この曲は、個人的に80年代のDust In The Windであると思う。 しっとりとした落ち着いたアコギによるメロディアスな旋律、 ElefanteのハスキーがかったヴォイスとRobbyのviolineの哀愁感 は、まさにDust In The Windを踏襲した感がある。 曲は、本家のLivgrenではなく、JohnとDinoのElefante兄弟 によるもの。彼等は、80年代のKANSASに大いなる貢献をした。 この曲も例外でない。隠れた名曲ではないでしょうか。
この曲は個人的に<伝承>や<すべては風の中に>以上に、 KANSASの代表曲、一大傑作と言っても過言でない曲と思います。 組曲形式で構成されており、約8分の中には 曲調がめまぐるいしく変わっていく 起承転結のはっきりした内容となっています。 プログレッシヴですね~。英国のバンド顔負けの緻密です。 また、KANSASの魅力であるトリッキーな変拍子、 圧倒的なテクニック、複雑な曲構成もさることながら、 聴きやすさも心掛けている所が何とも心ニクイです。 Two For The Showのヴァージョンは更にお勧めです。
ARGUSは、一般的な評価同様に、私も最高傑作と思います。 その理由としては、歌詞のコンセプトとサウンドがうまく調和しているからです。 特に、The King Will ComeからThrow Down The Swordまでの 流れは圧巻!カッコイイっす! 英国特有の叙情性や荘重さを醸し出すツインリードギターの織りなす メロディアスなサウンド・アンサブルは、 Wishbone Ashの魅力を存分に発揮していると思う。 全曲が名曲。70年代のブリティッシュ・ロックの代表作!
WOMANを彷佛とさせるライトなメロディアス・バラード。 アルバムの締めくくりにもふさわしい荘厳な曲である。 SPACE AND TIME、WALKING ON AIRという空間的・かつ・ 夜のムードを醸し出す曲群の締めくくりにもなる ドラマチックな曲。 この曲を聴くと、星空と月明かりが浮かんできます。
84年暮の作品。プロデューサーにRon Nevisonを起用。 また、vo.交代直後初の作品でもある。 SURVIVORの代表作で、商業的にも本作から4枚のシングルが生まれた。 新vo.のJimi Jamisonのハイトーンヴォーイスと曲のセンスの良さとが うまくはまっています。 爽快なメロディアスHRナンバーがずらりと並び、 どの曲もシングルカット可能なほどの出来映え。 国内盤併録の唯一外部のソングライターを起用の The Moment Of Truthも秀作。