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アゴ 勇さんの発言一覧(評価・コメント) - 時系列順 201-278

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アゴ 勇さんの発言一覧(評価・コメント) - 時系列順 201-278

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CRYPTOPSY - None So Vile ★★ (2003-11-13 04:33:00)

地底人が地上界に向けて嘔吐しているかのごとき響きとパワーを持った名盤。
足下から聴き手の肉体を揺さぶるデスナンバーの数々。
フロ・モーニエの威力、いや意力か、が大爆発している。
大海底火山の噴火を想起させる作品。


EMPEROR - Prometheus: The Discipline of Fire & Demise ★★ (2003-11-12 07:39:00)


どくいりきけん きいたらしぬで


DEPRESSIVE AGE - Lying in Wait ★★ (2003-11-09 22:26:00)

ドイツの変態バンドの2nd。
全体的に音はラウドでヘヴィなのだが、そこいらのスラッシュ&パワーメタルバンドと決定的に違うのが、ヴォーカルメロディにあると思う。
どう考えても尋常じゃないこのメロディライン。
しかもヴォーカルの声質が浮遊するようなハイトーンということもあってますます妖しい。
このヴォーカルメロディが「すっ」と心に入り込んだか、「なんや、コレ」となるかで、このバンドの評価が真っ二つに別れると思う。
自分は勿論前者のケースだった。
個人的には非常に惜しいバンドだったと思う。


DEPRESSIVE AGE - Symbols For The Blue Times ★★ (2003-11-09 22:15:00)

3rd。
1st、2ndから更に一層スラッシュという色を退色させて、独特の世界へ一歩踏み出した音世界が堪能できる。
絶対に世界の人気者にはなれない音世界だけど、メジャーに飲み込まれないように一生懸命踏ん張っている人達には、諸手を挙げて歓迎されるバンド。
意外にオルタナ・ファンにもウケるかも知れない。


DEPRESSIVE AGE - Electric Scum ★★ (2003-11-09 22:08:00)

4th。
ヨーロッパのバンドらしい物憂げな雰囲気とプログレッシヴな香りがアルバムに満ち溢れており、ただのメタルではない独自のメタルが楽しめる。
バックのクリーンな音作りとヴォーカルのクセが何となく耽美的な世界を連想させて、ただのHMアルバムとは違った趣を出しているのも好感を持てる。
万人には薦められないが個人的には◎。


DEPRESSIVE AGE - First Depression ★★ (2003-11-09 22:01:00)

ドイツの個性派スラッシュメタルバンドの1st。
ドイツとは言っても、統一以前で言うところの旧東ドイツの出身であり、
それだけでも非常に珍しい存在に違いない。
分厚くクランチの利いたリフを乗せて疾走するところはスラッシュなのだが、
陰気でアクの強いメロディや大胆な展開を見せる楽曲が強いインパクトを残す。
全体の退廃的な雰囲気を際立たせているのが、独特の抑揚を持ったヴォーカル。
アンニュイであったり爬虫類的であったり、時にはヒステリックでもあるそのエキセントリシティに富んだ歌唱はバンドサウンドと一体になって唯一無二の個性を生み出している。


YES - Relayer ★★ (2003-11-07 02:14:00)

リック・ウェイクマンが脱退、スイス出身のパトリック・モラーツが加入した唯一の作品。
モラーツはほぼ完璧にウェイクマンの脱けた穴を埋める健闘を見せているどころか、技術的には前任ウェイクマンよりモラーツの方が上だということを証明している。
全3曲収録。3曲とも素晴らしいが、メタルフリークには是非、2曲目のSound Chaserを聴いてもらいたい。
恐らくYES史上、最もメタリックでヒステリックな曲だと思う。
この曲はRUSHもDREAM THEATERもTOOLも、そしてYES自身もライヴで再現することは難しいのではないだろうか。


KING CRIMSON - Red ★★ (2003-11-07 01:55:00)

オリジナルクリムゾン最後の作品。
全体にヘヴィで荘厳な雰囲気に満ちており、各人が生み出す複雑なリズムが一体化した時に感じられる陶酔感が最高に素晴らしい。
各メンバーの演奏の充実振りも素晴らしく、危なげな美の世界を極限まで表現し切っている。脱帽。


The Jimi Hendrix Experience - Axis: Bold as Love ★★ (2003-11-07 01:43:00)

攻撃的なギターサウンドが宙を舞い、サイケデリックな空間を作り出してる。
黒人社会から飛び出しロックに取り組んだ彼の音楽がドラッグというフィルターを通し如実に浮かび上がる。
Little Wingはエリック・クラプトンにカヴァーされ、If Six Was Nineは映画「イージーライダー」でも使用された。
ワウワウを利かせたノイジーなギターと共に、彼の存在自体が万人の度肝を抜く。強烈。


