この曲を聴け!
IN OBSECRATION OF SEVEN DARKS
MyPage

IN OBSECRATION OF SEVEN DARKS
モバイル向きページ 
解説 - IN OBSECRATION OF SEVEN DARKS
→解説を作成・修正
コメント・評価

Recent 50 Comments



1. Usher-to-the-ETHER ★★ (2011-07-09 11:28:59)

2011年発表の3rd。
EMPERORの「Ensorcelled by Khaos」のカヴァー入り。

前作を聴いた限り、このバンドがここまでEMPERORを意識した作風のアルバムを出すって何か意外な感じ。基本RAWで邪悪なブラックなんですが、まずドラムをそれ程前に出さず、ギターの歪みに音を覆わせ、そこから禍々しいトレモロが零れ落ちるようなプロダクションが「In the Nightside Eclipse」期のEMPERORを彷彿とさせますし、呪術的なミドルパートやスラッシーな疾走パートなんかは意識してないと言ったら白々しいほど似てる。ヴォーカルのロングトーンを多用した大絶叫もそっくり。

ただし本家と違い、キーボードよりもRAWなギターを重視して音像を作っていたり、SE的な曲を挟んだりしたりしていて、より地下臭い雰囲気。また前作同様、低音部にグロテスクな雰囲気の「うねり」のようなものが感じられ、それがEMPERORにはない生理的嫌悪感を刺激してきます。EMPERORの皮を被ったLEVIATHANという感じ。ただ、SE的な曲やパートを入れるのはいいけど、2曲目でやるのは少し流れが悪くなってる気がするので、そこだけ少し不満。

という訳で、端的に言えば「EMPERORをカルトに捻じ曲げて解釈した作品」だと思います。カヴァーも独りブラックとしてはかなり様になってる(意外にクリーンが本家並みにかっこいい)し、気になる方は是非チェックしてみては。



発言

評価:★★★ 素晴らしい!! ★★ 良い! まあまあ コメントのみ
→発言を修正・非表示 | 移動
→問題発言を非表示