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CHRISTCRUSHING HAMMERCHAINSAW (2002年)
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CHRISTCRUSHING HAMMERCHAINSAW
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解説 - CHRISTCRUSHING HAMMERCHAINSAW
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1. Usher-to-the-ETHER ★★ (2011-12-05 20:47:15)

2002年発表の1st。
再発盤はCDトレイが赤くてなんとも禍々しい(笑)。

音的にはスラッシュやハードコアの要素が強い、オールドスクールなブラックメタルですね。ジャギジャギした感触のリフと、ブンブンいうベース、時折入るイカレ系のギターソロなど、出音がことごとくテンション高い感じで聴いていて爽快。演奏時間はフルアルバムとしては26分とかなり短めではありますが、スカッと聴ける感じがいいと思う。

スラッシュ/ハードコア寄りのブラックの中では、ダーティな雰囲気だけでなく冒涜的なムードもまた強いのが特徴。出音的に最近のDARKTHRONEを思わせる炸裂感や、AURA NOIRに通じる熱さも持ち合わせてはいるんですが、そこに初期BEHERIT的なやぶれかぶれな冒涜性も加わっている感じ。ヴォーカルがプリミティブ系っぽい形振り構わないがなりで、スラッシュ/ハードコアよりも純粋なブラックのスタイルなのも個人的には好み。

しかし、これだけサタニックで冒涜的で、破壊衝動の詰まったような作品を出しておきながら、レイシズムに対して反対の立場を取っているのが意外な感じではありますよね。アンチNSのコンピレーションにも参加した経験があるくらいだとか。



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