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DE CONTEMPLANDA MORTE - DE REVERENCIE LABORIBUS AC ADORATIONIS
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解説 - DE CONTEMPLANDA MORTE - DE REVERENCIE LABORIBUS AC ADORATIONIS
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1. Usher-to-the-ETHER ★★★ (2011-08-12 00:22:51)

2007年発表の1st。
Disc Unionのガイド本でも取り上げられていた作品ですが…
これは名盤ではないでしょうか。少なくとも雰囲気は最高クラス。

出音としては、メンバーが関わっているONDSKAPTやOFERMODとかなり共通する所がありますね。中音域の、疫病を撒き散らすかのようながなり、プリブラの薄さではなく、メタリックな重量感は残しつつ、ブラックらしいノイジーさも加味したリフの音色など、スタイル的には共通していると思う。また、これらバンドの持つ毒々しさ、鬱な感覚に加えて、宗教的恍惚感をプラスしたようなメロディはDEATHSPELL OMEGA(特に3rd)にも通じるものがありますね。

ただ、このバンドは上記のバンドと比べると、ダークアンビエント的なパートの挿入やSE的な音色の導入、ドゥームに通じる引き摺り感の強いリフを弾くなど、より音を粘着質な方向に持っていこうとしているのが特徴。ファストパートを効果的に用いつつ、タメを作るようなパートも多く導入しているのはOFERMODの1stとも共通しますが、そうしたパートの求心力や心地よさは、こちらの方が断然上だと思う。(反面、OFERMODと比較してメタルのダイナミズムはやや希薄か)

個人的には、粘性と暗黒度の高い引き摺りリフで良い感じに快い気分になっているところに、人生を投げ捨てて悪魔主義に入信したくなるレベルの宗教的毒を含んだメロディのトレモロが来ると、「くぅ~っ」と込み上げてくる物があります(笑)。もう音が余りにもツボ過ぎてしまって…。

今まで、スウェディッシュというとファスト系やメロディック系のブラックが強い印象でしたが、WATAINやFUNERAL MIST、そしてこのバンドやONDSKAPT、OFERMODなど、サタニックな雰囲気濃厚なブラックが一種のスタンダードとなりつつありますよね。個人的にはこの傾向、大歓迎だったりします。



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