HUMBLE PIE - Performance: Rockin' the Fillmore ★★ (2003-11-07 01:32:00)

HUMBLE PIEの初のライヴ作品。
ライヴバンドとしての本領を、ロックの殿堂、フィルモアイーストで発揮。
Stone Cold FeverやI Don't Need No Doctorのエネルギッシュな展開は、まさに名演。
これを最後に脱退したピーター・フランプトンのギターも、ここでは強烈な印象を与えてくれる。


RORY GALLAGHER - Stage Struck ★★ (2003-11-07 01:25:00)

故ロリー・ギャラガーの魅力が十分に発揮されるのは、やはりライヴだと思う。
そんなことを改めて納得させてくれる一枚。
ロリーのライヴアルバムは、本作で3枚目だと思うが、マニアの人達からすればベストな選曲じゃないかもしれないが、
名演という点では本作の仕上がりがピカイチじゃないだろうか。


DEEP PURPLE - Stormbringer ★★ (2003-11-07 01:14:00)

リッチー・ブラックモアが余り評価していないことで有名な作品。
しかし、アップテンポのStormbringer、Lady Double Dealer、
本作以前のパープルでは耳にすることの出来なかった、哀愁漂うThe Gypsy、美しいスローナンバーSoldier Of Fortune、
グレン・ヒューズのヴォーカルとリッチーのギターが化学反応している、隠れた名曲Holy Manなど、作品の質が非常に高い。


DEEP PURPLE - Deep Purple ★★ (2003-11-07 01:01:00)

第1期パープル最後のアルバム。
前2作で聴かれたポップス色は薄れ、クラシカルなアレンジが全面に出てきている。
中でもAprilは12分にも及ぶ3部形式の組曲で、当時、彼等に対して形容されていたアートロックという言葉の所以を感じることが出来る。
個人的にオススメはハープシコードの音色が美しい2曲目のBlind。


MOUNTAIN - Nantucket Sleighride ★★ (2003-11-07 00:49:00)

文句なしにMOUNTAINの代表作。
ライヴのハイライトにもなったというタイトル曲を筆頭に、
故フェリックス・パパラルディによるクラシックのアイデアを原理にしたサウンドは、
まさしく彼等ならではのものだったと思います。
ハードロックの極地を表現した名盤。


I MOTHER EARTH - Scenery & Fish ★★ (2003-11-06 19:39:00)

2nd。
相変わらず一筋縄ではいかない魅力があります。
1stよりサウンドが若干へヴィな印象。
何と言っても注目曲は、セーソクも大絶賛した、ラストに収録されているEarth,Sky,&C.です。
この曲の中にバンドの迫力・緊張感・構成力・表現力など、すべてが詰まってます。
筆舌に尽くしがたいというか、尽きてしまいそうです。
この1曲のために、本作を買っても損はしないと思います。
カナダ出身という土地柄によるものだろうか、アメリカのバンドには無い表現力の爆発が感じられます。
パーカッションやハモンドオルガンもイイ味出してます。


I MOTHER EARTH - Dig ★★ (2003-11-06 19:18:00)

デビューアルバム。
この作品の発表当時、グランジ扱いしていた雑誌があったが、とんでもない間違いだ。
確かにSOUNDGARDEN的な混沌とした側面もあるが、このバンドの根底にあるのは、
SANTANAやLED ZEPPELINである。
そういった70年代サウンドを現代的解釈をしている。しかも、演奏技術がDREAM THEATER並みに高い。
表現多彩なギター、つぶやき、咆哮をあげるヴォーカル・・・何もかも最高級のレベルです。
3曲目のRain Will Fallは名曲です。6曲目のProductionのベースイントロは必聴です。


DAMN THE MACHINE - Damn the Machine ★★ (2003-11-06 12:43:00)

元MEGADETHでギターを弾いてたクリス・ポーランドが結成したバンド。
元MEGADETHということでスラッシュを期待するかもしれないが、スラッシュメタルではない。
ミドルテンポで音が少なく、音に隙間があるヘヴィメタルです。
時折見せるリズムチェンジが楽曲に面白味を持たせているのが特徴。
激しくも、どこかもの悲しい楽曲が多いです。
荒涼とした大地をイメージさせる殺伐とした雰囲気がありますね。
当時、既存のメタルにこういうタイプのバンドは、ほとんど存在しなかった。
アルバム1枚で散ってしまったのは残念。


THE BEYOND - Chasm ★★ (2003-11-06 12:08:00)

