この曲を聴け!
やまねこさんの発言一覧(評価・コメント) - 時系列順 901-1000

MyPage

やまねこさんの発言一覧(評価・コメント) - ABC順
0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10
モバイル向きページ 
やまねこさんの発言一覧(評価・コメント) - 時系列順 901-1000

0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10


SURVIVOR - When Seconds Count - How Much Love ★★ (2002-05-07 23:34:47)

イントロはちょっとHigh On You気味。
この曲はkeyboardがバリバリに入ってます。
明るいサビが好きです。


SURVIVOR - Vital Signs - The Search is Over ★★★ (2002-05-07 23:31:44)

産業ロックを代表するパワーバラード。
ジミはかなりのエモーショナルなシンガーでもあったのだ。
私もカラオケ向きだと思います。


SURVIVOR - Vital Signs - Broken Promises (2002-05-07 23:28:24)

この曲はイントロがカッコイイです。
目立たないけど、bassのステファン・エリスと
drumのマーク・ドラヴェイは縁の下の力持ちだったわけかな。
起承転結のある曲ですね。


SURVIVOR - Vital Signs - It's the Singer Not The Song ★★ (2002-05-07 23:24:01)

↑全く同感。


SURVIVOR - Vital Signs - I Can't Hold Back ★★ (2002-05-07 23:21:18)

アコギ・イントロから徐々に盛り上がっていき、
爽快な気分にさせてくれます。
メロディアスな曲。


SURVIVOR - Vital Signs - High on You ★★ (2002-05-07 23:19:15)

かなりポップな曲。爽やかになります。


SURVIVOR - Too Hot to Sleep - Desperate Dreams ★★ (2002-05-07 23:11:14)

TOO HOT TO SLEEP中では、最も好きな曲。
メロディアスなミディアム・テンポな曲。
FOREIGNERあたりがやりそう。


SURVIVOR - Premonition - Love Is on My Side (2002-05-07 23:06:34)

数多くあるSURVIVORのシンプルHR路線の中でも、
1、2を争うベスト曲。カッコイイ。
どっかの田舎のバンドがやりそうな曲。
でも、演奏うまいし、曲のセンスもイイ。
これこそが初期のSURVIVORの魅力では?


SURVIVOR - Premonition - Chevy Nights (2002-05-07 23:03:17)

シンプルだけど、カッコイイ。
音の厚みもイイ。
途中、ピアノのみがバックになる部分なんか
いかにも実力派ジム・ピーターリックらしい曲構成ですね。
イントロは、SURVIVORの十八番です。


SURVIVOR - Eye of the Tiger - I'm Not That Man Anymore ★★ (2002-05-07 22:57:37)

3枚目のA面ラスト曲。
エモーショナルな名バラードです。
後半はfrankieの泣きギターソロで費やされています。


SURVIVOR - Eye of the Tiger - Ever Since The World Began ★★ (2002-05-07 22:53:19)

vo.デイヴ・ヴィコラ在籍時の名バラード。
後にジミ・ジェイミソンが映画「ロックアップ」でリバイバル。
繊細なピアノが印象的なヴァーヴと力強いサビの対比が素晴らしいです。
JOURNEYのOpen Armsが好きな方にお薦めです。


SURVIVOR - Eye of the Tiger - Eye of the Tiger ★★★ (2002-05-07 22:48:04)

ROCKY IIIの恩恵は計り知れないだろうけど、
結果的に知名度をあげた名曲。
カッコイイです。


SURVIVOR - Eye of the Tiger - American Heartbeat ★★ (2002-05-07 22:45:51)

シンセがバリバリに活躍するHRナンバー。
frankie sullivanのguiterは全く聴こえず。
しかしメロディアスHRナンバーになっているのがオモシロイ。
おそらくはbass、drumが分厚い音出してからだと思う。
シンセのダリル・ドラゴンが好サポート。


SURVIVOR - Survivor - Can't Getcha Offa My Mind (2002-05-07 22:41:52)

THE CARSを彷佛させるHRナンバー。
初期のシンプルHRナンバーの代表曲。
文句なくカッコイイ。


SURVIVOR - Survivor - Rebel Girl (2002-05-07 22:36:40)

ファーストからの第2弾シングル。
後にChevy Nights、Love Is On My Sideへと継承されるシンプルHR路線曲です。
全体的に暗めなトーンですが、コーラスで少し明るくなる感じガイイです。


YES - Relayer ★★ (2002-01-26 01:00:00)

難解だし、ガチャガチャうるさい。おまけに録音状態もよろしくない。
しかし、名作である。
詠唱Soonで知られるThe Gates Of Delirium、Howeの超絶技巧なギターが目立つSound Chaser、いかにもYESらしいTo Be Over。名曲満載。
CLOSE TO THE EDGEと比較しても、遜色ない作品であると思う。


YES - Close to the Edge ★★ (2002-01-26 00:53:00)

名盤!


YES - Fragile ★★ (2002-01-26 00:49:00)

Roundaboutのテープ逆回転ピアノ音がドラマチックである。
Heart Of The Sunrise、South Side Of The Sky、
Howeの18番Mood For A Dayも棄て難し。
聴き所満載!


JOURNEY - Greatest Hits - Only the Young ★★ (2001-11-15 14:27:11)

これまたFRONTIERSのアウトテイク。こちらは映画「VISION QUEST」の主題歌になった曲。
爽やかなメロディアスHR、メッセージ・ソングです。
明るい気分にさせてくれます。
ビルボード9位にランクされたみたいです。


JOURNEY - Greatest Hits - Ask the Lonely (2001-11-15 14:23:16)

FRONTIERSのアウトテイク。映画「セカンド・チャンス」の挿入歌。それはともかく、とにかくこの曲もこの頃ならではのハード、かつカッコイイ路線の曲です。


JOURNEY - Raised on Radio - Why Can't This Night Go On Forever (2001-11-15 14:18:17)

J.Cainいわく、コンサート会場をあとにするファンへのメッセージ・ソングとのこと。それはともかく、確かにLost in twilights in memory...と始まる歌詞には、訴えるものがありますね。
レクイエムRAISED ON RADIOのラスト・ナンバーにふさわしい佳曲だと思います。感動のフィナーレ。そして、また会う日まで。JOURNEYらしいメッセージ・ソングですね。感動!!


