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FANTASY! 拾壱 (2010年)
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FANTASY! 拾壱
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解説 - FANTASY! 拾壱
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Recent 50 Comments



1. Usher-to-the-ETHER ★★★ (2011-05-23 22:34:15)

2010年発表の11th。
…これはつんく氏入魂のアルバムなんじゃないでしょうか。

モーニング娘というと、ASAYANなどのバラエティ出演やLOVEマシーンのヒットでの、割とパーティっぽい盛り上がる曲を演ってるイメージが強い(私もそう思ってた)と思うんですが、このアルバムは当時の面影が殆ど無いですね。「女と男のララバイゲーム」「Fantasyが始まる」「愛の炎」なんてゴシック顔負けの耽美さですし、「ブラボー!」「I’m Lucky Girl」等のアッパーな曲もパーティっぽくない、洗練されたポップスになってる感じ。

全体としてアーティストとしてのつんく氏の感性が現れている感じで、良くも悪くも即効性は下がってるかもしれません。ただ、その代わり美しかったり穏やかだったり、表面的にキャッチーなだけでなく、聴くごとに沁みてくるメロディが増えた感じがあります。アレンジ面でも騒げるものではなく、心地よく曲の世界観を聴かせる事に重きを置いてる感じで、特に電子音の使い方や、生音との混ぜ方が素晴らしい。

1曲1曲が個性的な割に、全体として纏まりがよく聴いていて心地のよいアルバム。即効性を求めるなら「LOVEマシーン」~「そうだ! We’re Alive」くらいの頃の作品がお勧めですが、メタラーにはこっちの方がお勧め。特に耽美系・歌謡系のメロディに食指の働くクサメタラー、電子音に慣れ親しんでるゴスメタラーはなにか感じるものがあるのではないでしょうか。



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