メロディが向上、音楽性がさらに広がり、凄みの増した2nd。
このバンドはプログレッシヴといっても、DREAM THEATERクローンの多い現在のプログレメタルシーンでは明らかに異質な存在でした。
プログレとグランジの融合です。
乱暴な言い方をすれば、超絶技巧を持ったNIRVANAのような音楽性です。
リズム隊にギターだけの演奏ですが、プレイヤー全員が個性的且つクレバーで、
音の隙間に知性が滲み出ているかのようです。
聴けば聴くほど発見があって楽しくなってきます。ホント飽きない。
刻むギターと手数の多いリズム隊の上でメロディを担当するのはヴォーカル一人。
でも、変拍子だろうが、ビヨンビヨンと跳ねるギターが頑張っていようが、それをねじ伏せるかのようにヴォーカルが個性的なメロディで横たわる。
ちゃんと歌心もあり、聴いていて疲れません。
この2ndはインスト部分からヴォーカルラインが全く予測できない曲が多く、刺激的です。


THE BEYOND - Crawl ★★ (2003-11-06 11:51:00)

英国出身。1st。
スラッシュや、モダンへヴィネス、プログレッシヴ、アヴァンギャルドといった音楽的なバックグラウンドが見え隠れしますが、
それらを昇華し独自の音楽性を打ち出してます。
言わば真の意味でのプログレッシヴ(進化的な)メタルバンドかも。
重く、しかし素早い変化を見せる曲構成。
まるでビル・ブラッフォードがメタルをプレイしてるかのように、
複雑で手数の多いドラミングは、留まることなく次々と変化していく。
英国出身らしい知的なヘヴィロック。
突き刺さるような荒涼とした世界が見えてくるような個性的なヴォーカル。
研ぎ澄まされたナイフのようなリフを掻き鳴らすギター。
目立たないがこれまた複雑なフレーズを弾いているベース。
そして、高速で変化しつづけるドラム。
孤高で薄幸のバンドでした。


JUDAS PRIEST - Sad Wings of Destiny ★★ (2003-11-06 11:13:00)

70年代後半に伝統的ブリティッシュハードロックのサウンドとマインドを継承した2nd。
静から動へのドラマティックな展開、ツインリードを生かした立体的なリフパターンの確立など、
今日のへヴィメタルに直接関わる重要なテーマが披露されている。
「PAINKILLER」とは別の意味でヘヴィな作品。
3曲目のバラードDreamer Deceiverのラストはいつ聴いても痺れる。


SLAYER - God Hates Us All ★★ (2003-10-22 22:19:00)

原点回帰、世の中のマイナスイメージを可能な限りまで濃縮した好盤。
活動キャリアが長い分、焦点がぶれてしまいそうなこの時期に、
直球勝負な内容のアルバムをリリースできること自体スゴイことだと思う。


KREATOR - Cause for Conflict ★★ (2003-10-14 18:40:00)

ドイツが誇る3大スラッシュメタルバンドの'95年の作品。
ミレ・ペトロッツァのヴォーカルは低音が強調されていて迫力充分。
だが、ミレのヒステリックにシャウトする箇所が、
子役俳優だった頃の松田洋治がドラマで興奮状態になった声に著しく酷似していたので、
かなり心配しました。
どの曲も格好良いし、最近のデスメタルと比べても遜色はない。


URIAH HEEP - Salisbury ★★ (2003-10-14 18:12:00)

のっけから分厚いハモンドオルガンと美しいハーモニーのBird Of Preyで始まる。
一発でヤられる。
「何故ブリティッシュロックが好きなんだろう?」と考えてみた。
そうだ、アノ発音によるヴォーカルが好きなんだ、と思った。
明るい曲を演奏しても決して明るくなりきれない、湿っぽさと埃っぽさ。
英国の田園風景や古い街並みを想起させる叙情性・・・。
それらがこの作品で堪能できます。


DANZIG - Danzig III: How the Gods Kill ★★ (2003-10-14 17:48:00)

'92年発表、3rd。
グレン・ダンジグの声は発狂したエルヴィス・プレスリーのような、ある種異常な声である。
悪夢を見ているかのような曲の数々。
うたた寝しながら聴くと魔の世界に引きずり込まれるかもしれない。


DOOM - Killing Field ... ★★ (2003-10-14 17:36:00)

2nd。
複雑な展開の曲が多いアルバム。
全作品中で一番実験的と言える。
まだ未整理な部分が目立つが、次作「COMPLICATED MIND」で全てが実を結ぶ。
故・諸田コウの超人的なベースの運指は必聴。


MESHUGGAH - Destroy Erase Improve ★★ (2003-10-06 01:32:00)

奇妙に屈折した音楽性を持つバンド。
聴き所は、ジャズに影響を受けた独特のスケーリングと奏法を持ったギターと、
変幻自在のリズムパターンを叩き出しながら、個性を主張するドラムですね。
CYNICの「FOCUS」にハマった方は是非!
あのTOOLとのツアーで全米ブレイクなるか!?


