「このCDを聴け!」のマグナムのコーナーで「隠れた名盤」と書いたアルバムがこれです。このアルバムは私だけが「良い」と思ってたんだけど、仲間ができてうれしいです。 さて、全体的に往年のマグナムからプログレさを引いてポップさを足した感じです。 またボブ・カトレイの渋みのある“This is British"なヴォーカルがGOOD!!心に染みます。
アメリカン・ロックを語るに必聴・必携のマストアイテム。 「at武道館」のコンプリートアルバム。78年発売の「at武道館」では、2曲ギターを録り直しているし、93年発売の「at武道館Ⅱ」では、78年の武道館LIVEではなく、翌79年のLIVEが3曲使われているので、実際の78年LIVEは、このアルバムだけ。(曲順もその当時のまま) 70年代のアメリカンバンドといえば、KISS、AEROSMITHとこのCHEAP TRICKだが、この当時からCHEAP TRICKの演奏力がずば抜けていることが解る。 あえて言わせていただく、LISTEN or DIE
ドラムのトミー復帰後のアルバム(詳細MAMA'S BOYS参照) このアルバム直前、ジョン(B・VO)の喉にドクター・ストップがかかり、歌い続けることができなくなった為、キース・マレール(エアレース~ライオンハート)を加入し、4人編成となる。 新ヴォーカリストを加入させたことにより、楽曲の幅が広がり、またトミーの病気の為、中断せざるを得なかった、アメリカツアーの影響もあり、かなり産業ロック的になっている。 しかしそこはMAMA'S BOYS、産業ロックにアイリッシュフォーク、ブリティシュロックを混ぜ、ゲイリー・ムーアばりの泣きのギターソロで、見事オリジナルに仕上げている。 このアルバムが売れなかったのが、おかしいぐらいの名盤。 特に①なんて、DOKKENの「IN MY DREAMS」クラスの名曲 個人的にはPATのヴァイオリン・ソロがなかったのが残念。 奇跡を待ちつづけるんだ 努力を惜しまずに生き残るんだ 奇跡を信じて 炎を燃やし続けるんだ 奇跡をあきらめず 夢を追いつづけるんだ 今こそ新しい明日がやってくる ①「WAITING FOR A MIRACLE」より・・・Song for TOMMY McMANUS
アイルランド出身のマクナス3兄弟のワールドデビュー作。(84年作) 古き良きBRITISH ROCK(BLUES)にアイリッシュフォークを混ぜ、グラム・ロックを隠し味とし、独創性を出している。(雰囲気がDIZZY MIZZ LIZZYに似ている) 注目すべきは②「RUNAWY DREAM」 PAT "PROFESSOR"McMANUSのバイオリン・ソロがGOOD(しっかり泣いてるよ!)。 彼らは、あのクソSTINGに2時間、雨の中待たされた、SUPER ROCK 85に参加後、アメリカツアー中にドラムのトミーが白血病を再発し、活動中止。 奇跡的な復活後、ヴォーカルを加入し、「GROWING UP THE HARD WAY」「RELATIVITY」発表後、トミーの死去に伴い、解散。 現在PAT、JOHNの兄弟は、CELTUSというバンドで、アイリッシュ・プログレをやっている。(機会があったら聴いて下さい。) 是非とも、リマスタ再発を願う1枚。
バンド名義でもめにもめた、EMARSON、LAKE&POWELLの最初で最後のアルバム。 EL&Pといえば、『展覧会の絵』が有名だが、このアルバムにも、ホルストの惑星より「火星」がとりあげられている。(RAINBOWの「EYES OF THE WORLD」のイントロね) しかし、アルバム全体では、本人達(特にキース・エマーソン)は否定するだろうが、この当時チャートをにぎわしたASIA、90125YESの影響が見え、かなりキャッチーになっている。(特に②④⑤)
LA—METALブームの火付け的存在のアルバム(全米NO1) ①②⑥⑦⑨とラジオでかかり易いナンバーと楽曲の粒がそろっている。 このアルバムの注目はやっぱりラストナンバーの⑩「THUNDERBIRD」この曲に思い入れのある人も多いのでは・・・ 「hello you,Yes it's me You can't come back,You're fry free」 泣ける!!!!
このアルバムは2種類発売されていて、お薦めは98年発売のもの。 以前出ていた盤より1曲ライヴが多い(THE HEAT GOES ON ~ DRUMSOLO ~ THE HEAT GOES ON) これでモスクワライヴは完全なものになった。 注目はTHE SMILE HAS LEFT YOUR EYESの2バージョンが聴けること、特にピアノのみで歌う ジョン・ウェットンは圧巻。個人的にはこの曲はもう少しスローバージョンの方が好きだが これもOK!! 数あるASIAのライヴで公式盤ではこれがメンバー、楽曲とも最高!!
ポリープの手術前のデビカバのソウルフルでブルージーな声が聴ける名盤中の名盤 当然、曲調がブリティシュ・ブルースの為、アメリカでは売れず、イギリスと日本のみ 人気になったアルバム。 やっぱおいらの中ではWSのライヴの1曲目は「Walking In The Shadow Of Blues」でしょう。(やっぱ古いネ) ラストの「We Wish Well」ライブ終了後、客電が付いた時に流れる曲 1分強の短い曲だが、バラードの名曲(デビカバの声が渋すぎる!!!)
このアルバムの発売とアルカトラスの1STが同じ時期にでたので、 よく雑誌(ML)で次世代のギターリストとして、インギーとヴィヴィアンが 比較されていたことを思い出す。 ヴィヴィアン派だった私は、アルカトラスの1STを聴くまでにあと3年待たなければ ならなかった。 何回「STAND UP AND SHOUT!!!」のあと「おぁい!!!」と叫んだことか・・・