これはちょっと取っ付きにくいアルバムだと思いますが、ハマればハマると思います。 ①"The Great Deceiver"と②"Lament"、それと④"The Night Watch"の後半以外は、 すべてライヴレコーディングらしいです。しかも、ほぼ全部インストです(一部ヴォーカルが入りますが)。 それらの曲と、息をのむほど美しい⑤"Trio"は分かりやすい構成ですが、他の曲はなんとも形容しがたい。 大筋の流れはあるんでしょうが、終始ジャムってるような印象です。 曲としては掴みにくいが,この緊張感が良いです。ビル・ブルフォードのドラミングが実に素晴らしい。
出だしの「ペコ!」(←ギター)で,オッと思わされます。そしてメロディアスなリードギター,ヴォーカル。 その後の歌メロもバッキングリズムも非常に良く,ソロは手癖っぽいフレーズもあるが,有無を言わせぬ魅力。 で,静かになってから盛り上がり,「On the run again♪」へと。ここのバッキングギター,ヴォーカルも最高! うん、ドラマティックで、とにかく熱い!大好きな曲です。 初期のインギーは何でこんなにいい曲ばかり作れたんだろうか。