METALLICA - Master of Puppets ★★ (2003-10-06 00:15:00)

ファーストからリアルタイムでこのバンドを愛聴していたが、
このアルバムでブレイクした時は、何だかとても誇らしげな気持ちになった。
こんな高揚した気分になったのは、後にも先にもなかった。
しかし、それ以上にこのアルバムは、スラッシュメタルという当時としては極めて特殊なジャンルの形をかりて、
送り手METALLICAと受け手METALLICAファンの強い絆を、見事に音楽として描写した作品ではなかろうか。
このアルバムをきっかけに音楽は音学でもあるんだなと思った次第。


DEATH ANGEL - Act III ★★ (2003-10-05 23:29:00)

DEATH ANGELの変化を代表させることが可能な'90年作、3rd。
③Veil Of Deceptionや⑥A Room With A Viewのイメージの広がりは、素晴らしく詩的ですらある。
奇術楽団的な⑤Discontinuedもイイです。
1stに比べたら衝撃性は減ったけど、演奏は充実しており、アルバムの重要性も何ら劣ってはいない。


MEGADETH - Countdown to Extinction ★★ (2003-10-05 23:10:00)

'92年発表、5th。
このアルバムは、以前の作品とハッキリ違いがあり、
リズムの強調された演奏がバックに付き、
サウンドプロダクションもクリアーで緻密です。
Skin O' My Teeth、Symphony Of Destruction、High Speed Dirt、Ashes In Your Mouth等はいずれも余裕すらうかがわせる楽曲。
個人的に大好きなThis Was My Lifeは美しく、胸に響く曲。
全体的にこのアルバムは、フッ切れたデイヴ・ムステインとMEGADETHが堪能できる。
しかし、この後ムステインが再びドラッグを・・・。


VOIVOD - The Outer Limits ★★ (2003-10-05 22:44:00)

オマケで謎の3Dメガネが付いていた。
ヘヴィメタルの視点で独自のプログレッシヴロックを作り上げた孤高のバンド。
この作品こそ、彼等が標榜していたニュークリアメタルなのかも。


WARRIOR SOUL ★★ (2003-09-19 03:40:00)

Kamikoさん!書き込みありがとう!
何かすごく嬉しいです。
コリー・クラークの歌ってセクシーなんだけど、薄気味悪くて、
詩的なんだけど、美しくないんですよねぇ。
セックスや死や超越を暗示する表現が、ふんだんに使われているのが魅力でしょうか。


WARRIOR SOUL - Chill Pill ★★ (2003-09-19 03:06:00)

4th。
駄作扱いされていますが、優れた詩と優れた音楽の、高度な、今にも爆発しそうなエネルギーを秘めた融合を目指した作品です。
だが、こうした概念も、日本はおろか、本場アメリカ聴衆にも少しも理解されなかった。
このバンドは、センセーショナリズム満載で、アメリカでは宣伝しやすく、ブレイク必至だと思っていたのだが・・・。


WARRIOR SOUL - The Space Age Playboys ★★ (2003-09-19 02:45:00)

このWARRIOR SOUL最終作は、バンドの特徴だったドンヨリ成分を排除したストレートなロックが聴ける。
NIRVANAよりも攻撃的でありながらポップで、コリー・クラークのザリガニみたいな声も健在。
相当個性的な音だ。
この路線で続けてくれればよかったのだが、あえなく解散。


MISFITS - Walk Among Us ★★ (2003-09-19 01:59:00)

未発を含めると2作目にあたるが、
これが実質的なデビューアルバム。
オリジナルはピンクカヴァー。
ジャケットを見ても判るように、グレン・ダンジグは本当に故ジム・モリスンに似ている。
USパンク史上に輝く一家に一枚の大傑作。


CHILDREN OF BODOM - Hate Crew Deathroll ★★ (2003-09-19 01:41:00)

今年はMETALLICAやIRON MAIDENが傑作を発表してるが、
年末に「今年のベストアルバムは?」と訊かれたら、
多分、この作品をチョイスするでしょうね。
購入してから半年以上経つが、未だに聴いてて飽きない。
アレキシ・ライホはギタリストとしてもそうだが、ソングライターとしてももっと評価されていい筈です。


DESTRUCTION - Release From Agony ★★ (2003-09-19 00:57:00)

