結成当初からアメリカを目指していた。 第一弾として、1st、2ndの楽曲をアメリカで再録音した3rd「 Love & Other Bruises(1977年)」をコロンビアから発売したものの、見事にコケている。 再挑戦は、クライヴ・デイビスの指揮の元、4th「Life Support』より2曲、"Lost in Love"、"Just Another Woman" を再録。 1回目の挑戦時には、ラッセルコンビのみでバックは、セッションミュージシャンだったが、今作はバンド単位だ。 (国際版のアルバムジャケットは5人の写真だけど、クレジットでは6人。)
HR/HM好きには、BEST盤は邪道かもしれないが、 オリジナルアルバムには収録されていないBEST盤専用曲で、ジム・スタインマン作の“渚の誓い (Making Love Out of Nothing At All)”、 映画『ゴーストバスターズ』収録曲で、デヴィッド・フォスター、ジェイ・クレイドンのAIRPLAYコンビが楽曲に関わった“I can wait forever” カバー曲だが、後にセリーヌ・ディオンがヒットさせた“The Power of Love (You Are My Lady)”、 同じくマライヤ・キャリーがヒットさせた“Without You”(オリジナルはバッド・フィンガー)。
2.外部ライターの導入 ①"Rockin' Into the Night"は、ジム・ピートリック、ゲイリー・スミス、フランク・サリバンの作。 元々は、SURVIVORの1stアルバム収録用に作られた曲だそうだ。 ライヴでは、定番オープニングナンバーになるほど、自身の曲(サザンロック)となっている。 ※SURVIVOR目当てで手を出すと・・・お嬢さん火傷するぜ!。
Side one 1."Take It Easy" (from Eagles) 2."Witchy Woman" (from Eagles) 3."Lyin' Eyes" (from One of These Nights) 4."Already Gone" (from On the Border) 5."Desperado" (from Desperado)
Side two 1."One of These Nights" (from One of These Nights) 2."Tequila Sunrise" (from Desperado) 3."Take It to the Limit" (from One of These Nights) 4."Peaceful Easy Feeling" (from Eagles) 5."Best of My Love" (from On the Border)
70年代アメリカンハードロックもこの系統のひとつだった。 VAN HALEN KISS AEROSMITH CHEAP TRICKの登場により、その定義は変えられてしまい JOURNEY、STYX、FOREIGNER、KANSAS、の元プログレ勢、新人のBOSTONの大ヒットにより、無国籍化してしまう。 なので、サザンロックは、70年代アメリカンハードロックの生き残りであり、継承者だと思っている。
DIO「MASTER OF THE MOON」の前後から、 別のアーティストのアルバムにゲスト参加しているのをポツポツ見かけた。 自身のブランド価値維持の為、“自分の声は自分のアルバムのみ”と思っていたので「珍しいな~。」と思った。 そんな中、HEAVEN&HELL名義で“ロニーSABBATH”を復活させた。
デヴィッドは、その後サークル オブ サイレンス(SIRCLE OF SILENCE)で、その時代に合わせたサウンドのアルバム2枚を出しましたが、こちらも・・・・。 デヴィッドの名前は、とんと聞かなくなりました。
そんな私もHM/HRから離れ・・・・ 久々に戻ってきたのですが、なんと!!!!
