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BREATHE FIRE TO THE SUN (2011年)
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BREATHE FIRE TO THE SUN
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解説 - BREATHE FIRE TO THE SUN
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1. Usher-to-the-ETHER ★★★ (2011-08-07 21:36:35)

2011年発表の1st。

某CDショップでは「大型新人」としてプッシュされ、メタルを取り扱う各レビューサイトやブログでもENSIFERUMやEQUILIBRIUM、TURISASなどトラッド/フォーク要素の強い、シンフォニックなクサメタルを愛好する人からは既に高い評価を得ている作品ということで、つい手が伸びてしまいました。まあミーハー代表なんで(笑)。

内容は前述のバンドの路線に近い、シンフォブラックの大仰さ+トラッドの土着的なメロディ+メロデス的なメタリックなギターワーク、という感じなんですが、アルバムオープニングのイントロからまあクサいこと(笑)。メロディを聴いているだけで、最近の映像志向のFFとか、SFX技術を駆使したハリウッド映画だとか、豪奢なエンターテイメント映像作品のようなムービーが脳内で流れてきました(笑)。

何人もの騎士たちが旗を掲げて出陣するような、勇壮ながらも中世的な、トラッド風味の強いメロディセンス自体もかなり良いんですが、それ以上にキーボードの音色の選び方も派手で素晴らしいですね。風を切るようなストリングスに咆哮するブラス、何故かメタルの音と合わさるとやけにクサく聴こえるフルートなど、その時その時に最も映える派手に聴こえる音を選んでいる感じ。

しかし、単に派手なだけじゃなくて、メロディの面でも展開の面でもしっかりメリハリが付いている辺り、新人とは思えない完成度の高さですよね。特に時折挿入される、素朴な泣きメロは派手なメロディ以上に聴き入ってしまいますし、ヴァイキングメタル風のクリーンやクワイアも曲中のフックになってます。

そういう訳で、エクストリームメタルが行けるクサメタラーなら必聴の作品。もうこれだけ話題になってしまうと青田買いも何もないですけど、確かに大型新人と言われるだけのクオリティやインパクトがある音だと思います。普段日本盤以外買わない方にも聴いて頂きたいですね。



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