2.外部ライターの導入 ①"Rockin' Into the Night"は、ジム・ピートリック、ゲイリー・スミス、フランク・サリバンの作。 元々は、SURVIVORの1stアルバム収録用に作られた曲だそうだ。 ライヴでは、定番オープニングナンバーになるほど、自身の曲(サザンロック)となっている。 ※SURVIVOR目当てで手を出すと・・・お嬢さん火傷するぜ!。
さてさて、2002年にACCEPTの各アルバムのリマスター盤が次々と発売される中、このアルバムもリマスターされたんだけど・・・。 私以外誰も書いてないのね・・・。 やっぱ人気ないんだ・・・。 ひょうすべにとっては「心の名盤10傑」の1枚なんですけど・・・ という訳で布教活動と言いたい所だが、「カッコイイ!!」「全曲イイ!!」「センスある!!」ぐらいしか出てこない自分の語彙のなさにほとほとあきれ果てる。 では例えてみよう。 RINBOWでいえば「DOWN TO EARTH」 IRON MAIDENでいえば「SOMEWHERE IN TIME」 JUDAS PRIESTでいえば「TURBO」 SCORPIONSでいえば「SAVAGE AMUSUMENT」 WHITESNAKEでいえば「SLIP OF THE TONGUE」 RIOTでいえば「NIGHTBREAKER」 RUSHでいえば「PERMANENT WAVES」 MSGでいえば「SAVE YOURSELF」 NIGHT RANGERでいえば「MAN IN MOTION」 DOKKENでいえば「UNDER ROCK THE KEY」 CHEAP TRICKいえば「STANDING ON THE EDGE」 QUIET RIOTいえば「QUIET RIOT」 Y&Tでいえば「IN ROCK WE TRUST」 VANDENBARGでいえば「HEADING FOR A STORM」 MAMA'S BOYSでいえば「GROWING UP THE HARD WAY」 MAGNUMでいえば「VIGILANTE」 TRIUMPHでいえば「SURVEILLANCE」 AUTOGRAPHでいえば「LOUD & CLEAR」 RAILWAYでいえば「RAILWAYⅡ」 みたいなアルバムかな~。
HR/HM好きには、BEST盤は邪道かもしれないが、 オリジナルアルバムには収録されていないBEST盤専用曲で、ジム・スタインマン作の“渚の誓い (Making Love Out of Nothing At All)”、 映画『ゴーストバスターズ』収録曲で、デヴィッド・フォスター、ジェイ・クレイドンのAIRPLAYコンビが楽曲に関わった“I can wait forever” カバー曲だが、後にセリーヌ・ディオンがヒットさせた“The Power of Love (You Are My Lady)”、 同じくマライヤ・キャリーがヒットさせた“Without You”(オリジナルはバッド・フィンガー)。
結成当初からアメリカを目指していた。 第一弾として、1st、2ndの楽曲をアメリカで再録音した3rd「 Love & Other Bruises(1977年)」をコロンビアから発売したものの、見事にコケている。 再挑戦は、クライヴ・デイビスの指揮の元、4th「Life Support』より2曲、"Lost in Love"、"Just Another Woman" を再録。 1回目の挑戦時には、ラッセルコンビのみでバックは、セッションミュージシャンだったが、今作はバンド単位だ。 (国際版のアルバムジャケットは5人の写真だけど、クレジットでは6人。)
このアルバムは2種類発売されていて、お薦めは98年発売のもの。 以前出ていた盤より1曲ライヴが多い(THE HEAT GOES ON ~ DRUMSOLO ~ THE HEAT GOES ON) これでモスクワライヴは完全なものになった。 注目はTHE SMILE HAS LEFT YOUR EYESの2バージョンが聴けること、特にピアノのみで歌う ジョン・ウェットンは圧巻。個人的にはこの曲はもう少しスローバージョンの方が好きだが これもOK!! 数あるASIAのライヴで公式盤ではこれがメンバー、楽曲とも最高!!
デヴィッドは、その後サークル オブ サイレンス(SIRCLE OF SILENCE)で、その時代に合わせたサウンドのアルバム2枚を出しましたが、こちらも・・・・。 デヴィッドの名前は、とんと聞かなくなりました。
そんな私もHM/HRから離れ・・・・ 久々に戻ってきたのですが、なんと!!!!