JOURNEY - Raised on Radio - Be Good to Yourself ★★ (2001-11-15 14:11:19)

これはドライヴに最適の曲!!疾走感あるし。
でも、歌詞のメッセージもJOURNEYらしくてイイよね。


JOURNEY - Infinity - Patiently (2001-11-15 14:08:37)

S.Perry加入直後のNeal, steveの初共作曲。
美しくも、はかなく、透明感のあるバラード曲。
Still They Rideに通ずるものがあり、
INFINITYの中でも一番好きです。


JOURNEY - Infinity - Wheel in the Sky (2001-11-15 14:01:06)

QUEENもどきの重厚感が好きです。
wheel in the sky keeps turnin'~~


JOURNEY - Frontiers - Edge of the Blade (2001-11-15 13:56:43)

FRONTIERSはハード、かつカッコイイ曲が多いです。
その中のひとつがこれです。
この曲の緊張感は凄いです。


JOURNEY - Frontiers - Chain Reaction (2001-11-15 13:52:54)

FRONTIERSの隠れた名曲。
ハードなリフとサビの部分がカッコイイです。


JOURNEY - Frontiers - Faithfully ★★ (2001-11-15 13:48:55)

次第に盛り上がる部分がイイですね。


JOURNEY - Escape - Open Arms ★★ (2001-11-15 13:44:03)

ESCAPEの代表曲。しっとりバラードですね。ちょっとした虚無感もある感じだし。抑制のきいた盛り上がりなので、あまり好きでないけど、名曲に間違いなし!


JOURNEY - Escape - Don't Stop Believin' ★★ (2001-11-15 13:37:46)

確かに、ライヴで聴くとイイですね。この曲は。。。スタジオ・テイクよりはハードで、ドライヴ感もあるし。


JOURNEY - Arrival - Higher Place ★★ (2001-11-15 13:34:32)

JOURNEYのオープニング曲でも1,2を争う出来ではないでしょうか。サビを聴くと、いっしょに歌ってしまいます。Separate Waysが好きな方は必聴!


EMERSON, LAKE & PALMER - Pictures at an Exhibition ★★ (2001-11-09 13:19:00)

ELPのアレンジ能力の凄さを感じさせる作品。
もちろん、楽想を知らない方でもELPファンの方ならば、
名盤に挙げてもおかしくない作品です。予備知識なんて必要いりませんね。はっきし言って。
本作は、くせのある作風をみせたムソルグスキーの曲をモチーフにした変奏曲と呼んでも過言でないと思います。シンセ、重圧なベースの不協和音、ELPならではのパーカッシッヴ・パートの充実ぶり、異和感なく組曲におさまっている自作曲の挿入、そして見事にはまっている三重奏のアレンジ。。。お見事!!と拍手したくなる出来映えですね。
この作品は、ELPが単にムソルグスキーの曲を演奏したのではなく、
主題をモチーフにしたELPなりの解釈による新曲であると解釈した方が良いと思います。
新たな視点、異なる視点から取り組まれて完成した作品なのです。
例えが悪いかもしれませんけど、
展覧会の絵がラヴェルによって管弦楽に編曲されたのと同等の仕事に値する、
されど編曲にとどまっていないロックの視点からの解釈が混在する新作。
本作はそれほどの価値を持つ作品なのではないでしょうか。
凄いの一言に尽きます。


JUDAS PRIEST - Screaming for Vengeance ★★ (2001-10-29 21:31:00)

本作の顔は、ジャケットも主張するThe Hellion、Electric Eyesですね。
たった30秒の曲の中で強烈なインパクトを残しているんですから。
この緊張感は、Riding On The Windまで一連の持続性を醸し出していると思います。
これらの曲以外にも、佳曲がありますが、
目立たないのは不運!最初の30秒が全ての鍵です。


FOREIGNER - Double Vision ★★ (2001-10-27 13:42:00)

FOREIGNER初期3部作の中でも、特に傑作と評される作品。
路線は、前作を継承しています。
本作では、Double Vision、Hot BloodedのようなソリッドHRが双璧をなしますが、
Blue Monring, Blue dayの甘美なメロディアスな曲や、
Troumonteのプログレシッブな曲は、この頃ならではの良さが感じられます。


FOREIGNER - Foreigner ★★ (2001-10-27 13:36:00)

FOREIGNERのファースト。
シンプルで、耳に残りやすい甘美なメロディ。。。
既にファーストでその魅力が築きあげられていた。
Cold As Iceの哀愁メロディアス路線。
3作目まで継承されたStarrider、I Need Youに聴かれるプログレ感覚。
Long, Long Way From Home、Feel Like The First Timeといった
メロディアスHRなどなど。聴き所多きアルバムです。
多くのフォロアーを作ったのも納得。名作ですね。


FOREIGNER - 4 ★★ (2001-10-26 10:13:00)

''Matt'' Rangeのプロデュースによる4作目。
前作に拍車をかけてソリッドになり、タイトになった感があります。
しかしFOREIGNERの魅力は削がれていないです。傑作です。
旧A面の構成は、個人的にFOREIGNERの中で最も突出した出来を誇ると思います。
特に、オープニングのNight Life、ソリッドなJuke Box Hero、
3曲目のBreak It Upはいつ聴いても心に残ります。
80年代の産業ロックのバイブルですね。


FOREIGNER - Head Games ★★ (2001-10-26 09:59:00)

Queen、Cars、Journeyなどで硬質、かつ重圧な音創りをしてきた
Roy Thomas Baykerがプロデユースを担当した3作目。
1曲目のDirty White Boyからして、硬質なHRロックが披露され嬉しい限りです。
プロデューサーの味がもろ出てますねぇ。
Women、Lev On The Red Lineも然り。
Love In The Telephone、Blinded By Scienceなどの
哀愁漂うメロディアス路線も健在。
FOREIGENERの中でも愛聴盤でした。


