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VULTURES AT DAWN
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1. Usher-to-the-ETHER ★★ (2011-01-15 23:14:54)

2010年発表の4th。
某所のアウトレットが安かったので買いましたが、これはなかなか。

基本はトレモロリフ+ブラストという、ファスト系王道の展開を中心としつつも、メタリックな刻みリフやリードギター、スローパートも上手く交えた、ドラマ性の高いブラックと言う感じなんですが、音作りが結構独特。ドコドコと低音が効き、パーカッシブで野蛮な感じのドラムと、シャーシャー系のノイジーな中から微かにトレモロが聞こえるリフの音色の組み合わせからなる音像は、結構珍しいタイプだと思う。そこに乗るヴォーカルも、喉が張り裂けそうな大絶叫連発で、かなり真に迫った響き。

この作品、フューネラルドゥームと聴き紛うような3曲目や、儀式的なドラミングから魔が押し寄せるような5曲目冒頭など、スロー~ミドルを割りと大胆に仕込んできますが…何気に、スローパートがかなり魅力的。音作りとも相俟って、コールタール状の暗闇が押し寄せてくるような感覚がある。反面、トレモロの聴こえにくいDARK FUNERAL的疾走パートは、メロブラ好きには少し辛いかも。個人的には惨劇が遠くから迫ってるような雰囲気で悪くないし、リフとドラムの音の組み合わせ自体素晴らしいので悪くないですが。

ちなみに、巷ではメタルコアと比較されているらしいですが、いきなりブラックを逸脱したキャッチーなクリーンが入ったり、ヴォーカルが非デス系のダミ声で歌ったりということはありませんので、ブラッカーの方も安心してお買い求め下さい。ABIGAIL WILLIAMS同様、完璧にブラックメタルの音出してますので。



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