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螺鈿幻想 (ふらじゃいる)
螺鈿幻想 (失恋船長)
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蜘蛛の館 / 奈落の舞踏会 (火薬バカ一代)
奈落の舞踏会 (火薬バカ一代)
夜笑う / 螺鈿幻想 (名無し)
木霊 / 螺鈿幻想 (ドット絵)
エピローグ / 螺鈿幻想 (蒸し豚)
セルロイドの空 / 螺鈿幻想 (蒸し豚)
螺鈿幻想 (鶴巻)
夜笑う / 螺鈿幻想 (デルモンテ古呉)
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ヴェクサシオン / 螺鈿幻想 (林川秋作)
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夢の報酬

まず誰も本作へのコメントないのね(苦笑)って事とジャケで大分損をしていると思います

で、注目はバンドの中心だった中嶋 一晃(G.)が抜け、本作に於いての全楽曲を永井嬢(後に大木理沙へ改名)が手掛けているという事でしょう


私がこのバンド作品に最初に触れたのが本作だったという事もあるせいか、名盤との呼び声が高い"螺鈿幻想"よりも劣っているという印象はなかったし、本作の音楽性と楽曲の素晴らしさに感動したとの思いがあります

"怪奇骨董音楽箱"じゃないですが、"螺鈿幻想"からの何処か和製ホラーチックな世界観も残しながらもややストレートな音楽性を強く押し出した印象が強く、クセがなく伸びやかな歌唱で唄われる冷ややかなメロディとダークな空気感は"ある種の様式美"とも言えるのではないのかな

あのTERRA ROSAの1st"The Endless Basis"ブックレット内の自筆ディスコグラフィで赤尾さんはこの永井さんとページェントの事を記述されていますが、音楽性も共通点もあると思いますネ

"螺鈿幻想"も好きですが、本作も同様に大好きな作品...繰り返しになりますが、ジャケで損しています(苦笑)

聖なる守護神 ★★★ (2023-04-16 10:29:26)


螺鈿幻想

昔、新宿のエジソンというレコード店のプログレ専門店に行きそこで『Official Bootleg Live 』と言うカセットテープが売っていました。Pageant はⅡのB面3曲に収録されていて、曲目は『木霊』、『セルロイドの空』、『螺鈿幻想』でしたがLive はレコードと違い Pageant の別の面(木霊の演奏前のMCがかなりエロい)を聴く事になりある意味でショックでした。

ふらじゃいる ★★★ (2020-02-25 23:14:00)


螺鈿幻想

NEXUS ROCK LEGEND ARCHIVE COLLECTIONシリーズにて2018年に再びCD化されたページェントの1st。
何とも言えない幻想的だが怪奇というかホラー色すら漂わせるジャケットに見入りますが、このバンドはその期待に応えるような神秘主義の幻想的なサウンドを聴かせてくれる。
ダークな色合いの中で激しい感情の起伏が表現されるアグレッシブと感じるほど、緊張感の高いインタープレイと言える技巧の数々。そこにフルートの音色も盛り込み、叙情的な楽曲の創造性はこちらの予想を遥かに超えており、アイデアと独創性に満ちている。叙情的プログレッシブロックの系譜なのだが、ハードなバッキングや引っ掛かりのあるリフなどを駆使するギター、幻想的な世界へと誘うキーボートと、ストーリーテラーのような存在感を発揮するフルートの音色、それらが幻想的な世界への道案内となり、壮大な世界観を演出、さらにはダイナミックなリズムセクションは多彩なリズムチェンジのみならず、楽曲の楔となりハードな側面を存分にアピール、ギターと絡む事により、いっそうダイナミックなプログレハード色を強めている。
キーボードプレイのみならず、バンドの顔として重要な役割を占めるのがヴォーカルも兼務する永井博子のパフォーマンス。精巧なアレンジとダークメルヘンファンタージーと言える音楽性をより色濃くするのが、美しくも儚い悲哀のメロディに乗せて歌われる怪奇な歌詞。そして楽曲の世界観にリンクする独特の存在感は、聴き手の深層心理に切れ込んできて、こちらの理性を蹂躙。変化自在の歌声と場面展開豊かな演奏が、強烈な自我を放ち、このバンドのカタルシスを解放している。