FOREIGNER - Agent Provocateur ★★ (2001-10-26 09:50:00)

Tooth And Neilのオープニングは、ヘヴィでカッコイイですね。
Love In Vein、That Was Yesterdayなどのメロディアスな曲もいいけど、
HR路線も充実してます。哀愁漂う曲の中に、Raaction to Action、
She's Toughなんかがあると、聴き手も満足です。
FOREIGNERは、偉大なバンドだった。。。


FOREIGNER - Inside Information ★★ (2001-10-26 09:44:00)

限りなくシンプルでありながら、曲の良さが補って余りある出来の良作。
ストレートにFOREIGNERの良さを伝えると思います。
ハードな曲からメロディアスな曲まで、バラードあり、硬質な曲あり、佳曲満載!
産業ロックの衰退期にありながらの作品なので、
Heart Turns To Stoneを聴いた瞬間、嬉しくなりました。


ASIA - Asia - Heat of the Moment ★★ (2001-10-26 09:35:37)

だんだん、盛り上がっていく部分が好きです。
Steve Howeのソロ、C.Palmerのdrum。。。
もちろんWettonの声もイイです。
まさにheat of the momentですね。


TOTO - The Seventh One ★★ (2001-10-20 19:43:00)

TOTOの中では、IVと同等に扱われるべき作品かなと思います。
何がどうかと言うと、ごっちゃ混ぜな方向性をもつ音楽についてです。
訂正!!→多彩なロック・アルバムと評すべき作品ですね。
HOME OF THE BRAVEは、TOTOの中でも最も演出された
感動的フィナーレではないでしょうか。
AFRICAっぽいMUSHANGAも、このアルバムならではの味わいだと思います。
とにかく佳曲揃いであることに間違いないですね。


FOREIGNER - Inside Information - Heart Turns to Stone ★★ (2001-10-18 13:38:32)

全く同感です。
数あるFOREIGNERのアルバムのオープニングの中では、
この曲が一番好きです。イイ曲ですね。


TOTO - Toto ★★ (2001-10-17 12:48:00)

個人的に、TOTOの中で一番好きなアルバム。もろコマーシャルな感じがします。
でも、深い内容ではないです。
本作は、Child Anthem~I'll Supply To Love, George Porgyの流れが素晴しく、
どんどんTOTOの世界に引っ張られていきます。
一言でいうと、曲目の構成がイイです。佳曲揃いだし。
後半のRockmaker以降の盛り上がり方は、すがすがしいですね。
スッキリしながら、落ち着きます。
愛聴盤でした。


TOTO - Hydra ★★ (2001-10-17 12:39:00)

コーマシャル性が後退してしまった職人気質的アルバム。
ダークな曲調が目立つし。。。前作のAngelaを継承した路線ですね。
でも、イイですね。ちょっとプログレ的なのが。
Hydraは、まさにそれです。
TOTOは、本作のような路線に二度と振り返らなかったけど、
個人的には好きでした。残念。


TOTO - Turn Back ★★ (2001-10-17 12:33:00)

アメリカン・ロックの明るさとソリッドな部分が前面に出たアルバム。
そんな意味で本作は、ライヴ向きのドライヴ感あるHRナンバーが売り
という意図のもと制作された、と勝手ながら想像しています。
S.Lukatherのguiter、J.Pocaroのpercussionが前面に出てます。
また、旧B面の流れは、TOTOのアルバムの中でも1、2を争う構成でしょう。
と言っても、余り受けなかったのは残念でした。好きなのに。。。
しかしながら、IVの旧B面はもろ本作を踏襲しているので、
価値ある布石であったのかもしれませんね。


KANSAS - King Biscuit Flower Hour Presents ★★ (2001-10-16 20:57:00)

このメンバーでのMagunum Opusを最後まで聴きたい。そんな欲求不満に陥ります。
S.Morseのguiterが、かなり活躍しているだけになおさら、の感がありますね。
それほどまでに2人のSteve在籍時のKANSASが優れたバンドであったことを証明してくれるライヴ・アルバムです。当り前だがKANSASは、ライヴ・バンドなのである。納得!
All I Wanted、One Big Sky、House On Fire、The Preacherといった曲がライヴ・ヴァージョンで聴けるのも嬉しい限りです。特に、House On Fireは必聴アイテムです。
駄作と評価されているIN THE SPIRIT OF THINGSで見切りを付けるのがいかにバカらしいかがわかります。実は、あのアルバムも佳曲揃いなのです。
本作は、いろんな意味での再認識をさせてくれるアルバムですね。


KING CRIMSON - Red - Starless ★★★ (2001-10-15 21:19:32)

哀愁漂う主題のフェイド・イントロから暗いです。何かただことじゃないですね。でもこの曲の奮因気は、凄く好きです。ひどいもので1日20回くらい聴いていたことがあります。
この曲、提示部のWettonの声と曲想があまりにはまり過ぎてます。この4分間だけで、参りました。しかしながら、その後の展開部以降も見逃せません。
展開部は、2つのパートがあり、対位法的なFrippの鬼気迫るguiterのリフ、brufordのpurcussionの部分とMel Collinsのsaxが混じる急速な部分に分けられていますが、怖い位緊張感が漂ってます。そして短くも効果的なコーダとなる再現部では、泣きたくなるくらいにsax、melotronが響き渡ります。空虚な悲鳴ですね。
こんな圧倒的な構成力を誇った曲は、あまり聴いたことがありません。本当にうちのめされました。
個人的には、''暗黒変奏曲(Variation on theme of starless)''と勝ってに呼ばせてもらい重宝させてもらってます。


DEEP PURPLE - Burn ★★ (2001-10-15 20:52:00)

傑作です。全曲捨て曲なしですね。Burn、Sail Away、Mistreated、特に好きです。風変わりなインスト曲''A''200は、どう評価されているか知りませんが、これもお気に入り。


KANSAS - Kansas - Apercu~mother of Death Nature Suite ★★ (2001-10-15 20:43:01)

