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1. Usher-to-the-ETHER ★★ (2011-08-20 03:33:21)

2010年発表の4th。

まず最初の、某韓国ドラマで見たような宮殿が、闇の中に浮かび上がるような情景が浮かぶシンフォニックなインストから「来た!」と思いました…が、本編の方は意外にもキーボードよりもリフで押すタイプの、メロデスに近い音で驚きました。まるで剃刀混じりのメイルシュトロームに巻き込まれるかのような、刻み倒すリフで超ハイテンションに疾走するパートは、デスラッシュ的とも言えるかも。イントロを聴いた時点で予想された音楽性とは違いますが、これはこれで実にかっこいい。

曲を引っ張るのはあくまでリフなんですが、時折SAD LEGENDにも通じる大仰なメロディが出てきたり、アジアのバンド特有の霊的なパワーを感じさせる、こぶし入りまくりのクリーンヴォーカルや女性クワイアが出てきて、「アジアのシンフォブラックバンドらしさ」もしっかり演出してくれるのが嬉しいですね。リフとリズムの絡みは怒涛のテンションですが、それだけで押さず、展開美や旋律美にもこだわっているのが素晴らしい。

まあ、1つ注文を付けるなら、こぶしクリーンや女性クワイアはもっとあからさまに取り入れても良かったように思います。特に前者はアジアっぽさがあって、バンドの特徴たる要素にもなりうると思う。ブラック的な邪悪さは希薄(というか、それを志向していない印象)なものの、音のクオリティの高さ、メロディの美しさなど一級品ですので、シンフォなメロデスが好きな方は是非。



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