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解説 - THE KONSORTIUM
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1. Usher-to-the-ETHER ★★★ (2011-07-28 22:50:09)

2011年発表の1st。
歌詞カードかと思ったら、微妙なサイズの微妙なポスターが付いてきたんですが…
どうすれば(笑)。

この作品、もしかするとOV HELL以上に、ノルウェー産ブラックの血脈を正しく受け継ぐアルバムなのではないでしょうか。タイプとしては、SATYRICONの「Rebel Extravaganza」やTHORNSの「Thorns」アルバムを連想させる、金属的な響きがギラついたイメージを与える、鋭利なリフ捌きを中心に展開するブラックで、インダストリアル要素はそれほど強くないのに、リフの音色で機械的に聴こえる音作りですね。前述の2作品と比べると大分音質自体は聴きやすいですが、感触的には確実に共通するものがあると思う。

また、パートによってはKEEP OF KALESSINを連想させる、ストレートにエクストリームメタルならではのテクニカルなかっこよさを持ったギターワークで攻めたり、「Isa」期のENSLAVEDを思わせる、マッシブさとスピリチュアリティが同居した感触があったり、ノルウェー産ブラックの先人の、先進的な部分(かつ私が好きな部分・笑)を上手く消化して取り入れている印象。そういえば、ヴォーカルワークにも「Thorns」でのSatyrとAldrahnの影響が感じられたりしますね。

演奏時間こそ36分と短めですが、個人的にはかなり満足できた一枚。SatyrがBURRN!誌で、THORNSの新作の制作に取り掛かっていることを仄めかしてからかなりの時間が過ぎ、そろそろじれて来たんですが、この作品で大分溜飲を下げました(笑)。4曲目なんか普通にTHORNSの新曲っぽいですもん。OV HELLがブラックメタルとして正統派すぎて、物足りなかった方にも大推薦。いいアルバムです。



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