荒削りさが未だ残ると評価されているファーストより。
しかしながら、それらの評価を凌駕して余りある凄さとエネルギーがこのメドレー式組曲には内包されている。後半になればなるほど、ひたすらエネルギッシュになり、怒涛の勢いでクライマックスを迎えていく。Apercuのviolineのソロは、Robby一世一代の美しさを誇るパートではないかと思う。
処女作には、何物にも変え難い素晴しさ、美しさ、みずみずしさを備えることが多々ある。
まさにこの組曲がそれである。


KANSAS - Vinyl Confessions - Crossfire ★★ (2001-10-15 20:21:43)

Elefante加入後のKANSASに失望したファンに、かすかな希望を残した曲のひとつ。
もし、KANSASの魅力が静と動といったハイパータイトにあり、2本のguiter、keyboard、そしてviolineといった楽器群の応酬にあるとする向きならば、この曲には水準以上の出来を感じるはず...。残念にも賛否両論になったVINYL CONFESSIONの中では、ひときわ輝いていたナンバー。間違いなく名曲である。
この曲はもちろん他の曲も含めて、Elefante加入後のKANSASも優秀なバンドである!と主張したくなりますね。


KANSAS - Freaks of Nature ★★ (2001-10-15 13:54:00)

violineありきKANSAS、S.Walshのvo.、Jef Glixmanのプロデュース、1曲のみだがLivgren作の曲も収録。一目瞭然!役者が揃ったアルバムである。
I Can Fly、Freaks Of Natureは、まさに疾風怒涛。数々の古典をもつKANSASの名曲群に匹敵する内容であると思う。その他の曲にしても、いかにもKANSASらしい緊張と弛緩、激情と叙情いった二元性を同居させており、往年のKANSASの頃をいやが上でもオーバーラップさせてくれる。そして、KANSAS自身その意図をはっきりと主張していると感じさせてくれます。


KANSAS - Masque - The Pinnacle ★★ (2001-10-14 08:30:51)

MASQUEのラスト・ナンバー。大作です。
全曲Mysteies...と対をなしてます(イントロのテーマ、歌詞には開放的循環形式が用いられている)。
この頃のKANSASは、プログレ指向が強く難解になりがちなのですが、この曲のように長さを感じさせないのが素晴しい。優れたプログレ・バンドですね。
この曲の意味深な歌詞と演奏のドラマティックな展開は、様式美すら感じさせます。重宝したくなります。
有名になる前の時代では、隠れた名曲かと思います。


KANSAS - In the Spirit of Things - House on Fire (2001-10-14 08:17:30)

2人のSteve在籍時の第2弾アルバムから。アルバムは、黙殺されているので、あまり取り沙汰されません。残念。
しかし、バラード、ミディアム・テンポの多い中、ひときわ目立つHRナンバーです。かなりエネルギッシュ!!。
violineを排除したこのKANSASは、S.Morseのギター・テクニックで補って余りあることを感じさせます。
この当時のライヴでは、MorseのImprovisation、S.Walshのvoとのかけ合いナンバー(King Bisckett Flower Hour Presentsで聴くことができます)として取り上げられてました。
この曲のように優れたバンドであっただけに、この後の離散が悔やまれます。


KANSAS - Point of Know Return - Dust in the Wind ★★★ (2001-10-12 20:39:46)

シンプルだけど、メロディアス、さりげなく流れる感じが好きです。そして何となく優雅な感じもします。
また、violineの間奏は盛り上げてくれます。ツボをおさえてますね。
この頃のKANSASは、この曲の作者であるK.Livgrenに、S.Walshという2人の優れたコンポーザーがいたゆえに成功したのだと思う。
この曲のようにシンプルであろうと、重厚な曲であろうと、耳に残る曲が多いです。I Close My Eyes...つい口ずさんでしまいます。
いまや70年代ロックの古典に挙げてもおかしくないと思います。
名曲です。


KANSAS - Drastic Measures - Don't Take Your Love Away (2001-10-12 20:21:38)

もろ産業ロックしている曲。メロディアスですね。
そして、哀愁漂うイントロ、ツボをおさえているサビ。
文句ないです。最後は、疾走していくのもイイですね。
産業ロックの部門では,Elefanteが優秀なコンポーザーであったことを裏付けていると思います。
DRASTIC MEASURESは、LivgrenとElefateの発言権が多かったがバンド崩壊に繋がったのかもしれませんが、この頃のKANSASはやはり優秀なバンドであったと思います。


KANSAS - Drastic Measures - Fight Fire With Fire (2001-10-12 20:13:46)

violineなき悪名?高きElefante在籍時の象徴的な曲。
しかし、イントロのヘヴィなリフとサビは、カッコイイです。
KANSASとしての魅力がないと言えども、
個人的には時代向けの産業ロックをしていると思います。
この時期のKANSASを評価したい!!1曲ですね。


KANSAS - Monolith - Angels Have Fallen (2001-10-12 20:07:10)

個人的には、MONOLITHの中で最も好きな曲です。
S.Walshらしいエモショーナル、かつ哀愁が漂っている奮因気が好きです。RobbyのViolineも特筆。


KANSAS - Monolith - On the Other Side ★★ (2001-10-12 20:01:36)

KANSAS過渡期のアルバムMONOLITHからのオープニング。
syntheを極力使わず、よりコンパクトな路線への変更を標傍したKANSASだが、この曲ではかつての叙情性を残している。
イントロから哀愁が漂い、印象的なサビで決めてくれます。
歌詞のメッセージも幻想的ですね。
ライヴで一度聴いてみたい曲でもあります。


KANSAS - Audio-Visions - Relentless (2001-10-11 13:29:06)

よりコンパクトに、よりタイトになった80年代KANSASの幕開けHRナンバー。MONOLITH以来、syntheを避けた音創りは、この曲にも踏襲されていますが、この路線での一応の完成をみたものではないかと、勝手ながらにこの曲を位置付けています。
とにかくわかりやい、メロディアスな曲なので、聴いた当時はすぐに口ずさみました。また、80年代KANSASの標傍するサウンドには、異論がないなとも感じました。しかし、violineが目立たなくなっているなという不安もありました。
今でもたまにふっと聴きたくなる曲です。S.Morse在籍時代が好きな方には、特にお薦めしたい曲ですね。


