>C3さん、YOSIさん JPって不思議なバンドですよね。普通、あれだけの状況に追い込まれたらとっくの昔に解散してますよ。でも、彼らを支えているのは「本物の」ファンなんです。いろいろなバンドには流動的なファンがつきます。僕が高校生の頃WHITESNAKEのブームでしたが、あの頃、「WSっていいよね」と騒ぐファンはいても、「FOOL FOR YOUR LOVING」「DON'T BREAK MY HEART AGAIN」「AIN'T NO LOVE IN THE HEART OF CITY」といったWS本来の名曲に耳を傾けていたファンは私一人でした。バンドのルーツや本来持ってた方向性、進化するサウンドなどに突っ込みたがるファンなんてなかなかいません。 今だけ楽しければいいんですよ。流行音楽だけを追っている人にはね。 その頃JPは「TURBO」でボロカスに叩かれていましたが「TURBO」しか知らない人THRASH好きな人でJPを叩いていた人が偶然「DEFENDERS~」を聞いたら「うわあ、これすげえ、スラッシュメタルじゃん」と驚いてましたし、POP専門の奴が聞いたら「過激だけどものすごくかっこいいしめちゃくちゃ曲がいい」と驚きました。私が「洗脳」したJPファンはこの二人だけでしたが、こうした口コミでJPを知った人が、JPのいろいろな要素を知って「信念」を叩きこまれ、現在過去未来に連続する真に音楽を愛するファンになっていくのがJPファンなのかなって思いました。 当時の友達に聞いてみると「今になって『TURBO』はすごいと思った」と20年経って認める人が結構いるんです。 まあ、浮気者は放っておけばいいんです。彼らは「口コミ」でこれからもファンを獲得するでしょう。メタルは死にませんよ。
へヴィでダークで、メロディアス、そしてウリ仙人のギター泣きまくりとスコーピオンズの美味しいところ総取りである。それにしても暗い。ノリノリの「CATCH YOUR TRAIN」でさえ暗さを感じてしまう。ちなみに死にそうなほど落ち込んでいる人はラストの曲を聞いてはいけません。本当に死にたくなります。それとジャケットの少女を見て……(略)いけません。
JPの疾走曲の中でも忘れられているのがこの曲だ。思いっきり泣きのイントロから破錠したかのように走り出すこの入り方は後々のドラマチック疾走ナンバーの原型であり、思いっきり泣きまくりのギターソロといい、なぜこの曲が今までレビューされてこなかったのかと私は小一時間問い詰めたい。王道ブリティッシュハードロックであり、HMのプロトタイプであり、SIN AFTER SINの裏の代表曲である。このドラマチックさ、メロディアスさが分からん人はヒップホップかデス……(以下略)
JPを応援し始めてからもう17年になるが、この中にJPの歴史の全てが収まっている。 彼らはよく「『VICTIM OF CHANGES』の中にJPの全てが収まっている」と言うが、確かにそうである。大きな壁画に「JUDAS PRIEST」の絵を描いたのが「VICTIM OF CHANGES」である。「THE SENTINEL」は額縁に入れて飾れるコンパクトサイズの絵であるというのが適当な表現であろう。 静から動、動から静への以降がスムーズかつ劇的に行われ、さらに哀愁、疾走、など全てが盛り込まれている。 ギターソロも、まさにこのフレーズでなければならないと言える。速すぎても遅すぎても駄目なのだ。これだけの要素を盛り込んだ楽曲はなかなか現われないであろう。これがJ U D A S P R I E S Tなんだ。
「I&W」のみがDTと思っている人や、プログレな展開ばかりがDTだと思っている人には少々辛い作品だ。 「DTは基本的に何でもあり」 という大前提に立ち、前3作や後2作とも別物と思ってこだわりを捨てて音楽だけを聞き込んでいけば、この作品の良さが分かると思う。 推薦は「PERUVIAN SKIES」「LINES IN THE SAND」「HOLLOW YEARS」だが、DTは聞き込むにつれて良さがわかってくるので3ヵ月後のお気に入り曲が予測がつかない。いずれにせよ外れではないし、20回聞けば全体像が分かるのではないか。
YESの凄いところを上げよといわれれば、まずは、長さを感じさせない構築力やメロディが一番だ。それがポップ化が進んでも、聴かずにいられなくなる原因であろう。YESの楽曲は、THE BEATLESやサバス、RAINBOW、DREAM THEATERらと並ぶ「安心して聞ける楽曲」だからこそYES歴を15年も続けられた。 しかし、私の心を未だに捉えているのは「YES状態」なる不思議な現象だ。G、B、Dr、Keyが思い思いの超テクニカルフレーズを同じ小節内で叩きつけて普通だったら曲が崩壊してしまいそうなのに、絶妙にまとまっている……本当に不思議だ。マジックだ。 「THE YES ALBUM」「FRAGILE」「CLOSE TO THE EDGE」に見られるYESの全盛期はこのような「不調和の調和」が成立していた。 今になって思うに、これはクリスとビルのリズム隊があったからこそできた技なのかもしれない。 アラン・ホワイト加入後は、次第に各パートが分離しているように感じるし、YES状態を成立させようとしても「ちょっと無理してるんじゃないの?」と感じることが少なくない。 「GOING FOR THE ONE」の頃からは、むしろタイトな演奏が増えているし、そちらが、よい意味での緊張を生んでいる。「若さ」故に成立した不調和の調和といえばそれまでだが、どうもYESには「YES状態」を求めてしまうのはなぜだろう。 リズム隊の重要性をしみじみと考えさせられる。というわけで、最近YESを知った人、「THE YES ALBUM」「FRAGILE」「CLOSE TO THE EDGE」は必聴です!
ウリの歌がかなりまともになっている。(他のVOも歌ってる?)そしてなによりも、楽曲の完成度が「美300%」まさにネオクラのあるべき姿です。「WHY?」の官能的な泣き節から、流れるような速弾きに至るソロは芸術です。YNGWIEさん、ソロはこう弾くんですよ!と最近のYNGWIEに言ってやりたい!圧巻は「ELEISON」から「SON OF SKY」への流れ!これだけでもCD代惜しくない!!!!