いつの間にか、再結成をしていて、2枚のスタジオアルバム(2010年、2012年)と1枚のライヴアルバム(2011年)を出していたのです。 「入手困難だろうな~」と思っていたのですが、2021年3月に「ALL OR NOTHING - The Complete Studio Albums Collection」が発売されていました。 各スタジオアルバムにボーナストラックとして、ライヴ盤が細切れで入っているので、3枚組ですが、全アルバムを網羅できます。
ブライアンが弾く"Since You been Gone" コージーが叩く"We Will Rock You" この2曲が唯一聴くことのできる公式盤。 これだけで充分“買い"でしょ(笑) でも、ちょっとだけ収録曲の詳細を・・・()内加筆。 1. Back To The Light 2. Driven By You 3. Tie Your Mother Down 4. Love Token 5. Headlong 6. Love Of My Life 7. 39 / Let Your Heart Rule Your Head 8. Too Much Love Will Kill You 9. Since You've Been Gone 10. Guiter Solo(~Chinese Torture) 11. Resurrection(~Cozy Drum solo~1812~Bohemian Rhapsody~Resurrection) 12. Now I'm Here 13. Last Horizon 14. We Will Rock You 15. Hammer To Fall
88年。ソロ12枚目。通算19枚目 ここでもメンバー紹介から。 TED NUGENT(VO,G) DAVE AMATO(G) CHUCK WRIGHT(B) PAT TORPY(Ds) JOHN PURDELL(Key) 久しぶりに権三が全曲ヴォーカルだ!! アトランティックに移籍してから、どうも“売れ線"を強要されてきた権三。 どうやら会社に見放されたらしい。前3枚とは全く迫力が違う。 権三独特の“疾走感"はあまり見られない。その代わり“間"をたしなむ余裕を感じさせる1枚。 唯一の共作⑩"THAT'S THE STORY OF LOVE"が昔の権三を感じさせる。よくわかってるじゃないか!JON BON JOVIとRICHE SAMBORAとやら(笑)。
おもしろいゾ!! 中期以降のチープのアルバムタイトル (「」内ひょうすべオーソンウェルズもビックリの“超訳") 憧れのジョージマーティンプロデュース作品 ALL SHOOK UP 「全てが驚愕」 トム脱退後初アルバム ONE ON ONE 「1人去って一人来る」 やばいぞ売れなくなってきたゾ NEXT POSITION PLEASE 「次の地位をいただけませんか?」 ホント売れないゾ STANDING ON THE EDGE 「崖っぷち」 全然売れなくなっちゃった THE DOCTOR 「お医者さ~ん!!」 外部のソングライターをたくさん入れて LAP OF LUXTUARY 「ぜいたく三昧」 前作が売れてしまったばっかりに自分の思い通りにならなくなっちゃった。 BUSTED 「壊されちゃった」 ソニーと契約を切られて、ワーナーへ移籍して WAKE UP THE MONSTER 「怪物を起こしたナ!!」 70年代の曲中心のライヴアルバム MUSIC FOR HANGOVERS 「残り物の音楽」
“心の名盤"の1枚 Y&T、SHARK ISLAND、RIVERDOGSと並ぶAAHR(←ADULT AMERICAN HARD ROCKの略。※ひょうすべ命名)の雄の本領発揮アルバム 前作「SHOT IN THE DARK」にてLA-METALとルーツロックを併せて砂糖で甘く煮詰めて、限りなく細く伸ばした曲調だったが、今アルバムでは、彼らの真骨頂であるルーツロック、大人のハードロックを展開。老若男女の腰を怪しく動かした。 やはりキラーチューン「ROCK ME」はAAHRの中でも名曲中の名曲。“勝負曲"に使った人も多いのでは・・・。(うふ) ROLLの波に身を委ねるも良し、正座してジックリ聴くのも良し。聴き手がどんな状況でもマッチする名盤。
“心の名盤"の1枚 Y&T、GREATWHITE、RIVERDOGSと並ぶAAHR(←ADULT AMERICAN HARD ROCKの略。※ひょうすべ命名)の雄のデビュー&ラストアルバム。 LAーMETALが若者の音楽とすれば、AAHRはじっくり聴かせる大人のハードロックです。なかでもこの鮫島は、LA-METAL、BAD BOYS ROCK'N'ROLL、そして欧州系ハードポップが美味くMIXされ独自の世界を作ってます。 このアルバムを聴いた後、LA-METALの次はきっとこのジャンルが流行ると思ってました。 しかも、あのアクセルローズが“影響を受けたヴォーカリスト"でこのバンドのヴォーカル、リチャードブラックを挙げていました。 このように話題性あり。曲良し。演奏能力あり。歌上手し。捨て曲なし。カヴァー有り。独創性ありながら聴きやすいアルバムでしたが、ルックスが並の為、売れませんでした。 う~ん怖いですね~LA-METALムーヴメントは・・・。 その結果、この1枚で解散。ホントに惜しいバンドでした。 *隠れファンの方多いよね?(特に30代中盤以降も方)
