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THE ROYAL ARCH BLASPHEME (2010年)
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THE ROYAL ARCH BLASPHEME
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解説 - THE ROYAL ARCH BLASPHEME
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1. Usher-to-the-ETHER ★★★ (2011-04-09 16:33:20)

2010年発表の1st。

ヴォーカルをKRIEGのImperial氏、作曲その他演奏関連をPROFANATICAのJohn Gelsoが担当するプロジェクトということで、PROFANATICAの曲にImperialのヴォーカルが乗ったような、ウルトラカルトなブラックを期待してましたが、そのまんま期待通りの音ですね(笑)。

野蛮さすら感じさせる、ブラックでも随一のブルータルな声を持つImperialと、オーガニックな気味悪さを放出するPROFANATICAの曲が合わないわけがないです。ただ、先日リリースされたPROFANATICAの新譜と比べると、血の饐えた匂いが漂うような気味悪さはほんの少しだけ薄め。代わりに、爆発を伴い、目の前を薙ぎ払うような力強さが追加されているような感じがします。

そういう訳で、元となる2バンドのネームバリューで買ってしまっても損はないであろう良質の作品だと思います。予想を遥かに超えるという訳ではありませんが(そもそも、この2バンドの共演と言う事でどうしてもハードルが上がってしまう)、期待を裏切らないカルト性や質の高さがあるアルバムですよ。



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