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BLOODCURSE STIGMATA
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解説 - BLOODCURSE STIGMATA
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1. Usher-to-the-ETHER ★★★ (2011-08-20 20:44:34)

2010年発表のフルレンス。
2008~2010年までにレコーディングされたアルバム3枚が、前に所属していたレーベルとの問題でリリースできず、結局同時に3枚発売することになったらしく、これはその中の一枚。レコーディング時期としては、一番後になるらしいですね。

今まで、Sir.N氏が所属しているバンドはSVARTRIT、GRIFTESKYMFNINGを聴きましたが…それらが神秘的トレモロを駆使した作風だったのに対し、このバンドはWATAINやSORHIN辺りの流れを汲む、メタルのマッシブさが邪悪さに直接結びつくタイプの、典型的なスウェディッシュという感じの音ですね。

こういう音、単純にツボなんですよね…全体としてしっかり重さもありつつ、撲殺されるような生々しいドラムの音が際立つ音質といい、太い声で、厭人感と厭世感を撒き散らしつつがなるヴォーカル、曲を支配する蟲毒を垂れ流すような邪悪なトレモロリフ…曲を構成する要素全てがことごとくツボに入る。
アクセントとして、Sir.N氏の他のバンドでも聴かれるような高音トレモロがあるのもいいですね。同系統のバンドと比べて、トレモロ含有率、メロディアスさはかなり高い方だと思う。

VALKYRJAやOFERMOD、ONDSKAPTなど、似た路線のバンドは少なくないし、SVARTRITやGRIFTESKYMFNINGの方が個性という面では際立っているように思う。しかし、個人的にはSir.N氏関連バンドの中では今のところ一番好きですね…ほんと、単純に私好みの音なんですよ。演奏時間は30分もないですが、私としては満足のいく一枚です。



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