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NAR DIMMAN LATTAR
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解説 - NAR DIMMAN LATTAR
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1. Usher-to-the-ETHER ★★★ (2012-01-21 21:00:11)

2011年発表の1st。
バンド名が余りにも気になり過ぎて買ってしまいました…(笑)。

路線としては、刻みも交えた重々しいリフと、ガラガラに歪んだ、弦の一本一本が脈動する様子が伝わりそうな生々しいベースが、時折ロック色も感じさせるミディアムテンポ中心のリズムに乗る、重厚な雰囲気を湛えたブラックで、平たく言えば「Now, Diabolical」「The Age of Nero」期のSATYRICONに、オールドスクールな要素を加味した感じでしょうか。音作りも陰湿ながら重さがあるものですし、何気にギターソロが良いメロディを弾いてたり、 割とメタリックな音。ヴォーカルの貫禄のある絶叫も実にかっこいい。

このバンド、何気にリフのセンスがかなり良いんですよね…例えば、不穏で毒々しいメロディを、オールドスクールなリフに乗せつつ、それに血煙が立つようなテクニカルな刻みを混ぜたり、トラッド/フォークを酸で溶かして暗黒化したような、邪悪さと土着性を感じさせるトレモロを弾いたり、意外にもフックがある感じ、SATYRICONほどロック要素の強くない、陰鬱なムードも色濃い作風は一聴では割と地味な感じなんですが、実際に聴き始めるとなかなか聴き応えがあって、引き込まれてしまいます。

正直渋めの路線で、普段からブラックを聴いていない人にアピールするにはインパクトに欠けると言わざるをえないですが、ブラック好きなら心地良く聴けるであろう作品。個人的には大当たりの作品ですね。バンド名に惹かれて買って正解でした。



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