総評:メロディアスだけど、軽いHR。駄作。でも、数曲棄て難いナンバーもある。 ONE WAY OR ANOTHER 唯一、john wettonがvoの珍しいナンバー。イントロでヘヴィなリフも聴けるハードロック曲。 WEEP IN SILENCE 透明感のあるバラード。泣きのイントロはイイ。david byronの声が冴えている。佳曲。 MISTERY イントロ・ギターは、メロディアスだけど、曲の構成が。。。 CAN'T KEEP THE ROCKIN' BAND ムーグの目立つイントロ、シンプルなサビを持った軽いロックンロール。 SNOW IN THE FOOTPRINTS アコギ・イントロが印象的。でも駄曲だと思う。 CONFESSION ピアノとヴォーカルの曲。冴えないアルバムの奮因気を象徴する。
今年、ICONというアルバムで始動するWETTON / DOWNESデュオのデモ集。 著作権の問題で入手困難らしい。 内容は、未発表のままなのが惜しいくらいに素晴らしい。 全体的にはハード・ポップ路線でまとめられており、 バラードの比率が高いのも特徴であろう。 既発の曲と聴き比べる点でも、資料的価値の高いアルバムであろう。 ABWHのBrother Of Mineの原型と思われるLost In America、 Kari-Annの原曲であるOh!Carolann、Summerのデモなどが収録されている。 Walking On Airは、同名異曲。Kari-Ann、Christinaは、元アルバムからのテイク。 We Move As Oneでは、アバのアグネタがVo.を務めており、The Winnerを彷佛させる。 来るべきICONプロジェクトを前に、耳を傾けるのもいい作品。
ARGUSは、一般的な評価同様に、私も最高傑作と思います。 その理由としては、歌詞のコンセプトとサウンドがうまく調和しているからです。 特に、The King Will ComeからThrow Down The Swordまでの 流れは圧巻!カッコイイっす! 英国特有の叙情性や荘重さを醸し出すツインリードギターの織りなす メロディアスなサウンド・アンサブルは、 Wishbone Ashの魅力を存分に発揮していると思う。 全曲が名曲。70年代のブリティッシュ・ロックの代表作!
YESの音楽の屋台骨は、確かにクリス・スクワイアによるところ大ですね。 あと、私的には、YESの全盛期の象徴として、エディ・オフォードのプロデュース、アレンジもその要因のひとつと挙げたい。 私的三大スタジオ・アルバムのFragile、Close To The Edge、Relayerは、全て彼等の連係プレーが実を結んだ結果ではないだろうか? 例えば、このチームでは、ご存知の通りテープのつぎはぎ、リハで前のtakeを更に凝縮していこうとするバンドの在り方、 などが次々と彼等がスリリングな曲を提示していた所以ではないかと思える。 初心者には、Fragile、Close To The Edgeをお薦めしたい。 また、前述で触れなかった時期では、商業的な成功という肩書きのある90125も推薦したい。