KANSAS - Leftoverture - The Wall (Conclusion) ★★ (2001-10-11 13:12:43)

コンパクトでありながらも、重厚感のある幻想風曲とでも形容したくなる曲。個人的にはKANSASの中でも1、2番目に好きな曲です。
この当時のKANSASは、こんな感じの曲を創るのが本当にうまかったなぁと感じさせます。拍手。
また、曲と歌詞の一体感も見逃せません。この曲では、苦難、闘争を経て勝利へという方程式で決めてます。希望があります!!この曲には。
ちなみにこの曲のスタジオ・ヴァージョンには、私の知る限り2通りがあります。これらは、(1)LEFTOVERTURE、(2)BEST OF KANSASで聴くことができる。(1)がオリジナルで、(2)は(1)にコーダの部分を新たにviolineを重ねているremix。ゆえに、(2)はより劇的な感じに聴こえます。ただ、それ以外は違いがほとんどないように聴こえるので、甲乙はつけがたいですね。
いずれにせよ、名曲であることに間違いないと思います。


REO SPEEDWAGON - Wheels Are Turnin' ★★ (2001-10-05 13:12:00)

84年作。アルバムは、全米7位記録。
プロデュースは、Kevin、Gary、Alanが担当してる。
前作GOOD TROUBLE、その前のHI INFIDELITYを継承した路線。
ポップで、メロディアス、わかりやすさは、相変わらずで、
REOの中でも代表作のひとつではないか、と感じさせる出来。
REOロックンロールとでも呼びたくなるI Do' Wanna Know、
ロマンティカ・バラードのOne Lonely Night、
いかにもGaryが創りそうな骨太HRのGotta Feel More、
そして、80年代を代表する屈指のバラードCan't Fight This Feelin'
と佳曲を挙げるときりがない。Can't...を聴いた時は、感動しました。
アルバムからは、4曲がTOP40にランクされたのも納得!
80年代、輝かしかったREOを象徴するアルバムである。


NIGHT RANGER - 7 Wishes - Goodbye ★★ (2001-10-04 16:29:24)

歌詞が好きです。もちろん、メロディも!
ちょうど感傷的になっていた時に、
この曲を聴いたおかげで、いろんな未練が残ってしまったけど。
今では、いい思い出になってます。


STARSHIP - Knee Deep in the Hoopla - We Built This City ★★★ (2001-10-03 21:31:26)

楽天的!明るさは、天国的!!
サビが印象的です。
STARSHIPの80年代を代表する曲と思う。
もちろん、80年代を代表する名曲でもある。


38 SPECIAL - Tour de Force - If I'd Been the One ★★ (2001-10-03 21:26:33)

個人的には、38SPECIALの中で最も好きな曲。
ノリまくりの産業ロックとでも言うのか、
とにかくメロディアスでカッコイイと
形容したくなるサビの部分では、
至福の瞬間です。


38 SPECIAL - Special Forces - Caught Up in You (2001-10-03 21:21:59)

文句なしに爽やか、かつキャッチーです。
しかもノリも抜群。
全米では、10位まで上昇。
納得!!
作曲には、SURVIVORのJim Petrikも加わっている。


ASIA - Alpha - Open Your Eyes (2001-10-03 21:10:20)

80年代ASIAのアンセム。
改めてASIAの良さを開眼させてくれますね。


ASIA - Alpha - Don't Cry ★★ (2001-10-03 21:07:25)

泣けます!!


ASIA - Aqua ★★ (2001-09-20 10:22:00)

Wetton脱退でショックを受けた全世界(特に日本?)のASIAファンが期待と不安で入り交じりながら、聴いた最初で最後のASIAのアルバムである。
私は、しかしこのアルバムが好きである。
WettonのようなハッとさせるようなメロディをもつHRではないが、PayneとDownesの創り出した曲も捨て難い。
メンバーが固定されてなかったせいか、アルバムの内容は散漫勝ちである。それもマイナス評価なのかもしれないが、しょうがないように思える。
ただ、駄曲の入り交じる中で佳曲の存在も否定できないのである。
Who Will Stop The Rain?、Someday、Little Rich Boy、Lay Down Your Arms、A Far Cryなどなど自分なりに優れた曲と感じた曲もあるのだから。
この新生ASIAの良さは、続くARIAで証明されると思う。
それともファンは、ASIAのゴタゴタに愛想つかしたのかもしれないのかな?


ASIA - Aria ★★ (2001-09-20 10:13:00)

John Payne加入後、第2弾アルバム。
パーソナルは、G.Downes、Al Pitreli、Michel Sturgis、J.painである。
個人的な意見でありますが、本作はひょっとするとWetton在籍時のアルバムと同等に扱われるべき内容ではないか?と思います。
まず本作は立派なメロディアスな産業ロックアルバムの路線にある内容になっている。
A.Pitreliのguiterとマイナー調を主体とする哀愁なメロディがやけに心地良いのである。そして、何人かが指摘するように本作は、Wetton在籍時のアルバムASTRAに近いと感じられる。
初期のASIAと音と異なるかもしれませんが、その潜入感を捨てさることにより、
本作が黙殺するのに値するかどうか疑問視してしまうのは、私だけでしょうか?
全曲捨て曲なしの優れたメロディアス・産業ロックをしているアルバムであると思います。


KANSAS - The Best of Kansas ★★ (2001-09-15 11:29:00)

84年発表。
DRASTIC MEASURES発表後、自然消滅してしまったKANSAS。
出るべくして出たBEST盤と言える。しかし、選曲には不満が残る。
何しろ、TWO FOR THE SHOW、MONOLITHから1曲も選ばれてないのだから。
発表当時、全10曲だったのが、再発で新たに3曲加えられた時も
上記のアルバムからの選曲は黙殺された。
されども選曲されている曲は、決してKANSASらしからぬ曲群と言うのではなく、
あます所KANSASの魅力を伝える曲が選ばれている。確かにBESTアルバムなのである。
TWO FOR THE SHOWが2枚組であったように、本作も2枚組にすれば良かったと思う。
しかしながら、需要を考えると無理だったのかな。
この当時のKANSASに対する音楽シーンの期待の無さがもろに表われたBEST盤と言える。