KREATOR、SODOMと並ぶドイツの代表的スラッシャー。
シュミーア、マイク、ハリー、トミーの四人の見分けが付かなかったコトで有名。
原因はモズの巣のような不思議な髪型にあった。
何故、四人揃って同じ髪型にする必要があったのかは知らないが、
誰か一人が最初に頭にモズを飼おうと思い付いて、実際そうした時に、
他の三人が「それ、いい」と真似をしたとしか考えられない。
当時は悪魔的なイメージからブラックメタルと言われていたが、
問答無用の純正インテレクチュアルスラッシュで、DESTRUCTIONの最高傑作。
野鳥にも優しい連中だった。


MEGADETH - Killing Is My Business... and Business Is Good! ★★ (2003-09-19 00:29:00)

発売当時、B!誌のレビューで有島に41点を付けられたデビューアルバム。
録音状態はすこぶる悪いが、初期3作品の中では、実は一番判り易くて聴きやすい内容。
クリス・ポーランドはジャズ系ギタリストだが、
技術や音楽センスはこの時代のギタリストの中でも個人的に五本の指に入る。
誰それ?と言われてしまうヒトのままで終わってしまった。
もし彼がMEGADETHに残っていたら・・・と考えると興味は尽きない。


DIAMOND HEAD - Canterbury ★★ (2003-09-19 00:13:00)

どこか不思議なメロディー。
全くヘヴィな音作りじゃないのに、聴いていると重苦しい気分になる。
ヘヴィメタルというジャンルも不要な英国らしい音。
彼等に影響を受けたラーズ・ウルリッヒやデイヴ・ムステインが、
このアルバムをどのように捉えているのか非常に興味がある。


LOUD - Psyche 21 ★★ (2003-08-30 05:56:00)

妖しいバンドである。
実に耽美的で妖しい。
ポジティブ・パンクあたりから派生したHM/HRサイドにより近い音を出している。
中途半端な立場のバンドだったが、ちゃんとリズムにリフ&メロディを
乗せて聴かしてくれるのが嬉しい。
このアルバムは激しく、メロウでもあり、とにかくドラマティックな展開が多い。
HMフリークにも充分アピールするものがある。


WARRIOR SOUL - Salutations From the Ghetto Nation ★★ (2003-08-30 05:37:00)

ヴォーカリスト、コリー・クラークの情念の歌世界が堪能できる3rd。
全編に異常に高い緊張感があり、音楽性は一貫して硬派でパンキッシュ。


TYPE O NEGATIVE - October Rust ★★ (2003-08-30 05:25:00)

いや、いいですよ、このアルバム。
この閉塞感といい、
脱力感といい、
虚脱感といい、
浮遊感といい、
妖しさといい、
けだるさといい、
妖艶さといい・・・
こんな音世界があってもいいと思います。
一聴して感じたのは、
すごく女性的なアルバムであるということ。
ただし、甘い存在としての女性ではなく、
むしろ陰湿な女性・・・
そんな印象のアルバムです。
こんな憂鬱なアルバムを聴いているにも関わらず、
物凄いクリエイティブな気分になれます。
不思議です。


MORDRED - In This Life ★★ (2003-08-30 04:59:00)

ファンクの魅力って何だ?
個人的にはあの変化に富んだリズムだと思う。
ベイエリアから出てきたこのごった煮バンドは、
ファンクの要素を取り入れた躍動感に溢れるリズムに、
キレのあるギターリフを乗せ、
ギターソロでは伸びやかなメロディを聴かせてくれる。
このバンドの魅力はそのごった煮のバランスにあり、
その両方の音楽の魅力をスラッシュメタルという、
強烈な音の上で表現してくれるところにあると思う。
特にこの2ndアルバムは見事!


THOUGHT INDUSTRY - Outer Space Is Just a Martini Away ★★ (2003-08-30 04:41:00)

全編で聴くことのできるブリブリしたベースと、
オフロードリズムの源のドラムスは、ホントかっこいい。
このバンド魅力は、爆裂する感性がそのまま音になってしまった部分が挙げられるが、
それと同時に基本路線は非常にインテリジェンス溢れる楽曲の数々であります。
全盛期のFAITH NO MOREが、思いっきりスラッシュを演奏した感じか。
これも名盤。


THOUGHT INDUSTRY - Mods Carve the Pig: Assassins, Toads and God's Flesh ★★ (2003-08-30 04:25:00)

このアルバムの端的な特徴は、荒れ狂うリズムと、
一瞬の隙に見られる物悲しいメロディが、
紙一枚の厚さを隔てた距離に存在しているところ。
融合してはおらず、隔てて存在しているのが特徴か。
「怖いもの見たさ」のバンド群のひとつに
片付けられてしまいそうなバンドではあるが、
曲中に出てくる「ハッ」とするような展開、
一瞬の美しさを聴き逃さないでほしい。
これも名盤。


