2ndアルバム。このアルバムで早くもピートとクリスの方向性が分かれる。 メロディ重視になったピートと、あくまでパンク的アティチュードに拘るクリス。 曲のクレジットを見れば、それがハッキリと分かる。 バラード的な"Beautiful Day"や"This Is My Time"は、やはりクリスには受け入れられなかったんだろうなぁ。 程なくしてバンドは解散の道を選ぶのでした…。 ポップな"Pirouette"、"Back To The City"はかなりの名曲。シングルのカップリング曲もいい曲揃いなので、探して聴いてみて!
個人的には、2ndの次に好きなアルバムなんですけど、誰も書き込んでないということは、やっぱり評判良くないんですかね…。 バラードやミディアムテンポの曲が多いのは確かですが、メロディの質は高いので決して退屈することはなく、じっくり聴かせてくれます。 ヴィタリのピアノに乗せて、ジョンが優しく歌い上げる"YOU ARE MY HEART"の美しさや、格好良すぎる疾走チューン"RIDE LIKE THE WIND"(ホントいいね!)など聴き所が多いので、見直されて良い1枚ですよ。
ハンサムな兄ちゃんばかりをバックバンドに従えた、スカンクワークス名義のアルバム。 所謂オルタナと言って良いんだろうか。やっぱりブルースの声はメタル向きだなぁと再認識するのでした。 曲自体は、特に耳に残るわけでもないのだが、"BACK FROM THE EDGE"みたいならしさの出た曲もあり、良い出来だとは思いますよ。
アルバムを出す毎に進化し続けた最終形がこのアルバムということだろう。 「HEART WORK EP」に収録された"THIS IS YOUR LIFE" "ROT`N'ROLL"を聴けば、この兆候を伺えることが出来る。 アモットが抜け、ビルもデスメタルへの興味が失せた。 そしてジェフとケンが解散後に結成したBLACKSTARは、このアルバムをさらに推し進めたロックンロール路線である。 それを考えればこの方向性(勝手にロックンロールデスと呼んでいるが)に疑問は感じないのではないだろうか。 個人的にはザクザクしたリフが気持ちよくて好きなアルバムです。カッコいいもんね!