“クサメタル"、“恥ずかしメタル"と言われるのが嫌で、自ら“HOLLYWOOD METAL"と名乗ったイタリア産メタル。楽曲的には、ジャーマンメタルをもっと大袈裟に表現した。シンフォニック・メタルを展開させている。旧同盟国だけあって、これがまた日本人の琴線に触れるんだな~。(そういえばジャーマンも・・・) ついには「RAIN OF A THOUSAND FLAMES」において、クラッシック音楽に歌メロを乗せるという、日本じゃCMソングかヴィーナス「KISSは目にして」(→古い?)ぐらいしか使わない究極技を繰り出し、リスナーに“恥ずかし鳥肌"を立たせるという、聴覚+感覚に訴える作戦を実行し、見事勝利した。 さて、このバンド。曲の根底が驚く程単調である。それにシンフォニーやコーラス、ナレーションを織り込んで複雑にしている。だから一緒に歌いやすい。しかしライヴでは、アルバムの表現を100%だせるかといえば、現時点では無理であり(お金も人もいるからね~。会場も大きくならないと採算がとれないし・・・)、このあたりはQUEENにも通じる所である。ライヴにてどのようにするのかとても楽しみである。 物語的には、「RAIN OF A THOUSAND FLAMES」時点において、圧倒的な力を見せた敵に対し、必殺の剣エメラルド・スウォードを失った主人公。がんばれマイティー・ウォーリアー、氷の戦士。サーガを救うのは君だけだ
チープトリック結成25周年の集大成ライヴアルバム。 以前出ていたBESTよりも断然よい。やっぱチープトリックはライヴだわ~。 収録曲は全てのアルバムより選曲されている。参考までに収録アルバムは以下の通り。 気に入った曲があったら、そのアルバムを聴いてみるのも一興。 DISC 1 1.Ain't That A Shame(At Budoukan) ファッツドミノのカヴァー。ライヴでは定番 2.I Want You To Want Me(In Color) Please please meのリフもあるよ。 3.Oh, Candy(Ceap Trick 1st) 4.That 70's Song(The Authorized) TV番組のテーマ曲のカヴァー 5.Voices(Dream Police) 6.If You Want My Love(One On One) 昔は出たんだろうけど、今ではローピッチ唱法 7.She's Tight(One On One) DISK1⑥⑦では元メンバー、ジョンブラントがベース 8.Can't Stop Fallin' Into Love(Busted) 9.Gonna Raise Hell(Dream Police) 10.I Can't Take It(Next Position Please) 11.Take Me To The Top(The Doctor) 12.It All Comes Back To You(Cheap Trick) 13.Tonight It's You(Standing On The Edge) 14.Time Will Let You Know(ロビンサンダーソロ) 15.World's Greatest Lover(All Shook Up) DISC 2 1.The Flame(Lap Of Luxury) 2.Stop This Game(All Shook Up) 3.Dream Police(Dream Police) 全編バックにオーケストラが入る。2-①②③ 4.I Know What I Want(Dream Police) 5.Woke Up With A Monster(Woke Up With a Monster) 6.Never Had A Lot To Lose(Lap Of Luxury) 7.You're All Talk(In Color) ゲストギター、スラッシュ 8.I'm Losin' You(John Lennon Anthorothy収録) オリジナルは「Double Fantasy」だが、バックをチープがやっているのは「アンソロジー」のヴァージョン ジョンはこのアルバムを発表後、バックにチープトリックを従えてツアーを行う予定だったらしい。 9.Hard To Tell(Cheap Trick) 10.Oh Claire(Heaven Tonight) 11.Surrender(Heaven Tonight) 12.Just Got Back(All Shook Up) ゲストギター、ビリーコーガン 13.Day Tripper(Found All The Parts) 初収録はミニアルバム。ビートルズのカヴァー。「GREATESTS HITS」にも収録 14.Who D' King(All Shook Up)