ドラマティックという言葉が生ぬるい演出力を支える演奏技術、そしてダークメルヘンファンタジーな歌詞を紡ぐ比類なき完成度と緻密な世界、ワタクシの駄文では語る術もないです。
だからこそ、セルロイドの空ではギターの中嶋一晃が歌う必要ななかったと思う。リードシンガーを張れる実力がないので完全に世界観を壊しているが残念である。

失恋船長 ★★★ (2018-11-23 15:31:45)


仮面の笑顔 / 奈落の舞踏会

シングルとしても発表されたPAGENTの代表曲の一つ。
『奈落の舞踏会』には《LIVE VERSION》と《FLUTE VERSION》の
2曲が収録されており、個人的には後者の方が断然好みであることは言うまでもありません。
リリカルに奏でられるピアノとたゆたうフルート(サックスかと思った)の音色をバックに
時に妖しく、時に優しげに歌い上げる永井のVoに夢見心地で聞き惚れてしまいます。

火薬バカ一代 ★★★ (2018-11-19 23:34:46)


蜘蛛の館 / 奈落の舞踏会
'87年に発表されたシングル『仮面の笑顔』に収録されていた
3曲のうちの1曲。(そのロング・バージョン)
作詞・作曲を一手に担い、ダーク且つリリカルなメロディに彩られた
ドラマティックな楽曲の魅力を120%引き出す歌唱をも披露する
永井博子の才気が迸りまくった名曲です。

火薬バカ一代 ★★★ (2018-11-19 23:25:52)


奈落の舞踏会

独自のサウンドとコンセプトをもって、例えば陰陽座なんかにも影響を与えたという関西出身のプログ・ロック・バンドPAGENTが’87年に発表した、新曲と既発曲のバージョン違い、及びスタジオ・ライブ音源等から構成される8曲入りミニ・アルバム。
実はSABER TIGERの久保田陽子が在籍していたPROVIDENCEと勘違いして購入してしまった作品でして(女性シンガーを擁し、バンド名が「ぱ行」で始まるとこぐらいしか合っていないのに)。でもまぁ折角買ったから…と取り合えず聴いてみたら、その内容のあまりの素晴らしさに「間違えて買って大正解!」と、そのまま愛聴し続けて現在に至るという。
1曲目の“人形地獄”からして、暗く湿ったメロディといい、メリハリの効いた曲展開といい、シンフォニック且つ劇的なサウンドはHR/HMリスナーにも十分アピールしうるドラマ性を有していて、何より耳奪われるのがバンドの中心的存在でもある永井博子の歌声。近年は大木理沙の名で『ファイナルファンタジー ヴォーカル・コレクションズ』等への参加で知られる彼女ですが、デカダンな歌詞世界を表情豊かに歌い上げるVoはこの時点で既に絶品です。ストーリーテラーたる永井の圧倒的歌唱力が冴え渡る、アグレッシブと評して差し支えない“木霊”、目くるめく曲展開が幻想性を高める“奈落の舞踏会”、流麗なピアノと哀愁に満ちたサックスの調べが楽曲に備わった抒情美を引き立たせる“仮面の笑顔”、悲壮なゴシック・ロマン薫る“蜘蛛の館”といった楽曲を耳にしていると、彼女たちが作り出す音世界の水底へと引き摺り込まれていくような錯覚を覚えますよ。
買わにゃ買わにゃと思いつつ機会を逸し続けている1stを早くゲットせんといかんなぁ。

火薬バカ一代 ★★★ (2018-11-19 00:38:31)


夜笑う / 螺鈿幻想
中嶋一晃氏(多分そうだと思うが)含み笑いがたまらない。もし、カラオケで出てたなら是非とも歌いたいと思う一曲ですね。(声量的に無理か!)

