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THE ANCIENTS
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1. Usher-to-the-ETHER ★★ (2012-01-03 09:22:45)

2010年発表の3rd。

ブルータル路線やペイガン/NS系が多い印象のポーランドですが、このバンドはキーボードを多用し、荘厳な空間を演出するシンフォニックなスタイル。少し音圧控えめな感じのバンドサウンドを、どこか宇宙的で、非日常の世界へアクセスするようなキーボードが包む、神秘的なイメージが浮かぶ音。個人的にはバンドの音が抑え目で、メタルとしては中音域に少し物足りなさを覚えるくらいなのが、逆に良い味だと思ったり。キーの音色やメロディとも相俟って、より日常から乖離した音に聴こえるんですよね。

但し、ミステリアスでアトモスフェリックさを感じさせる作風ながら、意外にもギターにメロデスにも通じるようなメタリックさがあるのも特徴ですね。キーボードに主役張らせてる時でも結構印象的なフレーズを弾いてたりするし、トレモロやリードに込められた泣きメロもグッド。6曲目ではキーボードを敢えて入れず、メロディックブラック的なスタイルで聴かせますが、こういう作風でもなかなか魅力的に聴かせられてると思います。

現時点ではキーボードの音色の選択とギターのメタリックさの合わせ方に、個性を感じはしますが、まだスペシャルな音…というところまでは行ってない感じがします。とは言え、このジャンルが好きな人ならばほぼ確実に楽しめるクオリティはあると思いますので、シンフォブラック好きには推薦。



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