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NACHZEHRER (2010年)
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NACHZEHRER
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解説 - NACHZEHRER
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1. Usher-to-the-ETHER ★★★ (2011-01-25 22:37:53)

2010年発表の4th。

基本的な路線は、前作同様オールドスクールなリフとメロウなトレモロリフをドラマティックに組み合わせて進行するプリブラなんですが…何故か前作よりも音質が落ちてるんですが(笑)。

前作は意図的にギターの音色を尖らせ、耳を劈く感じの音にしていましたが、今回は…何も知らない人が聴いたら、曲のセンスはあるけど録音予算のない新人バンドのデモテープと思いそうな感じの、純粋にRAWな音。個人的にはこっちの方が未加工かつ耳に馴染みやすい感じで好きだったり。

SxWxの特徴といえば、プリブラで最大限体現できる楽曲のドラマ性だと思いますが…その点は、3rdよりもよりパワーアップしている印象。イントロは正直蛇足感がありますが、続く2曲目がオールドスクールなリフのかっこいいコーラスパートのある前半、激メロウなメロディをチープなストリングス系キーが弾き、リフが更にメロウさを加速させ、キーのメロをリフが引き取る劇的な展開の後半と、ドラマティックな構成を持つ超名曲。

他にも、北欧産らしい凍てついたリフで始まり、ラストにはドラゴンガーディアン並の泣きメロ、それもミニマルな繰り返しと思わせておきながら、予想を裏切りもうひと展開あるドラマ性溢れるメロで聴かせる4曲目、全体でWerewolf氏らしい、繊細なメロディのリフが聴ける5曲目、トラッド風味のメロが印象的な7曲目と、今までのアルバムと比較しても、どの曲もキャラ立ちしてると思う。

はっきり言って、下手な正統派やメロデス、モダンへヴィネスよりもドラマティックな曲・アルバム構成で、音質が一般的なメタル同様だったら、最早プリミティブブラックではなくなってしまうレベルだと思う。まあ、ミニマリズムをプリブラの定義に勘定するなら、現時点でも相当妖しいですけど(笑)。しかし、この音質だからこそ、「多くを語り過ぎない」感じがして、更に劇的に聴こえるんだとも思います。

彼らの作品は名盤とされる1stと3rdを聴きましたが、個人的にはその2作を超えるくらいのアルバムだと思う。1st→3rd→4thと聴き比べると確実にドラマ性重視の傾向は高まっていると思うし、1stよりも3rdの方が好みな方には是非聴いてほしいところ。



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