DEEP PURPLE - Slaves and Masters - King of Drams ★★ (2001-09-07 17:44:08)

しかし、素晴しいバンドのまとまり、
曲の良さを認めざるを得ないと思う。
DP Mark VIの代表曲。


DEEP PURPLE - Machine Head - Space Truckin’ ★★ (2001-09-07 17:40:50)

Let's Go Space Truckin'
Yeah! Yeah! Yeah!
と口ずさんでしまいます。
DPライヴの定盤曲。


DEEP PURPLE - Burn - Mistreated ★★ (2001-09-07 17:38:11)

渋いプログレ・ブルース。
そんなに悪いと思えないのですが。。。
DP MarkIIIを代表する曲である。


DEEP PURPLE - Fireball - Fireball (2001-09-07 17:34:32)

ギュイ~~ン...カァ~~。というエアコンの音、
イアン・ペイスの忙しそうなツーバス、
怒涛の流れのHR。イイですね。


KANSAS - Masque ★★ (2001-09-06 10:03:00)

76年発表。通算3作目。
本作は、前作のプログレ路線を継承しつつも、
ヘヴィなguitarリフが目立つHR色の強い内容である。
また、曲もAll The World、Pinaclesを除いて、コンパクトにまとめらている。
しかしながら、曲自体はKANSAS特有のトリッキーな展開が満載されている。
例えば、Icarus-Borne On Wings Of Steel、Child Of Inosences、
Mysteries And Mayhemがその代表で、この時期のKANSASの重要なレパートリーである。
本作で打ち出された方向性は、次作LEFTOVERTUREで更にソフィスティケイトされていく。


GTR - GTR - When the Heart Rules the Mind ★★ (2001-09-05 13:12:29)

全米5位記録。
タララ、ラララ...ジャジャ~~ン
素晴しいイントロで開始される産業ロックの名曲。
キャッチーなメロディ・ラインを持っている。
また、Max Baconのヴォーカルも優れていると思う。


GTR - GTR ★★ (2001-09-05 13:07:00)

ASIA脱退直後のSteve HoweとGenesis~soloと活動したSteve Hackettが
中心になって結成したバンド。
バンド名は、GuiTaRの母音を消したGTRである。
86年作。プロデュースは、G.Downes。内容はもろ産業ロック。
2人のSteveがguitar syntheを使用しているせいか
全体的に音の質感がシャリシャリしており、軽い感じに聴こえる。
されど、本作は80年代を代表する産業ロック・アルバムとして挙げたい。
When The Heart Rules Mindは、その典型である。
佳曲揃いの優れたアルバム。


ASIA - The Very Best of Asia: Heat of the Moment (1982-1990) ★★ (2001-09-05 12:56:00)

ASIA全盛期の1st~3rdを中心にしたBEST盤。
何よりもシングルB面曲のDaylight、Ride Easy、Lying To Yourself収録。
しかも音質が非常にイイ!!
Sole Survivor、Here Comes The Feelingの短縮ヴァージョンもあり、
優れたベスト盤である。


ASIA - Alpha ★★ (2001-09-05 12:51:00)

83年作。
またしても傑作である。
Wetton節が冴えまくり、Palmerのdrumも軽快だし、Downesのkeyboradも大活躍。
ただ、Howeはあまり目立たなくなっており、
ASIAの破綻をきたすキッカケになったアルバムである。残念。
マンネ化、稚拙、商業的過ぎると言う意見を覚悟で、
こんな内容のアルバムをあと2、3枚作ってもらいたいと何人か思っているはず。。。
WettonさんとHoweさんよ、あなたはとんでもないことをしたもんだ。
産業ロックのバイブルにしたいアルバム。


ASIA - Asia ★★ (2001-09-05 12:41:00)

産業ロックの殿堂。


BOSTON - Walk On ★★ (2001-09-05 12:37:00)

現時点でのラスト・アルバム(ベスト盤を除く)。当初は、FOUR REALというタイトルを予定していたらしい。前作THIRD STAGEから8年が経過している。。。寡作家だ!!
内容は以前のままで、相変わらずBOSTONらしいHRナンバーが満載している。ただ、マンネリズムを感じるのは、否定できない。しかしながら、優れた音のダイナニズム、曲の構成を持っており、やはり優れたアルバムであることに異論がない。またBrad Delpから新たにヴォーカリストを迎えているが、特に大きな変化は見受けられない。
前作と比較して全体的にバラードが少なくなっている。新境地として組曲風のWalk On Medleyが収録されており、マンネリズムに陥っている部分を補っている。この曲以外に
本作では、A Man I'll Never Beを受け継ぐバラードのLivin' For You、BOSTONらしいダイナミックな音創りになっているI Need Your Love、Surrender To Me、ロッカ・アンセムのWe Can Make Itといった佳曲がハイライト・ナンバーとして挙げられる。


BOSTON - Boston ★★ (2001-09-01 13:06:00)

有名なデヴュー・アルバム。邦題は、「幻想飛行」。ナイス・ネーミングである!
1曲目のMore Than A Feelingは、まさに幻想飛行。トリップします(冗談)。
さて、本作はアコギとエレギがうまい具合に混合していることが特徴である。そして、メロディアスなHRアルバムである。Rock And Roll Band、Smokin'といった秀逸なHRナンバー、アコギ、エレギの混合を代表するMore Than A Feeling、Peice Of Minds、Somtheing About Youナンバーと、佳曲揃いなのである。
また、Foreplay/Long Timeでは、プログレの影響も受けていることがうかがえる。
曲構成、音のバランスが優れており、飽きない内容に仕上がっていると思う。


BOSTON - Don't Look Back ★★ (2001-09-01 12:54:00)

