とても聴きやすく、素直にカッコイイ楽曲が沢山ある素晴らしい名盤。アルバムの世界観を存分に楽しめます。 中古で多少高くても、買う価値はあると思います。値段を見てスルーした僕はずっと後悔してます。安値でアナログ盤を買いはしましたが。 アートワークが大好きです。世の終末のイメージでしょうか。デザインの古臭さは否めませんが、それも味です。 A面の最後の『THE DAY THOU GAVEST LORD HATH ENDED』で終末感を漂わせ、B面の初めに『END OF THE WORLD』が駆け抜ける構成の妙は味わい深いです。 ぜひとも再発して欲しい名盤!
前作のNIHILに比べ、少し重量感を落とし、軽快になった感じです。それでも路線としてはあまり変わりませんが。 『ウィーガットパァワー』や『スゥパーヒーローナンバーワン!』など一度耳にしたら離れないフレーズが多い。 このバンドの、人を茶化すような工夫は凄く好きです。SON OF A GUNは必聴ですよ。
超名盤。 1stのダークさは無いけれども、生き生きしているというか、若々しい。 名曲が終わってまた名曲が始まるという、最高の贅沢が味わえます。 HEY DRIVERでがっつり心をつかまれて、個人的にはKILL THE KINGやEXCITERにだって匹敵するメタルロックの名曲COOL HAND KILLER 続きまして明快なノリの名曲ACTION。ONE NIGHT SENSATIONでちょっと昔を思い出して、 空元気でさようならバイバイセイディー。 たまりません。
邦題よろしく、LIVE WIREにて華麗なる激情をかまし、ON WITH THE SHOWでセンチメンタルに浸りながら終わっていく。 その間にも、ポップでキャッチーしかしハードに毒を含んだ素敵な曲が詰まってます。 リアルタイムで聴いた人は衝撃を受けたでしょうね。こんなイカしたワルな連中が、見た目そのまんまな、ワルでハードな曲をやるんですから。少年少女たちのヒーローでしょう! 完全なる後追いとはいえ、LIVE WIREはいつ聴いても心躍ります。間髪いれずに曲が進むのもいいですね。 全メタルの中でも、特に大好きなアルバムです。これと似たアルバムって、実は他にあるようで無いですからね。 いつだったか、某音楽雑誌で、好きなパンクのアルバムに、あるミュージシャン(確かトムモレロだったかな?)がこのアルバムを選んでました。 歌詞云々ではなく、確かにこのワルっぽさはパンク的にも思えますね。 パンクでグラマラスでハードなメタル。めちゃくちゃですが、それがこの『TOO FAST FOR LOVE』なんです。
早くも出たこの新作は、溌剌としたトレントのVoが聴けていいですね。 暗黒王子なんて呼ばれてたのはもう遠い昔。今はむしろ、ガッツ溢れる頼れる兄貴のようにも思える。何せ全曲おごってくれますからね。坊主頭も馴染みました。 路線的にはWITH TEETHです。あれをもう少しシンプルにして、聴き易くした感じ。 必殺の一曲や、感涙に到るような曲はありませんが、肩の力を抜いて楽しめる小曲集のような赴きです。捨て曲も特に無い。 ピアノの弾き語りであるLIGHT IN THE SKYなんかは、昔のNINの鬱蒼さを思い出します。インストの曲もやたらと暗い。 THE FRAGILE以前のNINが好き過ぎる人には、安易に勧めませんが、インダストリアルロックバンド ナインインチネイルズの作品としては十分楽しめます。