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FUMIHIKO KITSUTAKA'S EUPHORIA
DREAM CASTLE ~BEST OF FUMIHIKO KITSUTAKA~
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Recent 50 Comments
1.
火薬バカ一代
★★★
(2010-12-06 21:34:32)
AROUGEに始まり、筋肉少女帯、X.Y.Z→A、そしてソロ・ワークに至るまで、橘高文彦(G)というハイテク・ギタリストの25年に及ぶこれまでの音楽活動歴を、お手軽に振り返る事の出来る便利なベスト盤。
ビジュアル系のルックスと、筋肉少女帯のメンバーという出自から、彼のことを色眼鏡で捉える向きもあろうが、ジャケットに描かれたヨーロッパの城塞の如き堅牢な構築美を宿した楽曲作りのセンスと、ギター・オーケストレーションを用いてブライアン・メイばりにポップにGを歌わせたかと思えば、一転、イングヴェイを彷彿とさせるネオクラシカルな速弾きまで流麗にこなす、確かなテクニックと表現力に裏打ちされたこの人のGプレイは間違いなく本物。
取り敢えず、HR/HMファン・・・分けても様式美HM好きを自認している人で、未だ⑨⑫辺りの名曲に触れた事がないというのは、ミュージック・ライフにおける大きな損失ですよ!とだけ。(大槻ケンヂのヘタウマVoはかなり好き嫌いが分かれるところかもしれませんが)
リマスタリングが施されてるとは言え、収録曲のほぼ全てが既発曲で占められているため、橘高のキャリアをそれなりに追い掛けているファン的には食指の動き難い作品かもしれないが、個人的には、本編唯一の新曲にして、大槻ケンヂや二井原実、山田晃士ら、同じ釜の飯を食ったシンガー達が勢揃いしてデュエットを披露、ドラマティック且つ壮大に本編ラストを締め括るエピック・ソング⑱が聴けただけでも、本作を購入した価値は十分あったかな、と。
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