本作は、BOSTONのショーケース的な意味合いを持つ作品であると解釈している。
まず、No Computer, No Synthesizerがそれを物語る。
Don't Look Back、It's Easy、Feelin' SatisfiedといったHRナンバーは、いかにもBOSTONらしい爽やかな、すがすがしいHRに仕上がっている。ギミックを多用するThe Journeyは、後のThe Launchで続編が創られたインスト・ナンバーであるし、A Man I'll Never Beは、BOSTONを代表するバラードで、Amandaに継続されていく。
これら優れた楽曲は、奥行きある空間を感じさせる音創りになっている。それが本作の特徴でもある。
70年代後半を代表するアルバムである。


BOSTON - Third Stage ★★ (2001-09-01 12:46:00)

ジャケットが好きです。
ベース・ギター型のBOSTON号がパイプ・オルガン型の宇宙船とランデヴーしているシーン。収録曲のThe Launchをヒントに創ったのかな?アルバムの内容は、ジャケットの奮因気そのままの内容であると思う。
それはさておき、本作には優れたバラードが多い。
前作のA Man I'II Never Beのようなみずみずしいバラード(Amanda、My Destination、To Be A Man、Hollyann)は、本作の要になっている。
これらの曲に挟まれてBOSTON調HRナンバー(We're Ready、Cool The Engines、I Think Like It、Can't Cha Say)が絶妙なバランスで配されている。
過去2作と比較しても遜色ないできに仕上がっている本作は、やはり80年代を代表する作品のひとつであると思う。


KING CRIMSON - Vrooom ★★ (2001-08-30 15:00:00)

VROOOMの発売当時は、その衝撃性-誉高きメタリック・クリムゾン-に圧倒された。
しかし、冷静になると本作は、REDの理論と80年KCの融合した音楽である。と思う。
それにしても音のダイナニズムは、きらびやかなメタリックである。
Vrooom、Thrakがそれである。この2曲は、本作の双璧をなす。
とにかく驚異的な音の壁を感じさせる。REDを凌駕している。
ところがCage、One Timeには、80年代に標傍したミニマム・ミュージックの残像が見え隠れしている。されど音のダイナニズムは、そのままに。
メタリック・KCとミニマム・KCの折衷主義により、
新たなKCの方向性を示唆した重要な作品である。
Robert Flippの経歴からすれば、なるべくして生まれた方向性とも言える。


KING CRIMSON - Discipline ★★ (2001-08-30 14:44:00)

80年代KCの幕明けアルバム。御存知、KC3大アルバムのひとつ。
タイトルが暗示するように、何やら細かい音の綴れ織り的な音楽が展開されていく。
クラシック畑のヴォキャブラリーであるミニマム・ミュージック、
東南アジアに起源のあるガムラン、ケチャといった影響を感じさせる音創りになっている。また、ヴォーカルがエレファンティシティーになっているのは、過去のKCからすると最大の違和感にとらわれて仕方なしである。
しかし、本作は何と言われようと名作の部類に値すると思う。
一歩間違えると難解になり勝ちな方向性の音楽を、屈託なくポップに聴かせる。
それを簡単にやってのけているだから。凄い!
聴けば聴くほど味のある内容であると個人的に思うけど、どうでしょうか?


KING CRIMSON - Starless and Bible Black ★★ (2001-08-28 10:31:00)

KC信者以外の10人中8人までが、本作を音楽として認めてくれないかもしれない。
されど、KCの中では最も野心的である。そして、傑作である。


KANSAS - Somewhere to Elsewhere ★★ (2001-08-28 10:21:00)

Icarus II、The Coming Done、Miriad、Bizantium。。。イントロから美しい曲である。
しかし、ただ美しいだけでない。
Icarus IIの中間部、Grand Fun Alley、Not Ona Bigのヘヴィなguitarのリフ、
繊細なviolineのフレーズ、そしてきらびやかなkeyboardの同居する空間にも
KANSASを聴く時の心地よさを感じてしまう。
全曲、Kerry Livgrenである。彼のセンスの良さにはただ頭が下がる。
名作である。


KANSAS - Kansas ★★ (2001-08-28 10:13:00)

偉大なる原石。
KANSASのファースト・アルバムであるが、
すでにKANSASの方向性を確立していることを認めざるを得ない内容である。
プログレと類型のスタイルを標傍しながらも、KANSASの魅力である
violine、2本のguitar、2つのkeyboardという厚みのあるサウンド・アンサブル、
センスの良い楽曲群には目を見張るものがある。
Belexes、Journey From Mariabornn、Death Of Mother Natureは、
まさにKANSASの今後の方向性を示唆した偉大なる原石であると言って言いと思う。
またCan I Tell You、Bringing It Backの泥臭さ、
エモーショナルなバラードLonely Windの美しさも忘れるわけにはいかない。
名作である。
原石は磨かれて、やがて輝きを増していく。。。
LEFTOVERTURE、POINT OF KNOW RETURN へと。


KING CRIMSON - In the Wake of Poseidon ★★ (2001-08-27 23:20:00)

音を綴る。In The Wake Of Poseidonまで。されど。。。
3つのピース(Piece)、ねこの餌(Cat Food)、新たな解釈(The Devil's Triangle)がある。音の綴りにあらず。。。
前作との比較はするべきで、するべきでない。
素直に音から聴くとどうであろうか?優れた作品と思えるかな。
ちなみにIn The Wake Of Poseidonは、佳曲である。


KING CRIMSON - Islands ★★ (2001-08-27 23:10:00)

ISLANDSは、泣けます。特にラスト。
あぁ、はかない美しさ!
本作の形容である。
しかし、Radies Of The Road、Lettersには醜さもある。歌詞に。
The Sailor's Taleは、エキセントリックな感じだし。
一体、この心地よさは何なのだろう?


