MICHAEL JACKSONの「THIS IS IT」でマイケルと競演を果たしているギタリスト、オリアンティ。今ではTVをはじめとする各種マスコミによって世間にその存在が知れ渡っている彼女ですが、そんな彼女の2ndソロアルバムがこれです。 映画だけを見ると「女性なのにテクニックがすごいギタリスト」としてみてしまいがちですが、このアルバムはギターも勿論目立っているのですが、フツーのポップ作品として捉えることも出来るほどポッピーです。フツーに歌もうまいですし。 でもあのスティーヴ・ヴァイとの競演"Highly Sturung"はほんとにすごいです。うますぎです。
メタルとハードコア、似ているようで全く異なるこの2つのジャンル。この二つを交配したのがこのメタルコアだが、この二つをここまでうまく高次元にミックスしているバンドを私は知りません。 思いっきりハードコアな"War"や"A Public Execution"から美麗メロディが光る"The Taste Of Fear"や"Picture Perfect"まで、勿論両者をミックスした"Still I Rise"のような曲も、とにかく一曲一曲のふり幅が大きく、それでいて散漫なつくりにもならず、かといって中途半端なわけでもない、なんともいえない世界観を作り出している。 日本版ボーナストラック ・OZZY OSBOURNEのカバー"Bark At The Moon" ・CRO-MAGSのカバー"The Aquarrel" ・NUCLEAR ASSAULTのカバー"Critical Mass" もなかなかいい。