基本的に初期からのファンの多くは、マイケル・マクドナルドの加入によるドゥービーのAOR化は耐えられないものだったかもしれない。トム・ジョンストン中心のロックンロール時代もかっこいい。しかし、どんなに初期のファンに避けられても、このバンドのハイライトは「WHAT A FOOL BELIEVES」でのグラミー制覇だ。確かに、後期は初期とはまったく違うバンドになってしまった。やはり、意見の分かれるところだ。AOR好き、ロマンスグレーおやじマイケル・マクドナルドの虜である私は後期の方が好みだけど。
↑のほうでも何人かの方がおっしゃっているけど、スタジオ版よりロンドンのウェンブリー・スタジアムでのバージョンがとてつもなく素晴らしいね!!リッチーのアドリブ入った長いソロ、ジョンの歌詞には無いはずの歌、そしてラストのジョンと7万人の観客とのアカペラのサビ。もう涙が止まらない!!この曲のためにVHSを買い、「LIE TO ME」のシングルを探しまくってやっと手に入れた。
個人的には、充実の名盤「VITAL SIGNS」より好きだ!!彼らの中で最も感動的なポップ曲「IS THIS LOVE」はホント稀代の名曲!!そのほかにも「HOW MUCH LOVE」とか「MAN AGAINST THE WORLD」「REBEL GIRL」「OCEANS」などなど。それにしても「IS THIS LOVE」の素晴らしさって言ったらもう・・・
「SEARCH IS OVER」「HIGH ON YOU」「I CANT HOLD BACK」など彼らの代表曲が堪能できるメロディックロックの傑作!!キーボード満載で、爽やかな声質のジミ・ジェイミソンの魅力が際立ち、楽曲はどれもフック満載。シングル以外にも、「FIRST NIGHT」「ITS THE SINGER NOT THE SONG」などたまらない曲がいっぱい。それにしても、この作品が28点って・・・レビューした奴はする資格ないね。完璧自分の好みでレビューしたってことだし。
根っからのブリティッシュだった1stと比べて明らかに明るくなった作風がまず、ファンの中では賛否両論だと思うが、個人的には全く問題なし。「WE ALL FALL DOWN」「CRY FOR LOVE」「RUNAWAY」「SAVE MY LOVE」「IM ON FIRE」なんかは今でもしょっちゅう聴く曲だ。ただ、やっぱ重厚で、ディープで壮大な1stにはかなわないな。作風云々もそうだけど、曲の出来が1stが上だもんね。でも、大好きな作品です。 ちなみに、このアルバムでプレイしているメンバーって(ライナーに書いてるけど)トニー・フランクリンとカーマイン・アピスなんじゃないのかな?ジャケットに表記されてるメンバーはライブ用か??僕には分かりませんが。。。
「SCREAMING BLUE MURDER~DEDICATED TO PHIL LYNOTT」というライブ盤が10年前に出ているが、はっきり言って今回の方がかっこいい!!とは言っても、正直半分くらいの曲が被っているのがちょっと悲しいが、個人的に今作の目玉は何といってもWHITESNAKE時代の曲。①の「Bad Boys」なんて最高にかっこいいし、「Is This Love」はイントロ聴いただけで泣きそうだったが、彼のギターでこの曲が聴きたかった俺としては大満足!!そして「CRYING IN THE RAIN」のあのソロはライブでもやっぱり凄かった!!意外にこれらの曲でサイクスのボーカルが違和感なくはまっているのが印象的だ。うーん、去年のカヴァデールのWHITESNAKEのライブもなかなか良かったが、やっぱり俺はジョン・サイクスの方が好きなんだと再認識した。 名曲「Please Don't Leave Me」はこちらのアレンジ方が好きだし、「Thunder and Lightning」のテンションの高さはまた凄い。とにかく、サイクスを好きで弾きまくって歌いまくる彼を堪能したい人は、即買いですよ。
うーん、この作品をどう評価したらいいのか難しいところだ。私は白蛇はサイクス時代が一番好きだけど、バーニー&ミッキー時代も大好きだ。で、この作品だが確かにサイクスやヴァイがいた頃のゴージャスな音じゃない。レトロな感じでサウンドはシンプル。曲もモロにブルージーで渋いものばかり。そういう意味では「初期の頃に戻った」ということも言えるが、落ち着いて聴くとやっぱ違う。昔はブルージーなロックンロールであったが実にクールなリズムを持った曲が多くそれが「FOOL FOR~」とか「DONT BREAK~」とか「READY AN ~」だったりするわけだで、素晴らしい名曲たちだ。しかし、この作品そういうゴージャスとかブルージーだとかいうサウンド云々以前に昔みたいな「わお!!かっけー!」っていう曲がない。それは決して捨て曲ばっかりということじゃなくて、目立たないがじっくり味わえるタイプの曲と言うか、そんな感じの曲のオンパレードである。そういう曲たちの中において肝心のカヴァデールが明らかに全盛期を過ぎてしまっていることもあってあんまり良いパフォーマンスをしてないと思う。ディープな低音は相変わらず素晴らしいがエモーショナルに声を張り上げると「あれ、なんか違うぞ!!?」って思ってしまう。 まあ、駄作であるとは思わないしベテランらしく高品質であることにはかわりはない。 でも、僕はこれだったらまだ「SLIP OF THE TONGUE」の方が数倍楽しめる。
