森重、戸城のユニットとしての2枚目。 前作「ZOO&RUBY」のビートルズ的な曲と、当時の流行でもあったダウンチューニングのヘヴィアレンジの曲が混在している。 戸城がGも弾いている「LET THE MUSIC PLAY」のヘヴィさたるや、いかに戸城が流行に敏感だったが伺える。らしさも残るが、かってのサウンドは失われていった…。 でもこの頃の森重のVoは良いね。(別に今が良くないって事ではないんだけど)
人気の無い「FALLING INTO INFINITY」時のライブアルバムということで書き込みが無いんでしょうか? 僕としては「LIVE SCENES FROM NEWYORK」より好きです。こっちの方がより自由奔放にやっていると感じられます。ライブならではのというか。"JUST LET ME BREATHE"のようなノリのいい曲もライブだと、より映えます。(このVerはLIVE SCENES~よりいい!) それにしても長いですよ。帯タタキにも「長いライブは、彼らの魅力!!!」と書かれてますから…。(開き直ってるやん!)「LIVE SCENES~」は3枚組だから、それよりはだけど…。
アルバムを出す毎に進化し続けた最終形がこのアルバムということだろう。 「HEART WORK EP」に収録された"THIS IS YOUR LIFE" "ROT`N'ROLL"を聴けば、この兆候を伺えることが出来る。 アモットが抜け、ビルもデスメタルへの興味が失せた。 そしてジェフとケンが解散後に結成したBLACKSTARは、このアルバムをさらに推し進めたロックンロール路線である。 それを考えればこの方向性(勝手にロックンロールデスと呼んでいるが)に疑問は感じないのではないだろうか。 個人的にはザクザクしたリフが気持ちよくて好きなアルバムです。カッコいいもんね!
SODOMANIAを自認する者ならば必聴の2枚目の最凶ライブアルバム。 アンディ、アトミックを擁する最強トリオに加えて、「GET WHAT YOU DESERVE」時のライブということで、とにかく壮絶! 特に昔の曲が格段に切れ味を増していて、アルバムVerはもう聴けなくなる剛速球ぶり!("Stalinhagel"とか)ホントこれは飽きないですね…。 もう廃盤だろうけど、見つけたら是非ゲットです。至福の80分弱を過ごせます…。 (未発表曲も2曲入ってるけどライブと区別つきません)
個人的には、2ndの次に好きなアルバムなんですけど、誰も書き込んでないということは、やっぱり評判良くないんですかね…。 バラードやミディアムテンポの曲が多いのは確かですが、メロディの質は高いので決して退屈することはなく、じっくり聴かせてくれます。 ヴィタリのピアノに乗せて、ジョンが優しく歌い上げる"YOU ARE MY HEART"の美しさや、格好良すぎる疾走チューン"RIDE LIKE THE WIND"(ホントいいね!)など聴き所が多いので、見直されて良い1枚ですよ。