いつの間にか、再結成をしていて、2枚のスタジオアルバム(2010年、2012年)と1枚のライヴアルバム(2011年)を出していたのです。 「入手困難だろうな~」と思っていたのですが、2021年3月に「ALL OR NOTHING - The Complete Studio Albums Collection」が発売されていました。 各スタジオアルバムにボーナストラックとして、ライヴ盤が細切れで入っているので、3枚組ですが、全アルバムを網羅できます。
「このCDを聴け!」のマグナムのコーナーで「隠れた名盤」と書いたアルバムがこれです。このアルバムは私だけが「良い」と思ってたんだけど、仲間ができてうれしいです。 さて、全体的に往年のマグナムからプログレさを引いてポップさを足した感じです。 またボブ・カトレイの渋みのある“This is British"なヴォーカルがGOOD!!心に染みます。
ブライアンが弾く"Since You been Gone" コージーが叩く"We Will Rock You" この2曲が唯一聴くことのできる公式盤。 これだけで充分“買い"でしょ(笑) でも、ちょっとだけ収録曲の詳細を・・・()内加筆。 1. Back To The Light 2. Driven By You 3. Tie Your Mother Down 4. Love Token 5. Headlong 6. Love Of My Life 7. 39 / Let Your Heart Rule Your Head 8. Too Much Love Will Kill You 9. Since You've Been Gone 10. Guiter Solo(~Chinese Torture) 11. Resurrection(~Cozy Drum solo~1812~Bohemian Rhapsody~Resurrection) 12. Now I'm Here 13. Last Horizon 14. We Will Rock You 15. Hammer To Fall
おもしろいゾ!! 中期以降のチープのアルバムタイトル (「」内ひょうすべオーソンウェルズもビックリの“超訳") 憧れのジョージマーティンプロデュース作品 ALL SHOOK UP 「全てが驚愕」 トム脱退後初アルバム ONE ON ONE 「1人去って一人来る」 やばいぞ売れなくなってきたゾ NEXT POSITION PLEASE 「次の地位をいただけませんか?」 ホント売れないゾ STANDING ON THE EDGE 「崖っぷち」 全然売れなくなっちゃった THE DOCTOR 「お医者さ~ん!!」 外部のソングライターをたくさん入れて LAP OF LUXTUARY 「ぜいたく三昧」 前作が売れてしまったばっかりに自分の思い通りにならなくなっちゃった。 BUSTED 「壊されちゃった」 ソニーと契約を切られて、ワーナーへ移籍して WAKE UP THE MONSTER 「怪物を起こしたナ!!」 70年代の曲中心のライヴアルバム MUSIC FOR HANGOVERS 「残り物の音楽」
アメリカン・ロックを語るに必聴・必携のマストアイテム。 「at武道館」のコンプリートアルバム。78年発売の「at武道館」では、2曲ギターを録り直しているし、93年発売の「at武道館Ⅱ」では、78年の武道館LIVEではなく、翌79年のLIVEが3曲使われているので、実際の78年LIVEは、このアルバムだけ。(曲順もその当時のまま) 70年代のアメリカンバンドといえば、KISS、AEROSMITHとこのCHEAP TRICKだが、この当時からCHEAP TRICKの演奏力がずば抜けていることが解る。 あえて言わせていただく、LISTEN or DIE
チープトリック結成25周年の集大成ライヴアルバム。 以前出ていたBESTよりも断然よい。やっぱチープトリックはライヴだわ~。 収録曲は全てのアルバムより選曲されている。参考までに収録アルバムは以下の通り。 気に入った曲があったら、そのアルバムを聴いてみるのも一興。 DISC 1 1.Ain't That A Shame(At Budoukan) ファッツドミノのカヴァー。ライヴでは定番 2.I Want You To Want Me(In Color) Please please meのリフもあるよ。 3.Oh, Candy(Ceap Trick 1st) 4.That 70's Song(The Authorized) TV番組のテーマ曲のカヴァー 5.Voices(Dream Police) 6.If You Want My Love(One On One) 昔は出たんだろうけど、今ではローピッチ唱法 7.She's Tight(One On One) DISK1⑥⑦では元メンバー、ジョンブラントがベース 8.Can't Stop Fallin' Into Love(Busted) 9.Gonna Raise Hell(Dream Police) 10.I Can't Take It(Next Position Please) 11.Take Me To The Top(The Doctor) 12.It All Comes Back To You(Cheap Trick) 13.Tonight It's You(Standing On The Edge) 14.Time Will Let You Know(ロビンサンダーソロ) 15.World's Greatest Lover(All Shook Up) DISC 2 1.The Flame(Lap Of Luxury) 2.Stop This Game(All Shook Up) 3.Dream Police(Dream Police) 全編バックにオーケストラが入る。2-①②③ 4.I Know What I Want(Dream Police) 5.Woke Up With A Monster(Woke Up With a Monster) 6.Never Had A Lot To Lose(Lap Of Luxury) 7.You're All Talk(In Color) ゲストギター、スラッシュ 8.I'm Losin' You(John Lennon Anthorothy収録) オリジナルは「Double Fantasy」だが、バックをチープがやっているのは「アンソロジー」のヴァージョン ジョンはこのアルバムを発表後、バックにチープトリックを従えてツアーを行う予定だったらしい。 9.Hard To Tell(Cheap Trick) 10.Oh Claire(Heaven Tonight) 11.Surrender(Heaven Tonight) 12.Just Got Back(All Shook Up) ゲストギター、ビリーコーガン 13.Day Tripper(Found All The Parts) 初収録はミニアルバム。ビートルズのカヴァー。「GREATESTS HITS」にも収録 14.Who D' King(All Shook Up)