KING CRIMSON - Lizard ★★ (2001-08-27 23:05:00)

きっと駄作と思われている作品。なぜかな。
Robert Flippは、十数(あれっ、何回だっけ)回続けて聴けば、打ちのめされる。
と言ったけど、その前に打ちのめされたら、どうするのだろう?
私はそんなに聴かなくてもお気に入りの作品になったのに。。。
Cirkus、Prince Rupert's Awake、Borelo。きっと佳曲であるはず。


KING CRIMSON - In the Court of the Crimson King ★★ (2001-08-27 22:58:00)

100年後、音楽の授業の時間では、ロックというジャンルのところで
本作は教材として取り扱われる可能性が高い作品であるはず。。。
教材に載せられたジャケットは、いたずら書きされるかも。。。


KING CRIMSON - Larks' Tongues in Aspic ★★ (2001-08-27 22:53:00)

LARKS' TONGUES IN ASPICがなぜ邦題では、「太陽と戦慄」になるのだろうか?
ジャケットには、太陽と月。タイトルは、このタントラから編み出したものなのかな。
しかし、インパクトのあるタイトルとジャケットである。
過去の作品と比較して、本作はヘヴィな内容に仕上がっている。
その反面、Book Of Saturday、Exilesは穏やかな曲である。
この二元論的な方向性を考えたとき、
本作の意味深(?)なタイトルとジャケがうまくシンクロしていく感じがする。
むむ...手強い作品であると思う。


KING CRIMSON - Red ★★ (2001-08-27 22:42:00)

旧A面のメタル・サイドのRed~One More Red Nightmareという怒涛の展開に圧巻され、Providenceで幽玄して、そしてStarlessで打ちのめされる!!
Starlessの圧倒的なインパクト。まさにレクイエムであると思う。
KCの中でも、良質の作品であると言える。


KANSAS - Song for America ★★ (2001-08-25 21:16:00)

KANSAS初期の名作。全米57位。
この頃のKANSASがプログレッシヴ・ロックに傾倒していたことが明確に表われた作品である。何しろ6分以上の曲が3曲も収録されているのだから。
Lamplight Symphony、ラストの曲(曲名忘れてしまった)は、ダークな内容であるにもかかわらず、聴きやすさ、構成力の高さを示す佳曲である。
大作のSong For Americaは、本作以降のKANSASの標傍するサウンドの基本形とも言える。
泥臭いR.SteinherdtのヴォーカルをフューチャーしたDown The Roadも印象的な曲である。
プログレ・サウンドのKANSASの傑作として位置付けられるアルバムであると思う。


KANSAS - In the Spirit of Things ★★ (2001-08-25 20:59:00)

88年作。再生KANSASの第2弾。
本作は、ミディアム・テンポ~バラード系の曲を主体とした内容である。
落ち着いて聴かなけばならない。
KANSASらしさ度は、非常に低い!前作Powerとも別物の感がある。
パッと聴き、印象の薄い内容である。しかし時間を費やして何回も聴けば、
ちょっとした良さを感じることができるかもしれない。
本作には、優れたバラードが多く含まれている。
One Man, One Heart、Once In A Lifetime、I Counted Of Love、Rainmakerがそれである。この魅力を感じるのは、案外難しいと思う。
KANSASというバンドのアルバム、HRアルバムと考えることなかれ、
という姿勢で聴く必要がある。


KANSAS - Power ★★ (2001-08-25 20:49:00)

86年再生KANSASの第1弾。全米36位。
84年に自然消滅したKANSASがS.Walsh,P.Ehert,R.WIlliamsを中心に、
Steve Morse,Billy Greerを加えて、新たに始動した復活作.
さて、内容だがviolineのないKANSASの第2弾アルバムとなる。。。が!!
S.Morseのguitarを全面に出し、エネギッシュに、パワーみなぎるHRをしている。
KANSASというより全くの別物バンドなのである。しかし、それが本作の魅力である。
本作にかつてのKANSASの幻影を見い出すべきではなく、
新たな局面を暖かく迎えて聴くべきである。
そうすることによって、本作が優れたHRアルバムであることが認識できると思う。
Shilletes In Disgises, Power, Misicutto, Three Pretenders, Tomb 19は、
本作の魅力を余すことなく伝えている。まさにパワーなのである!!
All I Wantedは、透明感のあるバラードでシングル・ヒットした佳曲。


URIAH HEEP - Look at Yourself ★★ (2001-08-24 19:52:00)

HEEPと言えば、LOOK AT YOURSELF。
何しろLook At YourselfとJuly Morningという名曲が双璧をなすのだから。
これらにM.BoxのワウワウとK.HensleyのオルガンがさくれつするLove Machineも収録されているのだから、文句のつけどころがない。


URIAH HEEP - Firefly ★★ (2001-08-24 19:44:00)

名曲Sympathyを収録したおなじみの作品。
HEEP中期の代表作である。
Byron、Wetton脱退→John Lowton、Trebor Holder加入後、初のアルバム。
過去の作品と比較して本作は、Moog Syntheの音が目立たない、Mick Boxのメロディアスなギターが目立つようになり、上品なHRに仕上がっている。HEEP特有のケバケバしたサウンド・テイストではないのだ!これは、前作のHIGH AND MIGHTYにも言えるのだが。。。
本作の魅力は、美しいメロディ!!にある。
The Hanging Treeの終焉、Fireflyの主部、そしてSympathy。
ヴォーカル・ラインの美しさも特筆である。
そういう意味で本作は、HEEPらしさを損いながら、
はかない叫び・悲鳴のような傑作と呼びたい。
名作である!!


URIAH HEEP - Return to Fantasy ★★ (2001-08-24 19:27:00)

76年発表。全英7位、全米85位記録。
bass:Gary Saine脱退→John Wetton加入後、初のアルバム。
かろうじてHEEPの名作かな?と思わせる内容である。
本作は、SWEET FREEDOM、WONDERWORLD同様に、
焦点をアメリカに向けた軽さ、わかりやすさを目指した曲が多数を占める。
一般的に、評判はよろしくない。聴けば納得!。
しかしながら!!、Return To Fantasy, Beatiful Dreams, A Year Or Daysで
聴かれるようにTHE MAGICIAN'S BIRTHDAY, DAMEN & WIZARDの頃を彷彿とさせる
重厚なHRナンバーを忘れるわけにはいかない。
泣けます。HensleyのMoog Sythe、Byronのヴォーカルには。。。
新路線への標望を強く打ち出しながらも、
英国的なHRの残像が微妙に同居する意味で本作は貴重であると思う。
この後、HIGH AND MIGHTYからHEEPはより英国的なHRの影をひそめていく。。。
残念。