邦題「愛ゆえに」 10ccのビッグヒット曲。 近年は、たしかSONYのVAIOのCMでも使われてました。 すーーっとのど元を通らない、ひねくれ加減が気になりますが、 イントロ、ヴァース、ブリッジ、バックコーラスと哀愁も漂い最高の◎ 10ccでは"I'm Not in Love"に匹敵する超名曲なのは間違いないです。
発売当時よく聴きましたが、今、久しぶりに聞いてみて一言。「ヴォーカルよわっ!」 当時はそんなに感じなかったけどなぁ~。1曲目のように逆にIMPELLITERIの"STAND IN LINE"(どっちがオリジナルやねんって気もするが…)を彷彿とさせる曲では、グラハムがちらつくからかも。皆さんのおっしゃる通り北欧テイスト強く、大変お気に入りですが、曲に若干むらがあり、おしい点もあるな、と。昔聴き過ぎたので、今でもやっぱり客観的な評価は出来ないわけですが、FACING THE ANIMAL(名作!)以降の最近の作品とは比較できない素晴らしいものだと言いきっておこう。
Xの"ART OF LIFE"でも思うのだが、1曲をこれぐらいの長さにすること自体、作り手の覚悟は大きいはず。そして、時間を感じさせない展開こそが、必要なわけで、どんなにかっこいいパートがあっても、一部のつまらないパートがあれば、評価は半減以下になるだろう。 この曲は、全編を通して、凄まじい緊張を保っていて、DTなら当然のパーフェクトな出来ばえだ。たまに中古屋で見かけるが、何故売る人がいるのか理解に苦しむ。