ジャーニーのベストって最近いくつか出てるけど、初心者だけじゃなく、ファンにもオススメなのがやっぱりこの初代「グレイテストヒッツ」かな。初心者にとっては、「TRIAL BY FIRE」からの曲や、ボーカルがオウジェリーに代わった後の曲が入ってないからマイナスの要素があると思いきや、このアルバムには未発表なのに凄い曲が2曲も入っている。「ONLY THE YOUNG」「ASK THE LONELY」である。この2曲のためにこのアルバムを買い、あとはオリジナルアルバムで楽しむべし(笑)
一般的にメロディックロック界で名盤とされている1st、2ndに続くFMの3rdアルバム。前の2作はキーボードが大活躍のハードポップだったが、この作品から一挙にブルージーなブリティッシュロックに大変身した、ある意味分岐点的なアルバムだろう。これが、FMのもう一つの傑作4thにつながるんであろう。曲のクオリティーが4thに比べるとイマイチなので地味な印象は否めないが、なかなかの作品だと思う。ただし、黒人ソウルの名曲「I HEARD IT THROUGH THE GRAPEVINE」は別格だ!アレンジといい、バックのホーンを大胆に取り入れた演奏といい、弾きまくりのギターといい、スティーヴ・オーヴァーランドのソウルフルな歌いっぷりといい、聴いててワクワクする。「CRACK ALLEY」なども良い曲だ。俺はけっこう好きだな、このアルバム。
どのバージョンを聴いても素晴らしいが、やっぱりゲイリームーアがリメイクしたものが一番好き。キーボードが加わり、フィルが新たに歌い、ゲイリーがよりエモーショナルに弾く。音も良くなりさらに感動的に思える。オリジナルのあのレトロで切ない雰囲気も最高だが。ちなみに、このリメイクバージョンはゲイリーのソロ「RUN FOR COVER」の最新リマスター盤にボーナストラックとして収録されている。このアルバム本編は傑作とは言い難いが、この曲のために買いなおしても損はない!!
個人的大失敗作「CRUSH」から2年後に発売されたアルバム。「BOUNCE」「EVERYDAY」「UNDIVIDED」をはじめなかなかのレベルの曲がいくつかあってまずは一安心。バラードもそこそこだし買っても損はしない作品。サウンドは過去最高にへヴィでモダンでもあるが、楽曲のもつ雰囲気は80年代の彼らのままだ。これは「ITS MY LIFE」の成功からきたものであるが、どこか「がんばって若い頃みたいなことやってます」的なものを感じてしまうんだよね。ジョンの声はあの頃のワイルドさは無くなってしまってるし、メンバーみんな年取ってるんだから歳相応のロックをやってほしい、正直。今の彼らが「THESE DAYS」路線で渋く、苦くロックしてくれたらさぞかしかっこいいだろうに・・・。アメリカの王者VAN HALENが音楽的にデビューからどのアルバムも評価され続けたのは若い頃のパーティーロックから、徐々にハードでキャッチーでありながらどこか味のあるロックに変化していったからであり、そのどれもがハイクオリティーだったからだ。変わらぬ路線を求めるファンも多いことだろうがそろそろアーティストとして成熟してもいい頃だろう。自作に期待したい。
このバンドの場合俺自身の一番好きなバンドであるからかもしれないが、ベスト盤にもっと入れて欲しい曲は正直たくさんある。「THE DREAM IS OVER」なんて名曲だし、「MINE ALL MINE」とか「5150」あたりも入って欲しかった! しかしだ、このベスト盤は前回のものよりも2枚組みというだけあって漏れは少ないし、初心者にはもってこいだし、音も格段に良くなっている。デイヴとサミーの曲が交互に来るオーダーも面白い。日本の初心者が始めて聴いたらどっちを好きになるんだろうか・・・たぶんサミーの方が多いだろうな(笑)個人的に大好きな「DREAMS」とか「LOVE WALKS IN」あたりが素晴らしい音で聴けるから買ってよかった。新曲も良し