名無し ★★★ (2018-08-05 22:04:38)


木霊 / 螺鈿幻想
逃げても逃げても籠の鳥
明日は明日は誰も見えない
ジャパニーズ芋くさファンタジーがたまらない

ドット絵 ★★ (2009-06-20 13:28:38)


エピローグ / 螺鈿幻想
西洋の深い森にある古い城という感じのイメージでしょうか。
吸血鬼か何かが出てきそうです。
フルートがいい味出してます。

蒸し豚 ★★★ (2008-07-18 10:48:24)


セルロイドの空 / 螺鈿幻想
このアルバムの他の曲とは毛色の違う曲。
中嶋さんの歌は上手くないけど味があって好きです。

蒸し豚 ★★ (2008-07-09 23:56:06)


螺鈿幻想

私は後追いなので詳しくは知らないが、リリースされた1986年当時、インディーズながらかなりの枚数が売れたらしい。
あえてたとえるなら、シンフォニック・プログレだろうか。
美しさと力強さを兼ね備えた女性ヴォーカル。
オカルティックだが何処かコミカルな歌詞。
起承転結を感じさせるアルバム構成。
何所となく現在の陰陽座に近いものを感じる。
バンドは企画版「奈落の舞踏会」、2nd「夢の報酬」をリリースした後、消滅。
シンガーの大木理沙は「FAINAL FANTASY VOCAL COLLECTION」に全面参加しており、こちらもプログレ・ファンなら一聴の価値がある優れたアルバムだ。

鶴巻 ★★ (2007-02-21 00:42:00)


夜笑う / 螺鈿幻想
1stならコレ。
永井博子のヴォーカルがキまってる。
もともとは男性ヴォーカル曲らしいけど。

デルモンテ古呉 (2006-08-08 08:36:05)


グレイの肖像 / 夢の報酬
「夢の報酬」ではダントツにコレ。
永井博子(大木理紗)のヴォーカルが多彩な表情をみせる。
Mr.シリウスも中間部でのソロ、ヴォーカルとの絡みなど見せ場アリ。

デルモンテ古呉 (2006-08-08 00:23:06)


ヴェクサシオン / 螺鈿幻想
再録音ヴァージョンがよい。

林川秋作 (2005-06-01 21:53:14)


夜笑う / 螺鈿幻想
フランス映画音楽(と思ったら公式サイトにもそう書いてた)な美しさが、印象的です。
でも最初の笑い声は・・いらない・・・かな?・・いや、いるか!

野崎 ★★★ (2005-05-31 22:45:47)


エピローグ / 螺鈿幻想
暗澹、しかし儚い。苔の匂いの満ちた曲・・・
ああ、このまま何時までも、この雰囲気に身を浸していたい。

野崎 ★★★ (2005-05-31 22:32:39)


木霊 / 螺鈿幻想
ギターもかなり歪んでて、激しい演奏。
だが、突然の童謡風な歌だけになる部分がたまらない。
森で果てて「奇妙な果実になる」っての良いですねえ・・

野崎 ★★★ (2005-05-31 22:11:17)


ヴェクサシオン / 螺鈿幻想
冒頭の語りや、歌詞の暗さにしては、やけに美しいジェネシス的なシンフォ。聞きほれる。

野崎 ★★★ (2005-05-31 22:02:04)


螺鈿幻想 / 螺鈿幻想
オルゴールの音色が、子供時代には戻れないのに、誘っているようで苦しい。
そして張りつめた演奏。隙がない!また突然にギターのアルペジオで歌。
訴えるかけるような歌が、やっぱり苦しい。
しかし、この歌は凄い。なにか人間離れしてる。
途中で入る虚しい響きのエレキ・ギターが切ない。
シンフォニックなソロ部分も素晴らしい。
最後の悲しげなワルツ?が溜息出る。フルートが良い味だしてる。
ああ、まあ、とにかく、名曲なんです。

野崎 ★★★ (2005-05-31 21:46:06)


セルロイドの空 / 螺鈿幻想

アルバムの中で唯一、ギタリストの中嶋一晃がリードヴォーカルをとってる曲。
ただしコレはスキ・キライがかなりハッキリ分かれる声・歌唱かも...
わたしはスキなんですけど...というより、慣れたのかも?
アルバムの他曲ではヴォーカルで活躍してる永井博子が、
ここではキーボーディストとして凄まじい演奏を披露してくれています。
いや、ほんと名演と呼ぶにふさわしいソロです。

IMOGAN ★★★ (2002-05-12 01:55:21)