リズミカルかつグルーヴィーな作風になったため、アモット兄弟の奏でる美しくも悲しいメロディは後ろに回ったけど、それを補って余りあるアグレッションでもってそれをしのいでます・・・とか書いてみたけど、やっぱりこのアルバムでみんなが好きなのは"We Will Rise"とか"Dead Eyes See No Future"とか、泣きメロが入ってる曲なんだよね。やっぱそこは死守してほしい。
私は今作でこのバンドを知ったのですが(なにせメタル歴が浅いもので・・・)、このバンドはもはやメタルコアではないと思います。 一曲目の"Stop! Before It's Too Late And We've Destroyed It All"以外はスクリームも曲の味付け程度にとどまっているし(まったく入っていない曲もあるほど)、コーラスも強力です。 特筆すべきは本編ラストを飾る感動なバラード"Wait For You"でしょう。この曲ではこのバンドのメロディセンスのよさが顕著に現れています。曲のレビューにも書きましたが、一聴の価値ありです。 メタルコアだからといって敬遠している人も、これは買いです。