりも、80年代初頭のスラッシュ・メタル誕生数歩手前のHM的な感触も有り。
また、勢いに任せてガムシャラに畳み掛けるのではなく、曲によってはプログレ・メタルばりの緩急を仕込んだ曲展開や、適度に隙間を活かしたリフ&リズムの組み立てで抜けの良さを演出したりする手腕、それでいてあれこれ詰め込み過ぎてとっ散らかった印象はなく、それらがちゃんとバンドの個性として消化されている辺りは流石キャリアの長いバンドだけのことはあるなぁと。
継続的な活動と、ニュー・アルバムの発表への期待を高めずにはいられない1枚。

火薬バカ一代 ★★ (2018-02-10 23:59:29)


DOWNSTAIRS / CEASE FIRE SAVE YOUR GROUNDS
ノリ良く刻まれるリフ&リズムが
一気呵成に畳み掛けるタテノリ・スラッシュ・ソング。
体が勝手に動き出しますね。

火薬バカ一代 ★★ (2011-07-07 22:22:38)


CROSS FIRE / CEASE FIRE SAVE YOUR GROUNDS
リフ、リズム、Voが一丸となって
剥き出しのエネルギーを叩き付けて来る
本編で最もスラッシュ度高めのスピード・ナンバー。
勢い溢れるGソロもカッコイイ。

火薬バカ一代 ★★★ (2011-07-07 22:20:51)


THE LONE-HORSEMAN / BOMBED AND BLASTED
バラエティ豊かなリズムを叩き出すDsなど、
バンドの幅広いルーツを窺い知る事の出来る1曲。
12分以上に及ぶ長尺曲だが、へヴィ・メタリックなGが
曲調をドラマティック且つビシッと引き締めているため
ダレた印象もない。

火薬バカ一代 ★★ (2011-07-06 22:44:35)


CEASE FIRE SAVE YOUR GROUNDS

再結成を果たした名古屋出身のスラッシュ・メタル・バンドが'07年に発表した復活の2ndアルバム
良くも悪くも成熟したHRバンド的感触もあった1stアルバムに対し、本作は勢い勝負のジャケット・アートワークに、ローファイな音質、全7曲収録でランニング・タイムは17分ぽっちというショート/シャープ/ショックな構成に至るまで、まるで新人バンドばりに荒ぶる初期衝動がモロ出し(どう考えてもこっちがデビュー作ですよ)。
'92年の解散から'03年の復活に至るまで、凡そ10年の沈黙期間中に一体どういう心境の変化があったか知る由もないが、聞けば活動初期はアグレッシブなスラッシュ・メタルを演っていたらしいので、ぐるりと一周回って元の位置に戻って来ただけとも言えるのか。
デビュー作の作風を受け継ぐ④やインスト曲⑤⑦といった泥臭いナンバーで緩急を演出しつつ、上擦り気味に喚き散らすVo、ギャンギャン唸りを上げるG、喧しく連打されるリズムとが、パンク/ハードコア風味の攻撃性を迸らせながら突っ走る①②③⑥といった高速スラッシュ・ナンバーで畳み掛ける本編は、カタルシスに満ち溢れていて非常にカッチョイイ。
前述の通りボリューム的にはやや食い足りないが、満足度は高い。DEAD CLAW入門編としてどうぞ。

火薬バカ一代 ★★ (2011-07-04 22:23:32)


BOMBED AND BLASTED

'90年発表の1stアルバム。「どうやらスラッシュ・メタル・バンドらしい」「バンド名にDEADって入ってるし」という薄らボンヤリとした情報を頼りに購入した作品だったが、まるでロックンロール・バンドのような隙間の多い音作りに、疾走パートを盛り込みつつも、ジャジーだったりアーシーだったりプログレ調だったりもするリズム、捉えどころのないメロディを歌うVo等、その一筋縄では行かないサウンドが全くピンと来ず、長らく放置プレイの刑に処していた1枚。
今回、失恋船長さんのレビューに刺激されて久し振りに引っ張り出して聴いてみたのですが、全体的な印象に大きな変化はないまでも、パワー/スラッシュ・メタル由来の鋭角的なリフの刻みから練られたソロ・パートまで、意外なぐらい正統派な演奏を聴かせてくれるGの活躍っぷり等、新たな聴き所も再発見。
本編中最もアグレッシブに疾走する⑧、それにこのバンドの個性を余す所なく封入した上でドラマティックに仕上げられた、山あり谷ありで12分以上に及ぶラスト・ナンバー⑨は確かになかなかの力作ですね。
再結成作でDEAD CLAWに興味を持った人にお薦めしたい1枚・・・なんですが、そういう人が本作を聴いたら、「これ同じバンド?」と面食らう事は確実でしょうが。

火薬バカ一代 (2011-07-03 21:33:53)


BOMBED AND BLASTED



1990年リリース名古屋が生んだ正統派スラッシュメタルバンドの1st
NWOBHMの影響を滲ませるガッツ溢れるサウンドが魅力。
ド派手に突っ走るだけではないスタイルに彼らのルーツが窺い知れます。
メロディをしっかり歌うVoも楽曲をぶち壊す事無くヘヴィなサウンドに喰らいつき
フロントマンとしての役目を果たしています。
DOOMの藤田 高志をプロデューサーに迎え制作されただけの事はあり
クロスオーヴァー風の味付けも施され良い意味で多様性すら感じさせます。
自主制作ならではの音質の薄っぺらさは否めないが
ギターはあくまでも攻撃的だしバンドが奏でるアンサンブルも悪くない。
初期ハウリングブルレーベルのバンド群と同等に語られるべきクオリティを誇っていますね。当時はSACRIFICEやWARPIGSなんかと共に愛聴しましたねぇ。ラストナンバーは12分を越える大作です、並みのバンドには出来ないセンスも彼らの強み、マニアならずとも聴いて欲しい一品です。
普遍の初期スラッシュメタルに興味のある方にはオススメしますよ

失恋船長 ★★ (2011-06-28 04:08:26)