WHITESNAKEって「SLIDE IT IN」を境に別のバンドとして俺は考えてます。個人的には初期のブルース、ロックンロール時代も大好きで、名曲「FOOL FOR YOUR LOVING」とか今聴いてもゾクゾクしてしまう。しかし、天才ジョン・サイクスをむかい入れた「サーペンス・アルバス」はこのバンドの最高傑作と言わざるを得ない。確かにこの作品と「SLIP OF THE TOUNGE」は過去を捨てた、と言われても仕方が無いほどの変わりようだ。しかし、この二つをして似たような路線でありながら前者は最高傑作と言われ、後者はけっこう失敗作として見られるのは純粋にジョン・サイクスがソングライターとしてエイドリアンやカヴァデールよりも素晴らしい曲が書け、その素晴らしさに多くのファンが納得させられたからだ。あのアルバムには極上のロックソング、バラードが収められている。そしてそれらの曲でカヴァデールの声と共に光を与えてるのは紛れもなくサイクスのギタープレイである。あのマシンガンピッキングと独特のビブラートは絶品である。よってカヴァデールが犯した最大のミスはサイクスをクビにしたことであり、いくら本人が仕方が無いと言っても、「SLIP OF THE TOUNGE」や「RESTLESS HEART」は個人的には好きなアルバムでそれなりに良いが、「サーペンス~」には遠く及ばないのである。実際問題として。だから正直今回のメンバーも凄い連中だが、新作には期待できないのである。サイクス復帰が無理なら、やっぱり初期のメンバーで復活して欲しい。ということで、「SLIP~」とBLUE MURDERの1stを聞き比べたらクオリティーの差は歴然だし、サイクスのボーカルもイケてたんで俺はそっちに付いて行きました。
ニール・ショーンつながりでJOURNEYやBAD ENGLISHをイメージして聴くとけっこう肩透かしを食らうかもしれない。とは言っても、メロディックなアメリカンロックという点ではこれらのバンドは共通しているが、このHARDLINEの方がかなりハードでへヴィである。それはソフトなスティーヴ・ペリーやジョン・ウェイトの声質とこのバンドの主人公であるジョニー・ジョエリのパワフルな声質による印象の違いでもある。それはさておき、とにかくこの作品には極上のアメリカンハードロックがいくつも収められているのじゃ!具体例としては、「DR,LOVE」、「EVERYTHING」「HOT CHERIE」「CANT FIND MY WAY」あたりはもうガッツポーズものであるのよ、これが。しかしだ、このアルバムにはすんごいボーナストラックが入ってるのよ。その名も「LOVE LEADS THE WAY」。これは上でも皆さんがおっしゃってる通りとてもボーナストラックとは思えない完成度なのだ。とにかく、これからこの作品をゲットしようと思ってる人はぜひ日本盤を。最後に、個人的に「HOT CHERIE」の素晴らしさに触れておきたい。これはとにかくカッコいいんです!サビなんて凄すぎるよ・・・
これまた大フライングだが語っちゃいます。 ポップな名曲「WHY CANT THIS BE LOVE」を現代的にして、よりギターを表に出した感じ、とでも言おうか。とにかく「あの」リズムである。当然メロディーは適度にポップで耳に残りやすいし、シンセサイザーも少し使われている。とにかくこの曲を聴いて俺の好きなあのVAN HALENは生きていたんだ!と涙が出そうな素晴らしい曲。
確かにこのアルバムはブリティッシュロック路線に変更したFMの中では名盤でしょうね。俺もかなり好きっス。特にお気に入りは「BREATH FIRE」。あと、美しくも悲しい「HARD DAY IN HELL」あたりもなかなかかっこいい。スティーブ・オーヴァーランドの声質を考えるとこういうブルージーな路線も似合うよね。
記念すべきFMのデビューアルバム。とにかく全編にわたってメロディアスハードロック、またはハードポップが味わえる超名盤だ。ただし、そんじょそこらのハードポップバンドとは明らかにレベルが違うのだ!それは、ボーカルのSTEVE OVERLANDの抜群の歌唱力によるところも大だ。この人マイナーな存在に甘んじているが、それこそブルースロックの巨匠ポール・ロジャースをも彷彿させるソウルフルなシンガーだ。曲としては「LOVE LIES DYING」「OTHER SIDE OF MIDNIGHT」「HOT WIRED」あたりを中心に全てがシングルになりえる曲ばかり。しかし、こんなに素晴らしいアルバムが廃盤だなんて。。。。
新曲「Its About Time」聴いたけどかなりかっこいいぞ!!いろんな掲示板で早くもファンからは大絶賛!!かつて無いほどへヴィーで、でもサビはキャッチーでマイケルのコーラスも大活躍!エディーのギターもイントロからしてグイグイ来てるしサミーの声もまだまだパワフルだ!アレックスもいいぞ!さあ、早く皆も聴いてくれ!!
これはもう間違いなくロック史上、いや音楽史上に残されるべき超名盤!!とにかく捨て曲がないというれべるではなく、そのほとんどがまさに名曲なのである!!あえて言うならラストの曲は名曲ではないかな。ポップさ抜群の「WHY CANT THIS BE LOVE」や感動のバラード「LOVE WALKS IN」かっこいい「5150」「GET UP」そしてなにより超感動の名曲「DREAMS」が収録されている!!上の方々の文を見ていただければこの曲がいかに多くの人の心に残っているかが分かっていただけるであろう。とにかくこの曲が入ってるだけでも名盤であろう。