THOUGHT INDUSTRY - Songs for Insects ★★ (2003-08-30 04:06:00)

個性的なバンドと、ヘンなバンドは紙一重。
自分はそんな混沌に満ちたこのバンド大好きです。
何が出てくるか解らない奇想天外な曲のオンパレード。
メロディよりもオフロード走行なリズムを堪能して頂きたい。
存在感ありすぎ。名盤。


TROUBLE - Plastic Green Head ★★ (2003-08-08 02:35:00)

6thアルバム。
メジャーレーベルからドロップアウトし、インディーズから発表。
このアルバムを最後にバンドは解散。
ダイナミックなパワーがある反面、繊細さ、緻密さも兼ね備えている。
バンドとしてまとまった集合体という音が、緊張感を漂わせ、緊迫した状態に聞き手を引き込んでしまうところにTROUBLEの凄みがある。
動から静への転換も効果的です。見事。


TROUBLE - Manic Frustration ★★ (2003-08-08 02:18:00)

5thアルバム。
この作品も捨てがたい。
ヘヴィロックの熱気があり、親しみやすいギターのツインリードのハモリやサイケな感覚を武器とし、ただのありがちなヘヴィロックバンドとは違う、リアルへヴィロックミュージックを確立した。
アルバム全般に線の太い、パワー満開の音&サウンド。
この作品が当時のアメリカで、鳴かず飛ばずだったのが不思議でしょうがない。


TROUBLE - Trouble ★★ (2003-08-08 02:09:00)

4thアルバム。
個人的には最高傑作じゃないかと。
ドラマティックな展開とスケール感に溢れた独自のTROUBLEサウンドを確立。
この作品からヘヴィロック志向を強めている。
彼等のこうした急激な成長の陰には、この作品のプロデューサーを務めたリック・ルービンの存在が大きく関与していると思われる。


KINGSTON WALL - III: Tri∞Logy ★★ (2003-07-13 01:44:00)

3rdアルバムでこのバンドのラストアルバム。
サイケデリック色がかなり強くなっており、全体的にサイケデリックがかったハードロック的な印象。
曲によってはパンクロックにも通ずるプリミティヴなパワーの放出が見られる。
整合感のあるサウンドではないが、そのパワーと裏に潜んだカルト性からHR、プログレ、サイケなどが好きな方には是非聴いてほしいです。
このバンドがリリースした3枚のCDの裏ジャケットは全部同じですよ。


KINGSTON WALL - I ★★ (2003-07-13 01:28:00)

1stアルバム。
このバンドの作品で最初にお奨めしたいのは2ndなんですが、この作品も素晴らしいのです。
曲構成、展開面で'60年代プログレ的な、がさつさが表面に出てしまい、やや難があるが、独特のサウンドは聴く者を彼等の世界に引きずり込むだけのパワーは充分に持ち合わせています。


DOOM - Incompetent... ★★ (2003-07-13 00:54:00)

自分が日本のメタルバンドで好きなのは、OUTRAGEとDOOMだけです。
諸田コウ氏がフレットレスベースを弾いてることが、頻繁にクローズアップされるが、それ以前に特筆すべきは諸田氏の個性的で特異なベースフレーズの数々だった。
全11曲収録。捨て曲無し。すべての曲にインパクトがある。
諸田氏の死は本当に残念だ。こんなベーシスト二度と出てこないだろう。


TOOL - Ænima ★★ (2002-12-24 05:01:00)

まるで歌と音を通して時代と社会を鋭く切り取っているようだ。
時代の危うさを暗示している。刃先の上で辛うじてバランスしている社会の状況を暗示している。
メンバーひとりひとりの主張を認めた個の部分と、逆にバンドとしてまとまった集合体という二つの音がある。
メンバー各自がTOOLという集合体を意識しながらも、いかに自己主張をするか、といったことが本作から表れていますな。
一歩間違えばバラバラに分解してしまうところを、ギリギリでつなぎ止めている緊張感が漂う。
その緊迫した状態に聴き手を引き込んでしまうところにこのバンドの凄さありますなぁ~。


ARCH ENEMY - Wages of Sin ★★ (2002-12-24 04:41:00)

スピード感がある反面ラフさも目立った今までの作品と比べると、洗練の度合を深めた1枚。
アンジェラ・ゴソウのヴォーカルは賛否あるようだが、この作品を聴いていて、それが彼女のルックスと重なる時、独自のパワーと色気を感じさせてくれる。


KING CRIMSON - Starless and Bible Black ★★ (2002-12-24 04:15:00)