このアルバムの発売とアルカトラスの1STが同じ時期にでたので、 よく雑誌(ML)で次世代のギターリストとして、インギーとヴィヴィアンが 比較されていたことを思い出す。 ヴィヴィアン派だった私は、アルカトラスの1STを聴くまでにあと3年待たなければ ならなかった。 何回「STAND UP AND SHOUT!!!」のあと「おぁい!!!」と叫んだことか・・・
メンバーは、バーニーを除き、これを望んでいたので問題は全くない。 しかし、レコード会社から見れば、せっかく前作の"Best of My Love"で1位を獲ったのに、この路線変更は「おいおい。こいつら大丈夫なのか?」と思ったのではないか? 結果として、このアルバムが全米№1になったので、この路線の継続を容認されたが、もしもの場合の準備も怠ってなかった。 その準備は、バーニーの脱退、ウォルシュの加入。EAGLESの次のアルバム制作が中々進まなくなった時に発動されることとなる。
このアルバムの目玉は、何と言ってもランディー作の⑥"Take It to the Limit"。 このミディアムワルツの曲は、全米4位がピークだったものの、EAGLESの全シングルで1番の売上枚数となっている。 一世一代のランディーの歌声も最高で、ライヴでのメインとなったが、この曲によってランディー本人が脱退してしまう原因となってしまった。
ウエストコーストロックのディスクガイド『DISC GUIDE SERIES(28) WEST COAST ROCK (THE DIG PRESENTS DISC GUIDE SERIES)』において、 EAGLESはアーティストページがあるのだが、そのページで紹介されているのが1~3rdまで。 このアルバムと次作「HOTEL CALIFORNIA」は、WESTCOAST ROCK黄金期のページにDOOBIE BROTHERS「MINUTE BY MINUTE」、FREETWOOD MAC「RUMOURS」や AOR黎明期の名盤達と同ページの扱いとなっている。う~ん。何か判る気がするけど、ちょっと複雑。
Side one 1."Take It Easy" (from Eagles) 2."Witchy Woman" (from Eagles) 3."Lyin' Eyes" (from One of These Nights) 4."Already Gone" (from On the Border) 5."Desperado" (from Desperado)
Side two 1."One of These Nights" (from One of These Nights) 2."Tequila Sunrise" (from Desperado) 3."Take It to the Limit" (from One of These Nights) 4."Peaceful Easy Feeling" (from Eagles) 5."Best of My Love" (from On the Border)
DIO「MASTER OF THE MOON」の前後から、 別のアーティストのアルバムにゲスト参加しているのをポツポツ見かけた。 自身のブランド価値維持の為、“自分の声は自分のアルバムのみ”と思っていたので「珍しいな~。」と思った。 そんな中、HEAVEN&HELL名義で“ロニーSABBATH”を復活させた。
バンド名義でもめにもめた、EMARSON、LAKE&POWELLの最初で最後のアルバム。 EL&Pといえば、『展覧会の絵』が有名だが、このアルバムにも、ホルストの惑星より「火星」がとりあげられている。(RAINBOWの「EYES OF THE WORLD」のイントロね) しかし、アルバム全体では、本人達(特にキース・エマーソン)は否定するだろうが、この当時チャートをにぎわしたASIA、90125YESの影響が見え、かなりキャッチーになっている。(特に②④⑤)
“心の名盤"の1枚 Y&T、SHARK ISLAND、RIVERDOGSと並ぶAAHR(←ADULT AMERICAN HARD ROCKの略。※ひょうすべ命名)の雄の本領発揮アルバム 前作「SHOT IN THE DARK」にてLA-METALとルーツロックを併せて砂糖で甘く煮詰めて、限りなく細く伸ばした曲調だったが、今アルバムでは、彼らの真骨頂であるルーツロック、大人のハードロックを展開。老若男女の腰を怪しく動かした。 やはりキラーチューン「ROCK ME」はAAHRの中でも名曲中の名曲。“勝負曲"に使った人も多いのでは・・・。(うふ) ROLLの波に身を委ねるも良し、正座してジックリ聴くのも良し。聴き手がどんな状況でもマッチする名盤。
IRON MAIDEN史上最高のメロディアス盤。 『NUMBER OF THE BEAST』より加入したブルースは、IRON MAIDENに曲の広がりを与えたが、歌えるボーカリストの加入により、楽曲が一本調子になり、このバンドの特徴でもある変調もかなり減った。それでもボーカルの力量により、メロディアスに聴こえていた。 この状況に危機感を持ったスティーブが、このアルバムでブルースを曲作りから排除し『KILLERS』より加入のエイドリアンを曲作りに積極登用している。 ①④⑤⑧のNWOBHMの典型的なHARRIS-SIDEと新しい方向を示唆したメロディアスな②③⑥のSMITH-SIDEにMAIDEN最速ナンバーの⑦が加わった楽曲郡をブルースの伸びやかなヴォーカルが、まさに新生"IRON MAIDEN"を示唆している。(これは近未来のエディーのアルバムジャケットでも明らか) しかしながらこの体制は長続きせず(そりゃ~ブルースが黙ってない!)この攻撃的なアルバム以降コンセプトアルバムをはさみ、安定感を求める受身的なMAIDENになってしまった。