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ヘヴィメタル/ハードロック
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MICHAEL BORMANN
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ライブ映えしそうなノリの良さを前面に押し出しつつ
Keyを巧みに用いて叙情味も漂わす
マイケル・ボーマンの曲作りの巧さに
唸らされる逸品です
火薬バカ一代
★★★
(2024-12-17 00:04:48)
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数多くのバンドやプロジェクトに関与する渡り鳥シンガーのイメージも今は昔。いつの間にかグラミー賞にノミネートされるほどのワールドワイドな大物となっていたことにビックリな(まぁ、こちとらグラミー賞の選定基準についてそもそもよく分かっていないのですが)ドイツ人シンガー/ソングライター/プロデューサー、マイケル・ボーマンが’10年に発表したソロとしては4枚目となるアルバム。
もう既にこの頃は古巣JADEAD HEARTを脱退してしまっていましたが、演っているのはそのJADEAD HEART時代にも通じるメロディアスHR。勿論ソロ作ということで、よりアコースティックかつボーカル・オリエンテッドな方向に寄せた仕上がりとはなっているものの、マイケルの胸焦がす熱唱をフィーチュアした、アメリカンな親しみ易さとヨーロピアンな叙情性を併せ持ったサウンドは、膨満感…もといボーマン感がたっぷりと堪能できるクオリティの高さを誇っています。特に、エフェクトをかけたヘヴィな曲調とは裏腹に、「ボンディボグダーボンディボグダー」と思わず口ずさみたくなるお経風(?)コーラス・ワークがキャッチーな①、潤いを増幅するKeyを効果的に活用したHRナンバー②、哀愁を帯びた曲調にエモーショナルな歌声が映えるバラード③という冒頭3曲の畳み掛けは、本作の充実っぷりを物語るような素晴らしさ。後半戦も、爽やかにロックする⑩、美しいコーラスに包まれた⑪、しめやかにアルバムの幕を下ろすバラード⑫に至るまで捨て曲は見当たりません。多彩な仕事ぶりが却ってこの人の実力を分り難くしているのか、ともあれ国内盤が発売されていないことが解せない(国内流通仕様の輸入盤はあり)力作ですよ。
火薬バカ一代
★★★
(2024-12-13 07:09:01)
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