メンツ的にも、全体のコンセプトから言っても、このアルバムと前後のスタジオ作「LARKS' TONGUES IN ASPIC」「RED」は、ひとくくりに考えていいでしょうな。
ジェイミー・ミューアが脱退してしまい、奔放なリズムのバトル的な面白味は薄れてしまったが、ヴォーカルナンバーを除けば、やはり互いに襲いかかるようなインタープレイに終始するとこが魅力ですな。


QUEEN - Queen II ★★ (2002-12-24 04:01:00)

個人的に、最も思い入れ深い作品。
初期の彼等の音楽的特徴として、ハードロックをベースにしながらも凝りに凝った目まぐるしい曲展開や、コーラスハーモニーの多用があるが、その路線の集大成がブラックサイドと題されたB面(CDだと6曲目から)の流れだろう(A面はホワイトサイド)。特に「Ogre Battle」のクライマックスで、演奏が消えて裏声の分厚いコーラスが「COME TO OGRE BATTLE」とシャウトする部分など、何度聴いてもカッコいい!


BLACK SABBATH - Black Sabbath ★★ (2002-12-24 03:39:00)

黒魔術崇拝というヨーロッパならではの宗教的カラーをバンドのイメージとして取り入れたデビューアルバム。
こういったイメージ創りは現在のへヴィーメタルバンドに大きな影響を与えた。
ちなみに発売日が2月13日金曜日というのは偶然だったというのが凄い!


FREE - Highway ★★ (2002-12-24 03:30:00)

オリジナルメンバーによるFREEのファイナルアルバム。
全体的にR&Bのノリを取り入れ、アンディー・フレイザーのベースラインにはファンキーなニュアンスさえ感じられる。
シングルにもなった「Ride On A Pony」はその好例。
「Be My Friend」はバラードの名曲。
絶頂期のFREEのアルバムだが、何故か過小評価されている作品。


KING CRIMSON - Larks' Tongues in Aspic ★★ (2002-12-24 03:15:00)

別名後期クリムゾン。YESからビル・ブラッフォード、FAMILYからジョン・ウエットンらを迎え、サウンドは男性的なパワーの爆発を見せる。ジェイミー・ミューアの変幻自在なパーカッションプレイや繊細なベールのようなデヴィッド・クロスのヴァイオリンプレイが特筆に値する一枚!


WARRIOR SOUL - Last Decade Dead Century ★★ (2002-12-17 12:34:00)

衝撃のデビューアルバム。
THE DOORSのお洒落な雰囲気を90年代的解釈でちょっと違った形でアプローチしている。
フランスとかイギリスの殺伐とした風景の中で、ピエロが道化しているような雰囲気。
ただ、歌詞は社会への問題性とか、人間に対する内省などを提示していて、シリアスですな。


WARRIOR SOUL - Drugs, God and the New Republic ★★ (2002-12-06 22:04:00)

セカンドアルバム。メタル版DOORSと当時言われていたっけ。
大手ゲフィンレコードと契約し、マネージメント会社はあの名門Qプライム。
METALLICAの前座にも起用された。
そんな彼等が、何故、ブレイクできなかったのか、未だに理解できない・・・。


MEGADETH - Peace Sells... But Who's Buying? ★★ (2002-12-06 21:19:00)

この時代のデイヴ・ムステインは「こいつ、気が狂ってんじゃないか?」と思った。
悪態の数々、我儘の極致、自分勝手なゴタク、矛盾だらけなインタビュー・・・。
このセカンドアルバムを聴いてると、ムステインの中にそういった「ミュージシャンの狂気」を感じます。


ALICE IN CHAINS - Dirt ★★ (2002-12-06 21:04:00)

世を拗ねてるというか、世の中斜めに見ている厭世的なところが、このバンドの大好きな部分です。最初聴き始め頃は「威圧系」だったんですが、聴き込むうちに「癒し系」になりました。
R.I.P.レイン・・・。


PANTERA - Vulgar Display of Power ★★ (2002-12-06 20:19:00)

予定調和に満ちたヘヴィーメタルには未来がないと思ったのか、彼等は彼等で勝手に新しいメタル像を創りあげてしまった!
時代や流行に流されず、自ら時代を創りあげたエポックメイキングな一枚!


MEGADETH - Rude Awakening ★★ (2002-12-06 20:03:00)

過去の歴史が自然な形で消化されていく名曲の数々。
おそらく、今のムステインは美味くも不味くもない状態なんだろう。
ただ、すべての出来事を胃の中に流し込み、全身の力が抜けてしまっている頃で、何もかもどうでもよくなってしまったのか・・・。
久し振りに聴いた。ヴォリュームを目一杯上げて。
DVDもスゴイぞ!


