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DOMINIONS OF THE ECLIPSE (1995年)
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DOMINIONS OF THE ECLIPSE
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解説 - DOMINIONS OF THE ECLIPSE
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1. Usher-to-the-ETHER (2012-01-21 23:30:22)

95年発表の1st。
2011年にボーナストラック入りで再発。

黎明期の作品だけあって、典型的なブラックメタルのスタイル、かつRAWな音作りの作品ですね。線の細くノイジーなギターが精一杯に邪悪なメロディを紡ごうとし、それがパタパタしたドラムに乗る音はなんだか愛おしさが込み上げてきそう(笑)。スケールは違いますが、時折EMPERORやBURZUMの影もちらついたり。B級っぽいですけど、時折入るキーの音色の選び方に幽玄な感性が垣間見えたり、歪みきったヴォーカルはガチでかっこよかったり、聴かせどころもしっかりあるのが良いですね。

ちなみに再発盤は2011年にレコーディングした曲や、93年に発表したデモ音源が付いてきて、バンドの最初期から現在までの音を一気に楽しめるお得なパッケージ。ただ2011年の曲もトレモロリフが入るパートではメロディを前に出したりはしてるものの、低予算録音から土石流系の迫力ある音に変わっただけでやはりRAWな音像。ヴォーカルは以前の方がヤケクソで良かったかも。93年の方は水槽の中で録ったような篭もった音ながら、本編よりメロディは良く聴こえて良い感じ。

ULVERHEIMがかなり良かったのでこっちも買ったんですが…正直これはマニア向けかも。もう少し際立った特徴があれば、思いっきり印象が良くなりそうな作品ではありますが…低予算の録音の方が逆に好み、って方でないとちょっと厳しいアルバムかもしれません。



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