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PAST AND PRESENT SINS
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1. Usher-to-the-ETHER ★★★ (2011-12-02 19:44:50)

2001年発表の音源集。
95-01年の音源、VENOMやKING DIAMONDのカバー、ライブ音源を収録。

路線としては、リズム面ではブラストで畳み掛けるパートもありつつ、小気味良いノリのリズムで聴かせるパートも多く交えるという特徴がありつつも、割と典型的なメロディックブラックを演ってるんですが…何気にメロディのセンスが一級品。初期~中期SATYRICONを思わせる、トラッドのメロウさとブラックの残忍さを掛け合わせたような、印象的なメロディ。

曲はずっとメロウなメロディを弾き倒している訳ではないんですが、要所でこの印象的なメロディが出てくることで凄く曲が引き締まってると思う。基本キーボードは使用しないタイプの、硬派なブラックですが、メロディが良いお陰でかなりドラマティック。録音年代で多少音質は変わってきますが、メロディのセンスはどの年代でも共通して素晴らしいです。

ただ、惜しいのはその音質ですね…極端にプリミティブな訳でも、メジャー志向な高音質でもなく、パッと音像だけを聴いた感じどこにでもありそうな凡庸なブラックに聴こえてしまうのが本当に惜しい。曲をしっかり聴けば魅力的な作品である事は間違いないんですが、ちょっと掴みが弱いかな…とも思う。ライブテイクも歪みの音が妙に大きく、熱気は伝わるものの彼らのセンスの良いメロが埋もれ気味で勿体無い。

と言っても曲はかなり良いですし、メロディックブラックが好きならばチェックしておいて損はない作品。名盤群を聴き漁って次に何を聴いたら…って感じの人は特に嵌まるのでは。



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