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ORIENTAL HELL RHYTHMICS
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解説 - ORIENTAL HELL RHYTHMICS
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1. Usher-to-the-ETHER ★★★ (2012-03-16 23:27:34)

2001年発表の1st。
限定盤らしいですが、日本盤もリリースされています。

ウォーブラックというと、低音域を強調した、篭もった粗野な音質やハードコア的なヤケクソ感を伴う激速リズムなどを連想しますが、この作品はドラムは割と篭もった丸い音質ながら、リフは金属質でメロディが強調された、この手では割と聴きやすい音作り。ヤケクソな爆走中心の緩急付いた展開、「悪魔」「秘教」のようなワードを直接的に連想させる禍々しくメロウなメロディ、ギエエエ系の喉逝きそうな高音絶叫と各要素は北欧の有名バンドと比べても全く引けを取りません。

このバンド、特にオールドスクールなノリのパートで顕著なんですが…北欧のバンドにはない、独特のリズムのセンスがありますよね。しかも狙ってる訳でなく、天然でこうなった感じの。北欧のバンドを基準とすると野暮ったく聴こえるのかもしれませんが、逆にそれがアジアの神秘というか、底知れなさに繋がってる気がします。…多分私だけだと思いますが、アルバムを聴いていて何度か「津軽」というキーワードが浮かんできてしまったり(笑)。

個人的にはウォーブラックの中では最大級にお勧めの作品。ウォー系特有のやけっぱち感もありますし、何より曲が良いです。北欧産にはない味のある、良い作品だと思います。



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