MEGADETH - Rust in Peace ★★ (2002-12-06 19:34:00)

マーティー・フリードマンは、やっぱり非常に素質があって、勘がよくて、ギターの音色も特徴があったから、彼がMEGADETHに加入して、その存在感というものを本作で聴いた時に、外タレのギタリストとしてはバタくさいというか、それだけに何かオリジナリティーを感じました。名盤です!


SLIPKNOT - Slipknot ★★ (2002-11-23 00:03:00)

やっぱり、今は自分達の時代だという気持ちでノリにノってるバンドのやることって、聴き手も無条件でついてくる土壌がすでにできあがってる。いい加減なことをやっていても、練りに練ったものが後から残るし、どんどん本物志向になっていく。本物に近づいて重みが出過ぎないようにバランス良く軽いものもちゃんとやってるところも、このバンドの凄いところだ。


OZZY OSBOURNE - Blizzard of Ozz ★★ (2002-11-22 20:29:00)

ランディー・ローズの衝撃・・・。
今はベースを弾いてる俺ですが、最初はギターでした。
ランディー・ローズには影響というか、啓蒙されましたね。


UFO - Walk on Water ★★ (2002-11-22 20:00:00)

リッチー・ブラックモアがRAINBOWを再結成させ話題を独占したのに対し、リユニオンUFOはあまり注目されなかった。
正直、自分もあまり期待していなかった。が、このアルバム・・・。
全盛期に匹敵する出来です。リメイク2曲が余計に思える程ですね。


UFO - Force It ★★ (2002-11-22 19:50:00)

マイケル・シェンカーのギターも勿論素晴しいが、ベーシストのピート・ウェイがカッコイイですよね。1曲目の「Let It All」からラストの「This Kid's~Between The Walls」まで守りと攻めの調和が素晴しいです!


SLIPKNOT - Iowa ★★ (2002-11-22 12:06:00)

新しい人気者は常に求められている。
BLACK SABBATH、JUDAS PRIEST、IRON MAIDEN、METALLICA、MEGADETH、SLAYER、PANTERA、そして今はSLIPKNOT・・・。
僕はSLIPKNOTの成功の秘密は、覆面を被ることをビジネスとして割り切り、徹底して有利に演出し、その作戦が当たったからこそ、今日のSLIPKNOTが存在すると思ってた。
しかし、それは違った。
楽曲がいいのだ!「IOWA」の中では5曲目の「Everything Ends」がグッとくるではないか!


TOOL - Lateralus ★★ (2002-11-22 10:57:00)

まったく、とんでもないアルバムだ。
TOOLのメンバー達は良いかも知れないが、我々、聴衆こそよい面の皮、知った顔で拍手はしているものの、内容は理解できない次元のものになっている。
だが、私は言いたい!
この演者と聴衆との乖離が、TOOLというバンドの魅力につながっているのですよ!
彼等の名演・名唱は、何百回くり返し聴いても、変わらぬ感動を与えてくれるだろう!
では。


MEGADETH - Youthanasia ★★ (2002-11-21 11:10:00)

MEGADETHのアルバムは全部好きな俺ですが、中でも一番好きな作品はこれ。
3曲目の「Addicted To Chaos」はスゴイ名曲だと思うんですけどね。


QUEENSRYCHE - Rage for Order ★★ (2002-11-21 11:03:00)

「OPERATION:MINDCRIME」アルバムも確かにスゴイが、最初に一聴したときのインパクトは、この作品の方に軍配があがりますね、個人的には。


VOIVOD - Dimension Hatröss ★★ (2002-11-21 10:53:00)

最初はとっつきにくいかもしれないが、ハマルと抜け出せなくなります。不可思議なギターフレーズやリフの数々・・・当時のMEGADETHと並んで、インテレクチュアル・スラッシュの名盤です。


IRON MAIDEN - Killers ★★ (2002-11-15 18:37:00)

ディアノ時代のIRON MAIDENはメタルであり、プログレであり、尚且つハードコアでありました。ファーストとセカンドは今でも愛聴します!


IRON MAIDEN - Iron Maiden ★★ (2002-11-15 18:33:00)

ポール・ディアノ時代のIRON MAIDENの楽曲はすべて好きです!このファーストアルバムはStrange Worldが少し、好きになるのに、時間がかかった程度です。


CRIMSON GLORY - Transcendence ★★ (2002-11-14 23:27:00)

2曲目のRed Sharksのミッドナイトのヴォーカル・・・スゴイですよ!


QUEENS OF THE STONE AGE - Songs for the Deaf ★★ (2002-11-14 23:23:00)

いや~、素晴しいですよ!この作品!家でも職場でも車の中でも聴いております。いやぁ~、ホントいいですよ!