このアルバムなにかと評判の良くない作品ですが、なんで?? 名曲「OUT IN THE FIELDS」はもちろんとして「RUN FOR COVER」「ALL MESSED UP」「ONCE INA LIFETIME」などは間違いなくかこいいし、個人的にゲイリーのバラードの中でもトップクラスの「LISTEN TO YOUR HEARTBEAT」もある。 確かに曲によって演奏メンバーがまちまちだがそんなことお構いなし!!フィル・ライノットやグレンヒューズが参加してるだけでも凄いことだし。良いものは良いんです。
80年代のハードロックシーンの中で、個人的なハイライト作品のうちの一つ。 全編に渡るアイリッシュテイストが聴き手をとてつもない哀愁に包んでくれるし、それが尋常じゃないほどに美しく感動的なのだ!! 直前に他界したフィル・ライノットへの思いもあるんだろうが、よくもここまで感動的な作品を作り上げたものだ。単に哀愁を撒き散らしてるんじゃない。楽曲が全曲素晴らしいからこそ超名盤なのだ!! 「Thunder Rising」がとにかくかっこよくて大好きなんだが、「Over The Hills And Far Away」や「CRYING IN THE SHADOW」「THE LONER」などどれも一級品の泣きのギターを聴く事が出来るよ。本作を聴いて、ゲイリー・ムーアが「人間国宝」なる称号を持っていることが理解できたような気がする。これこそが「本物」だよ。激しさ・哀愁・泣き・キャッチー全てを満たした作品がここにある!!!好き嫌いは抜きにして聴いとけ!!!!!!!!
ニール・ショーンつながりでJOURNEYやBAD ENGLISHをイメージして聴くとけっこう肩透かしを食らうかもしれない。とは言っても、メロディックなアメリカンロックという点ではこれらのバンドは共通しているが、このHARDLINEの方がかなりハードでへヴィである。それはソフトなスティーヴ・ペリーやジョン・ウェイトの声質とこのバンドの主人公であるジョニー・ジョエリのパワフルな声質による印象の違いでもある。それはさておき、とにかくこの作品には極上のアメリカンハードロックがいくつも収められているのじゃ!具体例としては、「DR,LOVE」、「EVERYTHING」「HOT CHERIE」「CANT FIND MY WAY」あたりはもうガッツポーズものであるのよ、これが。しかしだ、このアルバムにはすんごいボーナストラックが入ってるのよ。その名も「LOVE LEADS THE WAY」。これは上でも皆さんがおっしゃってる通りとてもボーナストラックとは思えない完成度なのだ。とにかく、これからこの作品をゲットしようと思ってる人はぜひ日本盤を。最後に、個人的に「HOT CHERIE」の素晴らしさに触れておきたい。これはとにかくカッコいいんです!サビなんて凄すぎるよ・・・
もうオープニングの「WILD CHILD」からしてかっこいいぜ!!あと「FALLEN FROM GRACE」の美しいコーラス、「If Looks Could Kill」の凄まじいテンション、「How Can I Refuse」のかっこよさ全てが完璧。それにしてもベテランらしく演奏は安定しているし、余裕すら感じられる。そしてアンの歌唱の素晴らしさといったら・・・・。ここまでライブで完璧に歌える人って男でも少ないのに女でここまでパワフルにロックしてくれるなんてもう惚れちゃう(笑) 確かに「ALONE」「THESE DREAMS」「ALL I WANNAA~」などのバラード系がカットされてるのも残念だがあえてハード系で固めたHEARTの心意気は素晴らしい!!!必聴